日本経済新聞の特報記事
http://www.nikkei.co.jp/topic7/pdf/080609_gougai1.pdf
http://www.nikkei.co.jp/topic7/pdf/080609_gougai2.pdf
殺人を行った加藤容疑者の経歴、犯行動機に繋がるような人生が、
明らかになってきた。
学生時代の写真やVTRが放送され、
視聴者は、加藤容疑者の人間としての部分を知ることになる。
会社の同僚もインタビューを受けていた。
殺害された方々も氏名が公表され、
加藤容疑者によって、突然閉じられることとなった、その方々の人生が、報道される。
女性の被害者の方は、音楽関係の会社に内定が決まっていてたそうだ。
亡くなられた方の遺体が運ばれるシーンや
被害者の男性のお父さんが、犯人を殺してやりたいと、テロップ付きで放送された。
視聴者にとって、この事件は、ニュースショーに変っていく。
事件現場での救助活動のエントリーでも書いたことだけど
事件と直接関係ない人にとって、事件は自分とは関係の無い
他人事のように映ることに、不安を持たざるを得ない。
実際に目の前で起きていることに対しても、自分とは関係ないと認識してしまうのだから、
TVに映る映像には、何のリアリティーも感じないのかもしれない。
大阪教育大附属池田小で児童8人が殺害されたのは、7年前の6月8日だった。
当時は、小学校の安全対策などについて、議論が繰り広げられた。
現在は、小学校にどのような安全対策が採られているかについて、
関心を持っている視聴者は、ほとんどいないのではないだろうか?
(もちろん、就学児童がいらっしゃるご家庭は、重大な関心があることだと思います)
政府では、
銃刀法の規制を強化することについて、町村官房長官から、発言があった。
今は、6cm以上のナイフ類を所持していると、違反になるみたいだ。
今回の事件では、殺傷能力の高い、サバイバルナイフが使われた。
刃渡りは、13cm(全体で23cm)
ただ刺すだけではなく、傷を広げて、殺傷能力を高める部分があるものだ。
特別な訓練を受けたことも無い、素人の男性が初めて使って、7人も殺害することが出来たことは、驚くべきことだ。
これまでも、刺殺事件があった際に、銃刀法の規制強化は、何度も繰り返し言ってきたことじゃないだろうか?
何も行われてこなかったのだろうか?
繁華街を歩いていると、警察官の職務質問に遭い、荷物を確認させて欲しいといわれたことがある。
警察では、ナイフを所持しているような格好をした人に対して、職質をかけているそうだ。
そのときの俺の格好は、登山用のリュックサックを背負い、レインパーカーと、完全にアウトドアスタイルだった。
ニュースコラムなどでは、オタクと称されるような人に対しても、比較的多く行われているそうだ。
でも、いかにも893みたいな人たちは、スルーしてる感じがする。
銃も持ち放題じゃない?
ここで問題となるのが、来年から開始する予定の
裁判員制度
この制度では、今回のような重大な(凶悪)事件を対象にしている。
加藤容疑者は、7人の方を殺害し、10人の方に重軽傷を負わせている。
現行の法律では、死刑は確実だと思う。
計画的な犯行を行っているので、精神に問題は無いだろう。
情状酌量の余地は、一般の人から見て、皆無だと思う。
判決を決める際に、有罪・無罪を決定することは、出来ると思いますが、
日本の裁判員制度では執行する刑についても、決めなければならないのです。
あなたは、加藤容疑者に、死刑の判決を下すことが出来ますか?
日本の裁判員制度の一番の問題点は、
一般国民を、国による殺人の共犯にしてしまうことだ。
死刑判決を行った場合、人を殺してしまう重責を裁判員が背負わなければならなくなる。
「それでは、死刑を廃止すればいいじゃないか」
という意見も出てくると思う。
でも、それじゃ、被害者の親族の方の感情を晴らすことが出来ない。
死刑にすれば、それで済むという問題でもない。
二律背反だね。
まだ、栽培員制度については、勉強不足で至らない点があります、ご容赦ください。