11日間にわたってフランスで開催されていた第61回カンヌ国際映画祭の閉幕式が25日夜に行われ、ローラン･カンテ監督の「Entre Les Murs(The Class)」がパルムドール(最高賞)に輝いた。「ENTRE LES MURS」はフランスの学生たちをドキュメンタリータッチで描いた人間ドラマ。フランス映画が同映画祭で最高賞を獲得するのは21年ぶりの快挙で、カンテ監督は原作者で主演も兼ねたフランソワ･ベゴドー､生徒役を演じた役者たち(多くが演技経験のない10代)と共に壇上に上がると喜びを爆発させた。
主な受賞結果は以下の通り。
･パルムドール「Entre Les Murs(The Class)」 ローラン･カンテ監督
･グランプリ 「Gomorra」マッテオ･ガローネ監督
･監督賞 ヌリ･ビルゲ･ジェイラン監督「Three Monkeys」
･男優賞 ベニチオ･デル･トロ「チェ原題)」
･女優賞 サンドラ･コルヴェローニ「Linha De Passe」
･審査員賞 「Il Divo」パオロ･ソレンティーノ監督
･脚本賞 ジャン=ピエール＆リュック･ダルデンヌ監督「ロルナの沈黙(原題)」
･カメラドール 「Hunger」スティーヴ･マックィーン監督
･短編パルムドール 「Megatron」
アメーバニュース
http://news.ameba.jp/hollywood/2008/05/14143.html
ハリウッドチャンネルより引用
残念ながら、日本人監督の作品、日本が制作に参加している作品は、パルムドール派取れませんでした。
ただ、黒澤清監督の「トウキョウソナタ」が「ある視点」部門の次席にあたる審査員賞を受賞しました。