ホタル帰る―特攻隊員と母トメと娘礼子/赤羽 礼子
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出版社/著者からの内容紹介
体験者が語る感動の物語

1945年6月、出撃の前夜、特攻隊員の宮川軍曹は「小母ちゃん、死んだらまた小母ちゃんのところへ、ホタルになって帰ってくる」と鳥浜トメに言い残して鹿児島県知覧基地から出撃していった。ところがその夜、トメの家に、本当に一匹のホタルが入ってきたのである。この本の題名はこのエピソードからとられた。
軍の指定食堂を経営する鳥浜トメは長女の美阿子と次女の礼子とともに、出撃する特攻隊員を暖かく迎え、送りだした。隊員たちもトメを実の母親のように慕った。この本は、息づまるような状況のなか、日本人がどのように行動したかの貴重な証言である。


内容(「BOOK」データベースより)
鹿児島県知覧の特攻基地の近くで軍の指定食堂を営んでいたトメは、母のように隊員の世話をした。ここから、いくつもの感動的な物語が生まれた。この本は、トメの娘が自分の目で見た母と特攻隊員の触れ合いを描いた作品。



今日は、ある舞台を観た


良い所もあったが、


駄目なところも、色々あった。


何回か、再演されている舞台なのだから


それなりの形には、なっているのだろう。


脚本・演出してる方との、考え方の違いではあるが



絶対的に、足りないものがる。



俺なら、もっと良い本が書ける


もっと上手い舞台構成・演出が出来るんじゃないかと


考えながら、見ていた。






クライマックスのフラッシュモーションの演出は、最悪だった


後味が悪く、見終わった後の、余韻が感じられなかった。


なんで、あんな演出をするのか、意図が理解できない。




小劇場で行っている舞台構成を


そのまま、大舞台でやってしまっているのが、違和感なんだろうか?


セットに制限があるのは、致し方ない。



最後に実写映像を映すのだが、


それをやったら、舞台で観る意味が無いじゃん




言うだけだったら、いくらでも言えるが


舞台を一つでも、まともに作れるようにならないと駄目だな




また一つ勉強にはなった。




行くつもりは無かったが、これで最後かもしれないし


俺的には、もう応援する気力も無いし、理由もなくなったけど


ちゃんと頑張っているなら、評価をしないとな~


やれば出来るのに、やらないのは、罪だね



大根でも、一皮剥いて


手を加えて、料理すれば


夕食の食卓の主品となれる



大根のまま終わるか、一皮剥けるかは、本人次第



史実は、作り話より深く、心に響いてくる。


この舞台をきっかけに、「ホタル帰る」を読んでいただければ


幸いである。