ただ、一さいは過ぎて行きます。
厳格な父親に怯えながら育ったため
本当の自分を偽って生きてきた虚しさから
色んな事件を起こしまくった後
知らされた父親他界の知らせ
父が死んだ事を知ってから、自分はいよいよ腑抜 けたようになりました。
父が、もういない、自分の胸中から一刻も離れなかったあの懐しくおそろしい存在が、もういない、自分の苦悩の壺がからっぽになったような気がしました。
自分の苦悩の壺がやけに重かったのも、あの父のせいだったのではなかろうかとさえ思われました。
まるで、張合いが抜けました。苦悩する能力をさえ失いました。
コンプレックスに悩んでもがいて苦しんで
今度はその根源がなくなり虚無感に襲われ
そうしている間にも世の中は何事も無かったかのように廻り続けている
ただ、一さいは過ぎて行きます。
私の中のモヤモヤした虚無感が
文字になったようでした
物語はその主人公の一生、みたいなことで
まあさぞかし主人公に感情移入しちゃって
ヤバいんだろうなーと思ってたんですが
感想としては
この人、自意識過剰

厳格な父親で
気持ち分かってもらえなかったー
押し付けられたー
道化になるしかなかったー
とか言ってますが
反抗もできたはず!
それが怖いからって、周囲のせいにしてるだけ!
まあでも子供だし、難しいんでしょうね
私もそうだったから
その割に、自分は(努力なしで)勉強できちゃった、とか
女が勝手に言い寄ってくる(くらいいい男なんだって!いや自分は知らないけど周囲がほっとかないからさ)とか
ちょくちょく入る自慢w
そこにきて、さんざんヒモになって
都合が悪くなるとすぐ行方不明
女と入水とかやっちゃう
今で言うところのダメンズってやつですよね
不幸自慢する人はキライなので
イライラしてましたね
ただ、そういう人に限って女が寄ってくんですよね~
母性とかいって、私がなんとかしなきゃ的な
今は女性大事にしましょうって風潮だけど
昔の女性はそういう人多かったんでしょうか
この主人公
ただ繊細で臆病なだけなんですよね
なので、周囲の意見にイチイチ反応して
そうだ、自分はダメなんだ、なんてやってるんですが...
続く