2020年の東京五輪の男女マラソンの選考基準が、大幅に変更されることになった。

 

これまでは、その前年度の選考レースで好成績をおさめた選手が、代表に選ばれていたが、

 

今回は、マラソン選考レース「マラソングランドチャンピオン(MGC)レース」を新設し、

そのレースの結果で一発選考で男女2枠を決定する。

('19年秋に実施予定)

 

そのレースに進むためには、'17年夏~'19年春にかけての国内選考レースにて

それぞれ設定されたタイム・順位でフィニッシュしなければならない。

 

 

男女の設定タイムは以下の通り。

 ▼男子

〈1〉福岡国際、東京、びわ湖毎日…2時間11分0秒以内かつ、日本人3位以内。

または2時間10分0秒以内かつ、日本人4~6位。

〈2〉別府大分毎日…2時間11分0秒以内かつ、日本人1位。

または2時間10分0秒以内かつ、日本人2~6位。

〈3〉北海道…2時間15分0秒以内かつ、日本人1位。

または2時間13分0秒以内かつ、日本人2~6位。

 ▼女子

〈1〉さいたま国際…2時間29分0秒以内かつ、日本人3位以内。

または2時間28分0秒以内かつ、日本人4~6位。

〈2〉大阪国際女子、名古屋ウィメンズ…2時間28分0秒以内かつ、日本人3位以内。

または2時間27分0秒以内かつ、日本人4~6位。

〈3〉北海道…2時間32分0秒以内かつ、日本人1位。

または2時間30分0秒以内かつ、日本人2~6位。

 この他に、ワイルドカードで出場権を得る選択肢もある。

〈1〉17年8月1日~19年4月30日までに開かれる国際陸連が世界記録を公認する大会において

男子は2時間8分30秒以内、女子は2時間24分0秒以内で走るか、

期間内の上位2つの記録の平均が2時間11分0秒以内、女子は2時間28分0秒以内の選手。

〈2〉17年ロンドン世界陸上8位入賞者

〈3〉18年ジャカルタ・アジア大会3位以内

〈4〉MGCシリーズ各大会において、気象条件等により

MGCレースへの出場資格を1人も満たさなかった場合、強化委員会が出場資格相当と判断した選手。

 MGCレースは19年9月以降に開催され、本大会同様のコースでの開催を目指している。

MGCレースでは2枠が埋まり、その後「MGCファイナルチャレンジ」として男女3大会ずつを行い、

派遣設定記録(19年5月に発表予定)を突破した記録最上位の競技者が残り1枠に決まる。

記録突破者がいなければ、MGCレースの2位または3位から選ばれる

 

要するに、世界と対等に戦うため、メダル奪回を目的にした今回の選考

 

これが、選手の調整にどう影響するか。