大分県の私立岩田中学校で、
授業中に亡くなった生徒の両親が、
学校側に卒業式の参加を拒否され、警察に通報されるという
とんでもないことがおこった。
昨年5月に、当時14歳(中3)の男子生徒が、
体育の授業で、20mのシャトルラン(往復の持久走)を行っている途中に意識を失い、
そのまま死亡した。
今年3月24日に、その中学校の卒業式が行われたが、
学校側は、「面会などで感情的になることがあり、式の運営に差し障りがある」として、
3月22日(卒業式の2日前)に、
その男子生徒の両親に対し、卒業式への参加を認めず、
当日、学校を訪れた両親は、中に入ろうとして学校の職員に制止されて、
建造物侵入容疑で被害届が出され、通報を受けた警察に事情聴取を受けたとのこと。
これは、あまりにも理不尽すぎるのではないか。
学校側から「本校の保護者ではないので、卒業式への参列はご遠慮願いたい」と通告されたそうだが、
この生徒は亡くなる前までは、その学校に通っていたわけだし、
クラスメイトも「その生徒と一緒に卒業したい」と、その生徒の遺影を置いて卒業式に参加し、
その生徒の名前が読み上げられると、クラスメイト全員が「はい!」と返事をしたという。
それなのに、この両親だけが締め出されたことは、どうも不自然な対応だ。
県からも、両親との話し合いの場を持つよう要請されたが、学校側はこれも拒否した。
明らかに学校側の対応に問題がある。
「本人が死んでしまえば、あとは関係ない」では済まされない。
この両親は、ただ保護者として、息子の卒業式に出席したかっただけだったのに、
哀れでならない。