清々しい。
先日、女子高校生二人があたしの生業である職業の見学に来た。その後は質疑応答等々。
その為の学校に行くのである。現在受験生。
夢に溢れている。自分はそんな事は無かった。この仕事に夢も希望も持たずに就いてしまったからだ。
真っ直ぐな悩み、質問。
自分でも真っ直ぐに答えたつもり。
帰り道はあたしの話とこの仕事への希望でずっと話続けていたと彼女たちのお母様方より伺った。有難い。
そして手紙まで頂いてしまった。大事にします。
本日は毎年受け入れている、そんな仕事に就く為の大学に通っている実習生の子達を指導した。
まだ入学して4か月ほど。初々しい。
初めての実習。
緊張だろう。自分もそうであったように。
一所懸命あたしの一言一言を記録している。
この仕事に付随する他部署の方たちもご一緒に。その仕事に就くわけでは無いが、共にチームとして連携を取っていく職種として同席して頂いている。
午後の質疑応答の時間。
質問は矢張りあたしに集中。何せこの仕事に就く為に受験を乗り越えた学生たちだもの。当たり前か。
あたしの過去や職業観、現在進行形の課題などについて根掘り葉掘り聞いてくる。応えねばなるまい。しかし如何せん他職種の方達にも自分の考えや人生を披露しなくてはならんのか。
普段よりチームを組んでいるこの人々にこんな話するのは照れくさいじゃぁないか。
それでも真っ直ぐに瞳を輝かせてこちらに質問をしてくる未成年の可愛らしい学生たち。
しょうがない。
いっそ自分も清々しいくらい恥を捨ててここまでの自分の生きてきた様を語ってしまえ。
先日の学生も本日の学生も、夢に向かっていく若い人のパワーとは何と素晴らしいことか。
学生たちを見送った後の自分は、何だか清々しい気持ちだったんだ。
