画像ちっちゃくて解りづらいかな
昨日桂子様としょこたんにあげた絵本の中身です。
「くまとやまねこ」
という絵本。
出だしは絵本にしては衝撃的な、くまの親友の小鳥の死から始まります。
その小鳥を大事に大事に小さな箱に入れて、小鳥が大好きだった花達をベッドにしてくまはいつも肌身離さずその小鳥の入った箱を持ち歩きます。
周りの動物たちは「早く忘れなさい」と慰めのつもりでくまに言うのだけれど、くまは忘れることなんてできない。
ずっとずっとその箱を抱えて、孤独になっていきます。
ある日そこに旅をしているやまねこが訪れて、大事にしているバイオリンでくまの心を癒してあげるのです。
周りの動物たちのように忘れろ、とは言わない。
辛かったねって一緒になって気持ちを酌んであげる。
やまねこの弾くバイオリンの音色を聴きながら、小鳥との一瞬一瞬の思い出が蘇るのです。
そこで、今まで灰色になってしまっていたくまの見えていた世界に色が付き始める。
世界が元通りになっていく。
バイオリンを弾いているやまねこもまた、大事そうに持っている荷物があるけれどきっとその中にもくまと同じように大切な友や家族との思い出が詰まっているのです。
最後にやまねこは歩きだします。
くまは小鳥との思い出が詰まって離れられなかった場所から、ついにはやまねこと一緒に新しい世界へと旅立っていく。
そんなお話。
本当に出だしは小鳥の死からなので暗くて、くまが小鳥を思い出すシーンが自分が今まで出会って別れを迎えたペットや人との事を思い出して重なってしまって、あたしは本屋で立ち読みしながら泣きましたwwww
それだけ訴えてくるものがある文章と、そして美しい挿絵。
暗い話ではあるけれど、人生の中での出会いや思い出の作っていく優しい気持ち、前へ進んでいく強さを持つ力をこの絵本は教えてくれます。
子供が読むには人や動物との別れが少なすぎると思うので共感できる部分は無いと思うけれど、色々な事を経験してきた大人が読む事で人生の苦しさや優しさ、強さを実感して自然と心が柔らかくなる絵本です。
皆さんもぜひ、立ち読みでも良いから(駄目かwww)この絵本に触れてみてください
