先日CATVでやってた劇場版「文学少女」を朝から鑑賞。
2009年に「このライトノベルがすごい!」でも評価の高かったライトノベルのアニメ、劇場化したものです
主人公の井上 心葉(いのうえ このは)と、文芸部の先輩で文学少女の天野 遠子(あまの とおこ)の日常の作品です。
劇場版は、そのライトノベル「文学少女」の数々の中から、心葉のトラウマとなっている過去の出来事とそこに関わっている少女朝倉 美羽(あさくら みう)の話を取り上げています
観始めた最初は「う~ん…、止めて消しちゃおうかな」とか思ったけど、中盤から出てくる美羽ちゃんの登場辺りから入り込んじゃいました
美羽のヤンデレっぷりwww
心葉を自分に繋ぎとめておくためには死ぬ事で忘れられないようにするしかないっていうような。
自殺未遂を何度かおこし、時にはそのせいで記憶喪失になった振りや手足が不自由になった振りをして心葉を自分だけのものにしようとしたり、最後には一緒に心中しようとする。。。
そこに文学少女の遠子が二人に救いを与えるって話です
現在ではヤンデレとか色々話題になるようなものが美羽と心葉の2人に当てはめて描かれているけど、これって昔の文学作品や小説家にも当てはまるんだよね。
大正~昭和初期の雰囲気にもこれって似てる。
生と死の危ういバランスとか。
対して、遠子と心葉の2人の関係も放課後の金色の光が差し込む文芸部の部室、本を読む少女って言うのが懐かしい昔っぽいようなセンチメンタル気分にさせてくれるし、高校時代の爽やかな切ないような気持ちにさせてくれる
こっちでは生きている事で、生きてきた事の感傷的なものやそれを持って生きていく事の素晴らしさを教えてくれる。
原作でも、一話一話毎に実在する文芸作品も織り交ぜながらストーリーが展開するんだけどこの劇場版では宮沢賢治作品が取り上げられています


美羽と心葉を「銀河鉄道の夜」のジョバンニとカムパネルラに重ねられていたり、遠子と心葉の心情風景として最後に汽車に乗るシーンで「よだかの星」が出てきたり
中々面白いですよ!!!!!
機会があったらご興味ある方観て下さいな
