先日放送されたスペシャルドラマ「遺恨あり」。
藤原竜也さん主演でのお話です。
あたしの好きな明治~大正の明治維新辺りのお話
両親を幼少時に殺された臼井六郎は両親の敵を討つお話。
史実です。
日本で公的に記録されている”最後の仇討ち”は明治13年12月17日。
それが六郎が東京上等裁判所の判事、一瀬を殺害したというものがそれ。
「仇討ち禁止令」が発令されて7年後の事件です
明治維新という価値観・倫理観の大変革期に起こった事件。
法律を覆した事件。
「武士たるがゆえに終身刑と処す」
凄いですよ
武士はもういないとされてしまった時に。
帯刀禁止令が出された後に。
本来は死刑のはずが。
この判決の一言が、廃刀令・仇討ち禁止令の出た日本の消えていく武士達に大きな感動を呼んだのは凄く納得のいく言葉だなって。
「武士たるがゆえに」
確かに今のあたし達からしたら仇討ちなんていけない事なのだけど。
ただの殺戮だと思うもの。
以前も記事にしたけど、人間のそういう復讐の連鎖・国の奪い合い・宗教戦争は自然世界の食物連鎖とは違う、殺戮でしかないから。
だけど、時代が動き出した時に武士が武士でいられなくなってしまった時に法律が
「武士たるがゆえに」
と武士を認めた言葉は重い。
藤原竜也さん演じる六郎、復讐以外の自分の人生の価値を見出せない人間像をしっかり演じていました。
時間的にもっと枠があればもっと深く視聴者に魅せられたと思うところが残念だったけど。。。
復讐する為の時間の過ごし方が少しサラッとしすぎていた気もする
北大路欣也さん演じる山岡鉄舟は素晴らしかったな
気迫と武士がいなくなっていく寂しさ、仇討ちは時代の流れでいけない事だと六郎に諭しながらも心のどこかで武士の心を捨てきれない自分との葛藤などが見事に視聴者に見せ付けられたのではないかと思います。
流石!!!!!!!!
史実だからね。
日本の大変革の時期の話なので、色々考えさせられました。
