日本皮膚科学会ガイドライン
2013.08.16 (fri)
日本皮膚科学会ガイドラインの公開にあたって
日本皮膚科学会ガイドライン委員会委員長 秀 道広
日本皮膚科学会では、各種皮膚疾患の診療ガイドラインを作成しています。これらのガイドラインは、我が国における最も標準的かつ最善と思われる診療を 提示しようとするものです。しかし、これらのガイドラインは主として皮膚科医による診療を想定しており、皮膚科医以外の医師による診療には必ずしも当ては まらないこともあります。
また、実際の治療は個別の状況を踏まえて行われることは言うまでもありません。さらに、各疾患に関する知見は常に更新され続けている一方、診療エビデンスの集積が乏しい疾患については、一般的な診療ガイドラインに求められているEBMの体裁が不十分なものもあります。
そのため、本学会のガイドラインは、個々の症例でガイドラインに書かれていない診療が行われても、逆に書かれている内容が実施されなくても、そのことを以て診療に当たる医師の責任を追訴するものではありません。
したがって、本学会の作成したガイドラインは現時点における最善かつ標準的な治療とその推奨度を広く社会に示しつつ、多方面からの意見・評価を受けて改 良を重ねる予定です。日本皮膚科学会は、このような双方向性の作業を通じてよりよい診療ガイドラインの提供をめざしたいと考えます。
註）一部のガイドラインでは、日本皮膚科学会雑誌に発表された後に一部修正が行われています。
各ガイドラインを参照する際は、各ガイドライン名の右にある「こちら」をクリックしてくだい。
（発刊順）
| No. | ガイドライン名 |
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| 1 |
・尋常性白斑診療ガイドライン ・皮膚リンパ腫診療ガイドライン2011年改訂版 ・全身性強皮症診療ガイドライン |
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| 2 |
・皮膚疾患遺伝子診断ガイドライン（第1版） ・汎発性皮膚そう痒症診療ガイドライン ・慢性痒疹診療ガイドライン |
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| 3 |
創傷・熱傷ガイドライン ・1：創傷一般 ・2：褥瘡診療ガイドライン ・3：糖尿病性潰瘍・壊疽ガイドライン |
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| 4 |
創傷・熱傷ガイドライン ・4：膠原病・血管炎にともなう皮膚潰瘍診療ガイドライン ・5：下腿潰瘍・下肢静脈瘤診療ガイドライン ・6：熱傷診療ガイドライン |
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| 5 |
・蕁麻疹診療ガイドライン ・円形脱毛症診療ガイドライン2010 ・原発性局所多汗症診療ガイドライン |
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| 6 |
・天疱瘡診療ガイドライン ・男性型脱毛症診療ガイドライン（2010年版） ・膿疱性乾癬（汎発型）診療ガイドライン2010：TNFα阻害薬を組み入れた治療指針 |
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| 7 |
・アトピー性皮膚炎診療ガイドライン ・接触皮膚炎診療ガイドライン ・皮膚真菌症診断・治療ガイドライン |
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| 8 |
・尋常性ざ瘡治療ガイドライン ・結節性硬化症の診断基準および治療ガイドライン ・神経線維腫症1型（レックリングハウゼン病）の診断基および治療ガイドライン |
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| 9 |
・ケミカルピーリングガイドライン（改訂第3版） ・水疱型先天性魚鱗癬様紅皮症診療ガイドライン ・皮膚悪性腫瘍診療ガイドライン ・疥癬診療ガイドライン |
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