25-2010 42歳、女。顕性梅毒の疑い。通常のRPR法では陰性、TPHA試験では5,120以 | 皮膚科専門医試験勉強されている方、皮膚病、皮膚に関心のある方のためのブログ!!!

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問題25-2010
42歳、女。顕性梅毒の疑い。通常のRPR法では陰性、TPHA試験では5,120以上という結果であったため、50倍希釈血清でRPR法を再検すると128倍の値が得られた。この結果の最も適切な解釈は次のうちどれか。
1.生物学的偽陽性である。
2.抗リン脂質抗体症候群である。
3.梅毒とは考えられない。
4.陳旧性梅毒であり治療は不要である。
5.プロゾーン現象(抗体過剰状態における偽陰性)である。



42 歳、女。顕性梅毒の疑い。通常のRPR 法では陰性、TPHA 試験では5,120 以上という結
果であったため、50 倍希釈血清でRPR 法を再検すると128 倍の値が得られた。この結果の最
も適切な解釈は次のうちどれか。
1.生物学的偽陽性である。
2.抗リン脂質抗体症候群である。
3.梅毒とは考えられない。
4.陳旧性梅毒であり治療は不要である。
5.プロゾーン現象(抗体過剰状態における偽陰性)である。○

(33)性感染症(STD)
行動目標
1)最近のSTD の動向を理解し,疾患・臨床・検査・診断・治療を説明し,疾患の相互関係を理解して,感染防止を実施する.
2)梅毒の臨床・検査・診断・治療を熟知する.梅毒血清反応を説明できる.
3)軟性下疳・鼠径リンパ肉芽腫症の病像を知り,治療法を理解する.
4)毛虱・疥癬・陰部疱疹・陰部カンジダ症・尖圭コンジローマの臨床・検査・診断・治療を熟知する.
5)淋疾・クラミジア・トリコモナス・腟カンジダ症について臨床を理解し,対応を説明する.