「教科書が大きく変わる?」-3(炭素14年代測定法の補正)
これは日本で最も古い土器の破片です。
これが作られた年代は、日本の縄文時代の始まりでもあります。
しかし、たったこれだけの破片から、どうすれば正確な年代が分かるのか、すごい方法があるんです。
これは日本で最も古い土器の破片です。
これが作られた年代は、日本の縄文時代の始まりでもあります。
しかし、たったこれだけの破片から、どうすれば正確な年代が分かるのか、すごい方法があるんです。
編み出したのはアメリカの科学者ウィラード・リビーで、
この功績で1960年にノーベル化学賞を受賞しています。
利用するのは炭素14(C14)という物質です。C14は地球の大気中に一定の濃度で漂っています。
そのため、植物や動物など、地球上のすべての生物には、同じ濃度のC14が含まれています。
ところが生物が死ぬとC14は一定のスピードで減り続け始め、5730年で半分になります。
ということは、C14を測ってみて、もし半分しか残っていなかったら、
それは5730年前のものということです。もっと少なく4分の1しか残っていなかったら、
その倍の1万1460年前のものと分かります。残されているC14から逆算して年代を測定するのです。
この功績で1960年にノーベル化学賞を受賞しています。
利用するのは炭素14(C14)という物質です。C14は地球の大気中に一定の濃度で漂っています。
そのため、植物や動物など、地球上のすべての生物には、同じ濃度のC14が含まれています。
ところが生物が死ぬとC14は一定のスピードで減り続け始め、5730年で半分になります。
ということは、C14を測ってみて、もし半分しか残っていなかったら、
それは5730年前のものということです。もっと少なく4分の1しか残っていなかったら、
その倍の1万1460年前のものと分かります。残されているC14から逆算して年代を測定するのです。
では先ほどの最古の土器の場合はどのように調べるのでしょうか。
利用するのは、土器の内側にこびりついた黒い粉です。
この黒い粉は、当時の人たちが木の実や穀物を料理した時についたコゲなのです。
このおコゲに含まれるC14を調べた結果、この土器は1万6900年前のものと判明したのです。
利用するのは、土器の内側にこびりついた黒い粉です。
この黒い粉は、当時の人たちが木の実や穀物を料理した時についたコゲなのです。
このおコゲに含まれるC14を調べた結果、この土器は1万6900年前のものと判明したのです。
「炭素14というのは、全世界同じなので、我々の体の中にもC14が含まれています。
これがどれくらい減っているかが分かれば、年代が分かるわけです。
ところがここにちょっと問題があるんですよ。
C14というのは年代によって、地球全体のC14濃度が違うんです。
2万年前とか3万年前とかで違ってくる。その差は大体数百年くらい。」
「結構大きいですね。」
「この誤差を何とか減らしたいということなんです。」
これがどれくらい減っているかが分かれば、年代が分かるわけです。
ところがここにちょっと問題があるんですよ。
C14というのは年代によって、地球全体のC14濃度が違うんです。
2万年前とか3万年前とかで違ってくる。その差は大体数百年くらい。」
「結構大きいですね。」
「この誤差を何とか減らしたいということなんです。」
「ところが年縞はすごいんですよ。仮にこの葉っぱが年縞を数えて2万年前のものとしましょう。
次にこの葉っぱの炭素14を測定します。その値が仮に0.1だったとします。
ということは炭素14が0.1=2万年前だということが結び付きます。
じゃぁ、葉っぱでない別なものがあって炭素14が0.1だったとしたら、
それも2万年前のもの。ということですね。」
「正確な年代に近づきますよね。」
「C14というのが補正できるというわけです。」
