「南極の氷床融解」-1(氷床と陸地との間に海水が)
地球温暖化の一つとして指摘されているのが海水面の上昇です。
その主要な原因が南極やグリーンランドの陸上の氷の融解です。
最近の海外での研究でも、予想を上回る氷床融解が報告されています。
今氷床の下で何が起こっているのでしょうか?
その主要な原因が南極やグリーンランドの陸上の氷の融解です。
最近の海外での研究でも、予想を上回る氷床融解が報告されています。
今氷床の下で何が起こっているのでしょうか?
北海道大学低温研究所の杉山さんらは、氷床融解の実態を解明するために、
たびたび南極やグリーンランドへ足を運んでいます。
北海道大学と局地研究所のチームは、
たびたび南極やグリーンランドへ足を運んでいます。
北海道大学と局地研究所のチームは、
最近南極昭和基地の近くの氷河に縦穴を掘削しました。
氷河の底と陸地とがどのように接しているかを調査する、世界で初めての試みでした。
氷河の底と陸地とがどのように接しているかを調査する、世界で初めての試みでした。
「氷河が陸地とどのような形で接しているのか こういう情報はほとんどありません
氷床の底がどんな形で陸地と接しているのかを調べるために 縦穴を掘り進めました」
氷床の底がどんな形で陸地と接しているのかを調べるために 縦穴を掘り進めました」
その結果は意外なものでした。杉山さんらは、氷床が海に接する接地点よりも、
内側を掘削したつもりでした。しかし、掘削した縦穴が氷床を貫通すると、
なんと下には温かい海水が入り込んでいたのです。
内側を掘削したつもりでした。しかし、掘削した縦穴が氷床を貫通すると、
なんと下には温かい海水が入り込んでいたのです。
「掘った底が陸だと思っていたので驚きました 上空からの測定が間違っていたのかと
さらに上流に2本目の穴を掘ったんです ところがその上流でも
430メートルの氷の下に10メートルの海水がありました 当初我々が予想していたよりも
ずっと上流まで海の水が入り込んでいることが分かったんです」
さらに上流に2本目の穴を掘ったんです ところがその上流でも
430メートルの氷の下に10メートルの海水がありました 当初我々が予想していたよりも
ずっと上流まで海の水が入り込んでいることが分かったんです」
そこにはオキアミなどの生物までも入り込んでいました。
接地線付近で生物を発見したのも世界で初めてのことです。
特に光のある所に生息する光合成植物プランクトンの存在は、
比較的早い速度で海水が循環していることを物語っています。
接地線付近で生物を発見したのも世界で初めてのことです。
特に光のある所に生息する光合成植物プランクトンの存在は、
比較的早い速度で海水が循環していることを物語っています。
