「惑星状星雲の魅力」-4(惑星状星雲になる太陽)
太陽の中心部は温度や圧力が高くて、中で核融合反応が起こっています。
水素元素が4つ集まると、軽いヘリウムという元素に変わります。
この重さが変わるために大量のエネルギーを出しているのです。
それでは今後太陽はどうなるのでしょう。
ヘリウムがどんどん増えていくと中心にかたまっていきます。
そして、温度と圧力はさらに高まり水素がどんどん核融合反応を起こし、
そのエネルギーで太陽は膨らみ始めます。赤色巨星の始まりです。
中心部の温度と圧力が高くなると、今度はヘリウムが3つくっついて炭素ができます。
これが進むと最終的には、中心に炭素、その周りにヘリウム、
そしてその外側に水素が取り囲む3重構造になります。
この水素とヘリウムが核融合反応を進めて非常に大きなエネルギーができ、
この時、太陽の表面から水素や酸素のガスを宇宙に放出されていきます。
どうしてガスが出るかというと、太陽が大きく膨らんでいくと表面重力が小さくなります。
重力が小さくなると引っ張る力が減少して、どんどん逃げて行ってしまいます。
さらに太陽から出る光の圧力によって吹き飛ばされます。こうして太陽からガスが出るのです。
一方太陽の中心では、どんどん水素が核反応を起こして、
ついには核融合反応の原料である水素がなくなっていきます。
これが赤色巨星の最後の段階です。
核融合反応が行えなくなると、太陽としての機能を失います。
こうして太陽は終わりを告げ、一気に縮み始め、中心部だけは温度が高いので青く光ります。
そして紫外線を出すようになり、今まで出していたガスを光らせて惑星状星雲になるのです。
