天気のお話し-8
「四季はどうしておこるのか?」
日本にはなぜ四季があるのでしょう。春夏秋冬があってそれぞれに風情があり、
この四季があるからこそ日本人は心豊かといえます。
春は「春一番」から始まり、春と夏の間には「梅雨」があります。
梅雨が明けると30℃を越す真夏日が続き、
暴れん坊「台風」もこのころから日本列島に上陸しはじめ、
同時に「秋雨」も目立ち始め、この時期が過ぎると秋本番です。
そして寒い冬がやってきて、日本海側に毎日のように雪を降らせます。
この四季には、4つの高気圧が大きくかかわっていることがわかります。
①「シベリア高気圧」:シベリア大陸で生れる。
②「移動性高気圧」:中国で生れ偏西風に乗って日本列島に移動してくる。
③「オホーツク海高気圧」:オホーツク海で生まれる。
④「太平洋高気圧」:日本の南海上で生まれる。
順を追って見ていくことにしましょう。
①冬、シベリアの大地が冷やされることで、地表付近の空気も冷やされて重くなり、
高気圧が生まれます。これが「シベリア高気圧」です。
大陸で生まれるため含まれる水蒸気も少なく、
冷たい乾燥した季節風を吹かせるのが特徴です。
②中国大陸南東部と海では温度差があるため、高気圧と低気圧が生まれやすくなります。
これらは偏西風によって交互に運ばれ、主に日本付近にやってきます。
この高気圧を「移動性高気圧」といいます。
③夏、北半球への日差しが強まってもオホーツク海周辺は温度が低いために、
海上で下降気流が生じ、高気圧が生まれます。この高気圧が「オホーツク海高気圧」です。
温度の低い海上で生まれるため、冷たく湿った風を吹かせます。
④赤道付近で上昇した空気は西に移動し、冷やされて下降気流が生まれます。
これが「太平洋高気圧」です。亜熱帯の海上で生まれるため湿った風を吹かせます。
夏になると北上し日本全体がおおわれることがあります。
以上の4つの高気圧が強まったり弱まったりして、四季それぞれの気象現象が生まれます。
