「サムシング・グレート」


「科学者だったからこそ信じられるサムシング・グレート」というのが今日のテーマ。
我々の身体は、60兆個の細胞でできている。
その各々の細胞の中に2本のらせん状の糸・DNAがあり、

約30億個もの情報が書き込まれている。
それは、1000ページの本であれば3000冊に等しい。
こんなアホな私にも? うっそ~ まぁ、それを信じたとしても、

空白ばかりの落書き本なのだろう(笑)
じゃなけでば、ノーベル賞も文化勲章もごしゃまんともらっているはず(><)
その糸には、4つの塩基(A,T,G,C)の配列の相違で異なる情報が、

書き込まれているわけである。
著者は科学者でありながら、それは神の領域「サムシング・グレート」の存在を考えなければ、
到底納得できないと語る。まさに神業としか言いようがない。
私も生命科学の本を読み、DNAの知識が深まるにつれて、
生命はまさに神が作り出した、最高傑作だとうたがう余地もなかった。
この4つの文字配列の違いだけで作りだされた暗号文で、
ヒトやアサガオ、ライオン、ミジンコ、サクラができるのか。

そして、それぞれが感情や本能を持つ。
芽生え、そして成長し子孫を残して死んでいく。
アミン、グアニン、シトシン、チミンという4つの化学物質が作る暗号文が、
それぞれ異にする種を作り、生を営み、種を残して同じように死んでいく。

それが遺伝子情報である。
最初に地球上に生まれた生命は、単細胞の原始生命体だった。
それが進化を繰り返し、分化し、あるものは滅んで、

現在われわれが見る生物社会となっている。
生命とはまさに奇跡の物体としか思えない。


「生死は変えられないが、自分の心は変えられる」
著者は自らを振り返って、いつも明るく前向きだったと語る。
「もうだめかもしれない」と思いかけた時でも、

必ずいい方向にとらえる姿勢だけは失わなかったという。
そして、幼い時から常に人間の生死を考える子であったと。
生死は自分でコントロールできないが、唯一変えられるのは心であると語る。
人は常に前向きに楽しく生きることが最も理想的で、現在あるのも、どんな困難に出会っても、
前向きな姿勢でいられたからだという。
そのためには他人のことを考えることが一番大切で、

自分が何かをすることで人が喜ぶことはうれしいことだと…
「人間はだれかの役に立ったと実感した時、無上の喜びを感じ、自分の存在を見出せる」
人のために何かをすることで心が満たされる。
女性は恋をすると美しくなるというが、同じ理屈だという。
誰かのために行動することは、プラス思考の何よりもの源であり、

遺伝子オンの基本であるという。