「エウロパにはどんな生命が?」


もしもエウロパの海に生命が誕生しているとしたら果たしてどんな生命なのか。
エウロパに生命がいるとしたら、地球とは全く違う生物かもしれない。
しかし、進化環境が地球と同じなら地球生物と同じ似通ったものになっているかもしれない。
生物の進化とは環境への適応であり、空には空の、陸では陸の、

海には海の環境へと進化をとげる。
もしエウロパの生命が海中で進化しているなら、

地球の深海と同じような形態をしていると考えられる。
その生命とは一体どのような形をしているのであろうか。
エウロパの深海、マグマの熱水噴出孔周辺を想像してみよう。
噴出孔には、化学合成細菌を食べる、

ハオリムシやカサガイに似た生物がいるかもしれない。
そして海底付近を漂う発光するクラゲの仲間が泳ぎ、足の生えた生命体が海底を這う。
さらに進化したものは、骨格を持ち道具を使う手のようなものを持つ、
イルカに似た知性を持った生物に進化しているに違いない。
その生物は人間に似たような頭脳を持ち文明を持つなら、
簡単な道具を作り出し、それを進化させているだろう。


この問題を解くためにNASAは、2003年にエウロパ・オービター計画を実施する。
エウロパに探査機を送り、上空を周回させながら、

長期間エウロパの情報を集めようというものである。
そして7年後の2010年には、エウロパの氷を溶かして海の底を調査しようという計画である。
果たして、エウロパには地球外生命体が存在するのか。


ということで、この資料はちと古い(><)
しかし、エウロパには地球外生物の存在の可能性が実に高いように思われる。
では次回からは、現在の資料に基づいて調べてみようと思う。