こんにちは。本日もよろしくお願いします。

 

イラストに関しては、今日か明日に個人サイトにアップ出来たらなと思っていますので、その際はどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、自分には今ちょっとした悩みがあります。

それはイラストの塗りです。

 

もともと色選びや色塗りは苦手意識があり、いつもなんとなく惰性で塗っていたのですが、最近「流行の塗り・色」というものにすごく興味があります。

 

SNSで聞いたことがありませんか?

 

神絵師の肌色は肌色じゃない

 

というやつ。

 

これは本当にその通りで、今インスタやX(旧Twitter)を見てても、あっ!と目を奪われる絵は大体色選びのセンスが抜群で、肌色が純粋な肌色じゃないことが多いんです。

 

とてもスタイリッシュで、ああいう絵が描けたらな…と常々思っているのですが、いざ自分で描いてみよう!塗ってみよう!と思っても上手くいかず…

 

何をどうすればいいんだ?

 

と悩んでいる最中です。く゛や゛し゛い゛…

 

そこで今回は、そういう「肌色じゃない肌色を引き出すには」という点について、模索してみようかなと思います。

 

うーんうーんと悩む様を、ぜひご覧ください。

 

肌色じゃない肌色って?

 

通常、「肌色」といって真っ先に思い浮かぶのはペールオレンジや薄いピンク、褐色肌でいえばブラウンといった見たままに近い色です。

 

自分もそうです。

 

ですが、なんかエモい良い雰囲気の絵だとグレー~グレイッシュカラーに近い色が肌色に使われています。

こんな感じ。例はちょっと極端な色ですが…

 

いつもは左側の肌色をよく使っているのですが、右側の色は単体で見ると肌色には到底思えませんよね。でもそれでも肌色に見えてしまう不思議…

 

いったいどんな魔法を使っているのでしょうか。

 

肌色に見せるにはどうしたらいいか?

 

上のグレーカラーをド直球に肌色として使うことはできることはできます。

 

ただ、肌の色を変えただけでは髪の色や周囲に馴染まずただ体調が悪い人ができあがってしまうんですよね。自分は何度も体調不良人間を生み出しました。

 

肌色じゃない色を肌色として人の目に認識させるには、それこそ色同士の関係や特長を最大限に引き出さなければいけないのですね。

 

試しに、肌色をグレーカラーで塗ってみました。

 

 

最初は描くものに迷ってとりあえずミクちゃんを描きましたが、見事に血色が悪くなりました。

 

ミクちゃん自体が全体的に青いので、最初は肌の色も青いグレーを意識したんですが、見事に血の気がなくなりました。ちょっと怖かった。

 

なので、その上からさらにピンクグレーを薄く(透過20%くらい)全体に塗ったら少し馴染みがよくなったようで、少しまともに見れるくらいにできました…

 

次は突発的に描いた女の子

こちらは全体的に赤っぽい色にしてみたのですが、本来の肌自体血色がいい=赤っぽいので、ミクちゃんよりは馴染みやすかった印象です。

 

ただ、こちらも最初は極限まで薄いグレーを載せたつもりだったのに土気色になって

しまい、ミクさんと同じようにグレーピンクを薄く薄く全体に塗ったら人の肌っぽくなりましたね。

 

もしかしたら、全体的に薄いピンクを載せるとグレー味を残しつつ肌色に近づけることができるのかもしれません。

 

この点は精進あるのみですね。

 

今回2枚描きましたが、反省点はたくさんあり…

 

・黒が強すぎるとゾンビ肌になるが、弱すぎるとめちゃくちゃ浮く。

・全体に馴染む「黒」を探すのがすごく大変。

・ハイライトも強すぎると浮く。場合によってはないほうがいいかも。

・全体を見ながら色を選ばないと途端に浮くし、彩度が高い色はほぼ使えないかも。

 

また、描いてて思ったのですが、肌がグレー=ちょっと薄暗い部屋を想像すると、もしかしたら馴染ませやすいのかな?と思いました。

 

例えば上のミクちゃんは、描いてるときも本当に馴染まず苦労したのですが、よく見たら2枚目の女の子より少し肌のグレーが濃いんですよね。

 

なので、「薄暗い部屋の中にいる」と想定して髪の色をもっと暗くしたら馴染んだかもしれません。今度試してみたいと思います。

 

以上、肌色の研究でした。

 

実際描いてみると難しいですが、出来上がるとちょっとテンション上がりますね。

 

求めていたものに少しだけ近づけたような気がします。

 

この手の描き方を知っている方がいましたら、ぜひレクチャーをお願いしたいものです。どうかよろしくお願いいたします。

 

 

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当ブログでは、記事の最後に石川県能登半島沖地震の義援金による支援活動を勝手に応援しています。

 

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当記事をご覧になった方は、ぜひ義援金による支援を検討してくださるようお願いします。