(つづき)
ドアを開けると、そこにいたのは男の人でした。
M嬢が来ると思っていたので、すっかり面喰らいました。
どうやら、集金やら入会の手続きを店のスタッフ(ドライバー)がやるシステムのようでした。
ドアを開けて女の子との出会いから始まらないのは、気分的にちょっと萎えました。
お金を払って事務的な手続きを済ませると、後ろに控えていたM嬢が登場しました。
今回は100分のコースでお願いしていました。
コース時間もどれくらい取ったらいいのかわからず。少し余裕をもって取りました。
「こんばんは、初めまして」
店の制服を着て登場したM嬢。
思っていたよりも、ぽっちゃりしています。顔も丸い。
少し思っていたのと違いますが、これはこれで可愛い。
写真で見て思っていた通りだ(少しお世辞)と言うと、安心したようでした。
世間話などして、訊かれてもいないのに指輪をしていることの言い訳などをしました。
そう、指輪はしたままです。
指輪を外さないのは、妻へのせめてもの気持ちでした。
風俗に来ておいて偉そうに言うことではないですが。
いよいよ服を脱いで、シャワーへ。
脱がせ合いっこをしたのか、お互いに自分で脱いだのか覚えていません。
妻以外の女性の裸を見るのは、結婚してから初めて。
色白で胸が大きくて、ピンク色の乳首が細くてツンとしています。
アンダーヘアは綺麗に整えられていました。
シャワーはM嬢にお任せで、全身洗われます。
湯舟には、彼女が来るまでにあらかじめお湯をはっておきました。
2人で湯舟に入ります。
女性の柔らかい肌の感触。
M嬢がこちらを向いて抱き着いてきます。
そして積極的にキスをしてきました。
実は、ひとつだけ考えていたことがありました。
「風俗に行っても、キスだけは避けよう」
セックスはするけどキスはしない。
馬鹿な話だと思うでしょうが、性欲を満たすための行為だから、キスは妻のためにとっておく。
そんなことを考えていたのです。
ところが・・・
彼女からのキスで、抵抗する暇もなくあっさり崩れてしまいました。
(つづく)

