奇門遁甲の作盤方法(5) 八神の配置について。 | くみちゃんの(日宣妙苑/ヒムラミョウエン)ひとりごと

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皆さんこんにちわ。

いよいよ、今日は

作盤方法の最後の解説になりました。

奇門遁甲、八神の配置について書かせていただきます。

 

八神

直符⇒騰蛇⇒太陰⇒六合⇒白虎⇒玄武⇒九地⇒九天

でしたね。

配置は直符から上記の順に配置していきます。

 

八神の起点になるのは直符です。

直符地盤時干宮に置くのが決まりです。

 

下図例題では、

壬午7局旬首甲戌(第2旬)です。

例題は陰遁であることがわかりました。

 

八神陰遁陽遁回り方が変わります

陽遁順流時計回り

陰遁逆流逆時計回り

という規則があります。

 

規則にならって、

地盤時干「の宮に起点になる直符を配置。

その後、陰遁逆流なので、

逆時計回り

直符⇒騰蛇⇒太陰⇒六合⇒白虎⇒玄武⇒九地⇒九天

を順に配置していきます。

以下の図の陰遁を参照してください。

 

陽遁時陰遁時回り方が逆になる事に

くれぐれも注意してください。

以上で奇門遁甲最初の一歩。

作盤方法についての解説は以上です。

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命学としての奇門遁甲は

1)出来事の起こった時、電話があった時、

訪ねて来られた時、どの方位から依頼があったか

などを基準に作盤をします。(雑占)

2)失せ物が無くなった時、(失脱占)

3)入院した時(病占)

4)見合いをした時(相性・結婚占)

5)勝敗を知りたい時(勝負占)

6)家相や地層はどうか(風水占)

他に、

7)生まれた時(終身局)

  どのような人生を歩んでいくのか等々。

8)死んだ時(仙命)

  で死因や現場などを見ることもできます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

時干で占う、作盤の例題を挙げておきますね。

 

7局=旬首⇒甲子(第1旬)

旬首表を見ればわかりますね。

これで時干支と局数が解りました。

 

②地盤干の配置をします。

ですから、

陰遁逆流局数ですから

起点兌宮を配置。

戊⇒己⇒庚⇒辛⇒壬⇒癸⇒丁⇒丙⇒乙

飛泊遁甲順序逆流にして回します。

 

③天盤干を配置します。

地盤旬首「己」地盤干「の上に配当。

は中宮なので坤宮に寄せます。

地盤干「癸」

坤宮「癸」起点

癸⇒戊⇒己⇒丁⇒乙⇒壬⇒辛⇒丙と回して配置。

 

④八門(直使門)を配置します。

直使門地盤旬首である宮を定位とする八門ですから

ここでは地盤旬首「戊」兌宮にありますから

兌宮定位置とする八門驚門です。

陰遁逆流ですから坤宮から

飛泊遁甲準に数えます。

7番目ですから

(1甲、2乙、3丙、4丁、5戊、6己、7庚、…)

数えると、落宮坎宮になります。

坎宮に驚門を配置し起点にして

驚門⇒開門⇒休門⇒生門⇒傷門⇒杜門⇒景門⇒死門

と時計回りに回します。

 

⑤九星(直符門)を配置します。

直符門地盤旬首である宮を定位とする九星ですから

ここでは地盤旬首「戊」兌宮にありますから

兌宮を定位置とする八門は天柱星です。

地盤時干「庚」中宮で置けないので坤宮に寄せます。

坤宮に天柱星を配置し起点にして

天柱⇒天心⇒天蓬⇒天任⇒天冲⇒天輔⇒天英⇒禽芮、

と時計回りに回します。

 

⑥八神を配置します。

直符地盤時干「庚」中宮なので上に置けません。

この場合、坤宮に寄せて配置します。

坤宮に直符を置き、

直符⇒騰蛇⇒太陰⇒六合⇒白虎⇒玄武⇒九地⇒九天

陰遁なので逆時計回り配置します。

 

以上で作盤の作業が終了しました。

フリーソフトなどでの表示例が以下の右図です。

皆さんご理解いただけましたか?

はじめは用語を覚えていないと混乱すると思います。

 

一番最初の奇門遁甲の用語解説で

奇門遁甲五要素の吉凶表を参考に、

作盤できた盤の吉凶を見ることから初めてみてください。

 

ぜひ、作盤方法を理解するうえで

ご参考になさってみてください。

 

次回はいつもの

数理占星術の鑑定例を

書かせていただきたいと思います。

 

奇門遁甲、拆補法による、

初歩の基本と作盤方法を終わります。

奇門遁甲暦は拆補法の暦をご使用ください。

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました。