くだらない話。そう多くの人にはくだらなくても自分には人生の終わりを感じる瞬間ってあるじゃない。




昨日仕事終わりで図書館に向かう途中。
私の馬鹿でかいパソコンも入る大きなリュックを背負って駅まで歩いていたら、、

みーん、みーん、、

いやー、もう夏だなぁー。うるさいなぁ、、

みーん、みーん、、

イヤホンをしていたわたし。

どこまで行っても一定の大きさで、かなりの爆音でイヤホン越しに聞こえる蝉の声。

いや、この蝉の音、すごく近くないか?もはやリュックについてる、、いやそんなばかな。




体を振ってみる。

みーん、みーん




ひい!これは絶対ついてる!いやああああああ、チーンチーンチーンチーンチーン

体を揺らしながら全力疾走で駅に到着。
恐怖すぎて、リュックを地面に置いて二メートル先から眺めてみた。
イヤホンもとってみた。

みーん、
みーん、、


ひいいいいいい!まだ絶対ついてる!!
電車来たらどうしよう!蝉付きのリュックなんてわたし持てんし、電車に入れて悲惨な結末もいやだああああ。



ここは勇気を出してリュックから取るしかない。
ゴクリ、、真顔真顔



勇気を出して見れなかったリュックの表側を見る!







なんにもついてないー!
ダレモイナイ!!




よく考えたらイヤホンを取った今、蝉の声もうこの空間全体を占拠している。どこからも聞こえる。。

まじかよー!わたしの恐怖の10分間は一体なんだったんだあああああ。




という。

虫が嫌いな人間にとってこれほどまでに大きな恐怖はないと思うんですが。
ちなみに別件ですがオーストラリアのゴキブリさんはとてもとても大きくて、何度も死ぬかと思いました。