兄の命日 | 相沢利晃ですが・・・

相沢利晃ですが・・・

自分が歌いたい唄を作って、録音して、YouTubeにアップして、ここでせっせと宣伝しています。
流行りの音楽には、あまり興味がありません、悪しからず。

いつまでも感傷的になってる、

そんなつもりは全然ないけれど

虚無感というか

無力感にも似た諦めの気持ち。


一緒に過ごしたのは

子供のころだけで

少し年が離れていたから

兄弟喧嘩くらいしか記憶がない。

僕も16歳から少し遠方にある

全寮制の学校に入学したから

なおさら話をする機会は少なかった。


たった2週間くらいの研修で

外国に行ったくらいでも

日本を外から見えるような、

そんな感覚があったように

16歳という

多感な時期から家を出た僕は

いつも外から家族や

故郷を見てきた気がする。


たまに会う父や兄は

こんなに優しい人だったんだ・・・

そう思ったことが何度もある。

「家族」という「くくり」が

煩わしい時もあるけれど

誇らしいような

嬉しい気持ちになれた時間は

大切な記憶だ。