ユーミンの「緑の街に舞い降りて 」という曲にふさわしい日。

修学旅行の生徒たちが、盛岡の街中を歩く姿を目にする5月。

気が利く担任の先生ならば、事前指導でユーミンの「緑の街に舞い降りて 」をぜひ生徒たちに聴かせてほしいと願う。

束の間の、緑の季節。

ぼんやりしていれば、過ぎ去ってしまいそう。

チャンスの神様のように。


いわて・ものろーぐ というポストカードの写真を撮影したカメラマンの作品展を見に行った。

何点かポストカードと同じ写真もあったが、ほとんどは初めて見る写真だった。

写真に写った風景の色鮮やかなこと。

撮影場所に行ってあたりを見渡せば、おそらくただの田舎の風景なのだろうけれど、季節と見る角度と見る視点が変われば、貧しい岩手の暮らしの裏側には、岩手の豊かな大地があったことを感じる。

春夏秋冬、それぞれの季節にふさわしい鮮やかな色があることを曲谷地毅さんの風景写真は教えてくれている。


学校の桜の花が散った後、一面ピンクに敷き詰められた花びら。

地面に落ちても、青空とグランドの濡れた土色に映えて、おそらく数日限りの花びらのじゅうたんは美しく見える。

もう桜は私を揺らしたりすることはない。


気がつけば、岩手山の雪も少なくなった。

背中を丸めずに歩ける季節。




イオンに行くたびに気になっていた西大橋下の桜並木。

桜が咲いている時に下りてみたかった。

今日は花曇りというのか、青空の下の桜は見られなかったけれども、ちょうど桜の花は散り始めだった。

ここは自転車道路だったのは知らなかった。

盛岡矢巾自転車道線はここを通っていたのか。

自転車で来られればよかったかな。



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中津川の川原に遊歩道が整備されて、確かに散策しやすくなった。

市役所裏側からスタートして、桜の木を追いかけながら東大橋たもとまで上ってみる。

結構このあたりにも古い木造家屋があって、そんな家と桜の木の組み合わせが絵になると思う。

そういえば、最近は写真を撮る人が増えたけれども、風景画を描く人には滅多に出会わなくなった。

久しぶりに絵を描きたいと思った。

川の音は雪どけ水を含んで一層、ごうごうと勢いよく流れていく。

真夏の暑さの中でこの音を聴くことが出来れば、暑さも和らぐ気がすると思うのだけれど。

川と橋と青空と桜の満開の花。

川原の草の緑とぽつぽつと咲くたんぽぽ。

たまにぽつんと咲いている水仙。

野生のチューリップはどこかに咲いていないだろうか。


日差しに騙されて、風が冷たい昼下がり。

桜の枝が揺れる。

揺れるのは桜の花びらたちばかりではないのだが。



北国にもようやく春が訪れた。

もりおかの桜も咲き始めた。

明日から5月というのに。

遅い春。

こぶしの花も咲き始めている。

梅も水仙もチューリップも。

遠くの山には雪の白色が残り、春に咲く花たちがよく映えること。

桜のつぼみは濃いピンクで、花が開くと怪しい白さと可憐な薄桃色が同居して、気持ちをざわめかせる気がする。

花の色が移るスピードが速いのかもしれない。

気持ちがついていけないのかもしれない。

風に吹かれ、太陽に映え、雨に打たれた春の息吹は、私の気持ちを落ち着かなくさせる。

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桜の花が少しずつ咲き始めた。

5月の連休には、花を楽しめるくらいになっているだろうか。

気の早い木は、八分咲きくらいになっているものもある。

桜の木の下で、夜空に白く浮かぶように咲く花を見上げて、これが私の春だと思う。

夜空の下、街灯に照らされて白く浮かぶように咲く桜が好き。


沈丁花は桜より早かったのか同じ頃だったか、忘れてしまったけれども、庭先に沈丁花の咲く家を見つけた。

今しばらく、この家に住む人は、沈丁花の花の香りに包まれて暮らすのだなと思うと、夢のような気もする。

盛岡で沈丁花の香りに出会うことは滅多にない。

しばらく私もこの花の香りを楽しみたいと思う。

春の天候はなかなか定まらない。

前日の気持ちいい空が嘘のような雨降りの朝。

突然現れた昼の青空。

黄砂のせいか、薄ぼんやりと灰色な街。

雲の切れ間から夕方の太陽の光がのぞくようになる頃、黄砂でぼんやりした視界に虹が現れた。

希望の徴のようで、何だか嬉しくなった。

盛岡競馬場が新庄に移転してから、訪れたことがなかったが、今日は天気もよかったし、岩手山が見えるというので、出かけてみた。

こんな場所があったのだなという新鮮な感動。

盛岡の東側の山というか峠から見える岩手山も絶景だ。

写真に撮ってみると、それほどでもないのだけれど、実際に岩手山を見ると清々しい気分になる。

まだまだ気になる岩手山スポットはありそうだ。


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空気が澄んで、空は青く、山々のシルエットははっきりと浮かび、川の水は雪融け水を含んでたっぷりと速いスピードで流れる。


盛南地区(本来、盛南とは盛岡南新都市の仮称らしい)からは盛岡を囲む山々が、何にも邪魔されずに眺めることができるので、私は気に入っている。

これからの開発で、ぽこぽこ高いマンションなどができないことを願う。

盛岡中央卸売市場跡地のすぐ近くに、サーパスのマンションの建築工事が始まるらしくて驚いた。

街中だけではなかったのだ。マンション建設は。

あの場所からの岩手山の眺めもよさそうなのだが。

きっと街中のマンションより安く購入できるのだろう。

21世紀は、街を歩いて岩手山を眺めるより、マンションに住んで岩手山を眺めるのだなと思うと、少し悲しいような気がする。


さて、盛南地区からいい感じで早池峰山を望むことができることを知って、感激した。

今日の雲が少なくて空気の澄んだ日はとてもよい感じ。

まだまだ雪を頂いて真っ白な早池峰は、まぶしかった。

やはり、盛岡の街からからぐるりと見渡して、岩手山と姫神山と早池峰山が見えるのが理想だと思う。

その理想がマンションに住まなくても叶うのが、盛南地区だ。

それにしても、盛南という名前もどうにかならないのかと思うけれども。