ずっと医療機関から離れていた私。

地方の小さな内科医院のパート看護師さんが、突然の病気で退職されて、代わりの看護師を探しているって、看護師の知り合いから声をかけられて、

私でも力になれれば…と
気安く受けてしまって💦

いやはや~😓後悔してしまってます。

とにかく採血がこんなに下手になってしまったとは💦

内科医院で、採血できない看護師の惨めさ…😢


必死にYouTubeや看護技術の本やら、友達の看護師にコツを教えてもらったり、


練習キットを購入して、
暇さえあれば、注射器持って

持ち方、針のさし方、角度などをひたすらイメージしながら練習しました。


だけど、実際に実務になると、
とにかく次々に検査伝票が出て来るし、健康診断は来るし、
ブドウ糖負荷試験は来るし、
インフルエンザワクチン接種は来るし…💦

忙しされる雰囲気にのまれてしまって、焦る😭💦💦と手が震えて緊張。

そこに持って来て患者さんから
「手が震えているじゃないか」
「怖い」とか、「前の看護師さんは、さっさと採ったよ」などなど言われると…


この年だけど、新人看護師のような…😢
小さくなって、謝ってばかり。

自分がどんどんダメな役立たずに思えて来て、

かえって迷惑かけている?

バカにされて呆れられている?

私が辞めて、別のベテラン看護師を探してもらった方が良いかな?

そこまで思い詰めて、院長に気持ちを伝えました。

その数日前から、
突然、苦手だった採血が
ほとんど失敗しなくなっていたんです。

多分、YouTubeで血管を3D画像のように捉えて、深さも見て下さいっていうアドバイスを見た事で、ストンと落ちた感じがしました。

ストンと落ちた感覚って、すごく大切ですね。

血管のアセスメントをいかにきちんと行うか?
危険性もアセスメントします。

そして、その血管に合った注射器の持ち方、角度の付け方、自分の立ち位置、…

今までにも見ていたつもりだったけど…自信失くして見れなくなっていたり、なるべく左肘から採る事が良い、翼状針はコストがかかるから、直針で採る…一度失敗したら、患者さんのために別のベテラン看護師に変わってもらおう。

自分で自分を拘束していた感じがありました。

解き放たれた感覚がありました。

こういう事って、不思議ですがすごく大事ですね。


そうした感覚になってからは、
ほとんど失敗しなくなりました。

失敗しても、二度目のアセスメントに入るようになって、
患者さんにお願いして、二度目のチャレンジをさせて頂けるようになりました。


ずっと昔に、この感覚持ってました。

そうそう😃💡こんな感覚でした。

還暦のおばちゃん看護師です。

もう少し、頑張れそうかな。

血管出ないお年寄りのおばあさんに、「あんた、頑張りなさい。辞めたらダメだよ」

って言ってもらったし、

先生からも「あの血管の出ない○○さんの血液採れたじゃないか。大丈夫だ」

と言ってもらって、ずっと悩まされて来た身体中の緊張が
ようやく軽くなりました。

この感覚、忘れたくないです。


頑張ったなぁ。

我ながら、「もう少し行けそう」って思えて、頑張った自分を誉めてあげたいです。


努力すれば「やってやれない事はない。やらずにできるわけがない」

昔、高齢者のデイサービスの利用者さんが口癖のように言ってた言葉を思いだしました。

それでも、まだまだ課題は山積しています。

一つづつ。毎日。
覚えたら、なんとか即戦力になれるかな。

もう一人の正職の看護師さん、きちんと休みたい時に休んでもらえるようにする事が
私の目標です。

もちろん、自分が無理しないようにしないと…💦