10月20日・21日の2日間千葉市の幕張メッセで開催された電撃20周年祭は、現在のラノベブームを引っ張る電撃文庫の作品を中心に非常に盛り上がった2日間になりました。数多くのステージイベントも開催され、それぞれの作品に出演した声優陣が登場してトークショーが繰り広げられました。今回は電撃オンラインに発表された人気作品の続編と新作についても発表されました。冬アニメはオリジナル作品中心、春アニメ以降は以前ヒットした作品の続編に注目です。
・電撃20年祭で発表された新作情報まとめ(電撃オンラインより)
①とある科学の超電磁砲
TVアニメ『とある科学の超電磁砲(レールガン)』の第2期制作が決定した。本作は、電撃文庫の小説『とある魔術の禁書目録(インデックス)』シリーズに登場するキャラクター・御坂美琴(みさかみこと)を主人公に据えた、原作・鎌池和馬先生、作画・冬川基先生、キャラクターデザイン・はいむらきよたか先生のコミックをアニメ化したもの。美琴を慕う白井黒子(しらいくろこ)や、初春飾利(ういはるかざり)、佐天涙子(さてんるいこ)といったキャラクターたちが活躍する。TVアニメ第1期は2009年から2010年にかけて放送され、その後、OVAが2010年10月に発売されている。
TVアニメ第2期のストーリーやスタッフについては、10月27日に発売される『月刊コミック電撃大王 12月号』に掲載されるので、ご確認あれ。また、電撃オンラインではTVアニメの続報はもちろん、『とある科学の超電磁砲』のキャラクターたちが活躍するゲーム『とある魔術と科学の群奏活劇(アンサンブル)』の情報も掲載していくので、こちらもお見逃しなく!
②ロウきゅーぶ!
電撃文庫の“さわやかローリング・スポコメディ”『ロウきゅーぶ!』のアニメ第2期制作が決定した。本作は、“第15回電撃小説大賞”の銀賞を受賞した蒼山サグ先生原作(てぃんくる先生イラスト)の小説『ロウきゅーぶ!』をアニメ化したもの。高校の入学早々、所属するバスケ部が廃部になってしまった主人公・長谷川昴が、なぜか小学校の女子バスケ部のコーチをやることになってしまう……という内容だ。
アニメ第2期以外にも、アニメ第1期のBlu-ray BOXが2012年末に発売されることも明らかになった。アニメ第2期の情報は、今後も到着次第お届けしていくので、ファンは楽しみに待っていてもらいたい。なお、本日行われた“『ロウきゅーぶ!』やっぱり小学生は最高だぜ!!イベント”の模様は電撃オンラインで掲載しているので、こちらもあわせてチェックしてほしい。
③ビビッドレッド・オペレーション
このイベントは、『ビビッドレッド・オペレーション』の声優キャスト陣のトークとともに未発表情報を一挙に公開するというもの。まずは、オタク芸人で知られるサンキュータツオさん司会のもと、メインキャラクターの声優を務める佐倉綾音さん(一色あかね役)、村川梨衣さん(二葉あおい役)、大坪由佳さん(三枝わかば役)、内田彩さん(四宮ひまわり)の4人が登壇した。
声優陣の皆さんが本作の現場で会うのは、この日が初めてらしく、まずはお互いに抱いていた感想を自由に語り合った。中でも村川さんのスタイルのよさには誰もが興味津々だったようで、あまりの線の細さにサンキュータツオさんにら“jpeg”(※編注:2次元のキャラクターみたい、というニュアンスだと思われる)と言わしめるほどだった。
ガールズトークがひと段落すると、未発表情報の1つ目として5人目のヒロイン&キャストが公開となった。これまで“黒髪の少女”としか発表されなかった彼女の名は“黒騎れい”。ここで、キャラクターボイスを担当する内田真礼さんが、サプライズゲストとしてステージに加わり、2つのお題に関する作品トークが始まった。
最初のお題“自分の演じるキャラクターの印象”については、キャラクターの外見や性格、自分自身と照らし合わせながら語られた。また、ホットパンツ&ソックスに対する熱い談議にも発展。もう1つの“オーディションの感想”では、人によって1~4人のキャラクターのオーディションを受けたことや、会場でニアミスしていたこと、会場のホットパンツ率が異様に高かったことでヒートアップ。佐倉さんは周囲を見た瞬間「落ちた!」と思ったそうだが、なんとここにいるメンバーは全員スカートだったという。
2つ目の未発表情報は、新キャラクターの担当声優さんが、名前を伏せたままコメントする“覆面コメント”。一色あかねの妹である“一色もも”と、祖父“一色健次郎”の声優さんからメッセージが贈られた。ももの声優さんは、高めの声でかなりハイテンション。「覆面コメントって新しい」という発言からキャリアが長そうという意見も挙がった。対する健次郎の声優さんは、ハスキーボイスが渋くてカッコイイ。会場には、ちらほらと誰だかわかったという人もいたようだが、答えは続報を楽しみ待っておこう。
その後、事前に告知されていた通りにアニメーションPVが初公開されると、キャラクターの股下から朝日が差すシーンから始まって笑いの渦が起きる。他のシーンは、かわいく&かっこよく動くキャラクターたちの姿が見られ、映像が終わると大喝采が。最後はメインキャストの5人から意気込みとファンへのメッセージが贈られて、イベントは終了した。なおPVは現在、公式サイトで視聴できる。気になる人はチェックしよう。
④凪のあすから
本日10月20日・21日に幕張メッセで開催されている“電撃20年祭”。本日20日のステージ1にて、13時から『凪のあすから』スペシャルイベントが行われた。その模様をお届けする。イベントが開始されると、まず司会の永谷プロデューサーが登場。簡単な趣旨説明が行われ、いきなりプロモーションビデオ(PV)が初披露される。PVは主人公・先島光と、ヒロイン向井戸まなかの日常を描いたもののようで、まなかが水中を華麗に泳ぐ姿などに加え、ところどころで謎めいたキャラクター・木原紡の姿も見られた。
PVが終わると、主役を演じる声優の花江夏樹さん(光役)と花澤香菜さん(まなか役)がステージに上がる。担当キャラクターやPVを初めて見た時の感想を聞かれると、思い思いの言葉でキャラクターの魅力を語り、自分がこんなに素敵なキャラクターを演じていいのか、と少し恐縮そうにコメント。観客からは最高のキャストだと言わんばかりの大きな歓声が上がった。『凪のあすから』をどんな作品だと予想しているのか、という話題では、光とまなかが紡ぐ恋愛ものではないか、中学生の恋愛系だと思う、といった発言から“中学生”トークで盛り上がった。
続いて制作の中心となる篠原俊哉監督と、辻充仁プロデューサーが登壇。声優陣の予想に対するアンサーコメントという形で、作品テーマや本作にかける意欲、期待が語られた。声優陣から篠原監督への衣装デザインに関する質問では、キャラクター原案を手がけるブリキさんにシナリオを渡し、最初から自由に描いてもらったことが判明。そこから花江さんや花澤さんも似合いそうという話になり、永谷プロデューサーが(半ば強引に)花江さん用の衣装を用意することが決まった。
終盤に差し掛かると、スペシャルゲストとして歌手のRayさんが登壇し、本作のイメージソングを熱唱した。PVはショートバージョンとなっていたが、なんと生歌は“フルコーラス”! 出演者が声をそろえて絶賛する透明感に満ちた美声で、観客を魅了した。また、最後に電撃大王でのコミカライズ(2013年春から連載スタート)と、アニメーション放送(2013年から)が大発表! それを受けて、出演者のみなさんから本日のお礼や作品への意欲といったコメントが寄せられ、『凪のあすから』スペシャルイベントは大声援のなか幕を閉じた。
非常に盛り上がったイベントレポートでしたが、やっぱり注目は超電磁砲の第2期ですね。2009年以来4年振りの復活で、本編より外伝の方がヒットした珍しい作品でした。再び「ジャッジメントですの」が聴けるのは嬉しいです。しかし、4年も開いてしまうと流れの速いアニメ業界において再びヒットするかどうか難しいかもしれません。ただ、キャラクターの個性が強い作品なので、最近の定説をぶち壊す可能性も秘めています。
ロウきゅーぶ!は、バスケットアニメとして非常に完成度が高く中々面白い作品だったので、第2期はあるだろうと思いましたがこちらも嬉しい発表でした。「やっぱり小学生は最高だぜ!」一斉に叫ぶとは、警察に「おい!ロリコン」ってポスターを作られてしまっても仕方ないかも(笑)。現在のアニメ業界はトーナメント戦と一緒で、売れた作品が勝利した作品として次のシリーズが制作されるのが現状です。
そんな状況でオリジナルアニメが2作品制作するのも、電撃の意気込みを感じます。ビビッドレッド・オペレーションと凪のあすからの2作品ですね。内容が判らないので、どうなるかドキドキしますけど外す時は外れてしまうので、成功するのは結構難しいです。ただ、ビビッドレッド・オペレーションはストライクウィッチーズの成功があるので、ファンの皆さんは結構安心して視聴出来ると思います。