①やばいなあこれでお客さんが集まるのか?
アニメソングファンの真夏の恒例イベント「Animelo Summer Live」(アニサマ)が、今年も「Animelo Summer Live 2012 -INFINITY∞-」と題して8月25日、26日の2日間にわたってさいたまスーパーアリーナで開催される。 2005年に代々木体育館にて開催された「Animelo Summer Live 2005 -THE BRIDGE-」を皮切りに、毎年動員人数を増やし続け、08年より現在のさいたまスーパーアリーナで開催。今年も2日間にわたって5万人以上の動員が予想されている。
そんな日本のアニメ文化の盛り上がりを象徴するアニサマだが、今年の出演アーティスト・ラインナップに対して、ファンから不安視する声が上がっている。 それは、まずアニサマに初回から参加し続けたJAM Projectと水樹奈々が、今年は不参加であるためだ。JAM Projectといえば、『ドラゴンボールZ』主題歌を歌った影山ヒロノブ、『ONE PIECE』主題歌を歌ったきただにひろしなど、アニソン界の大御所が集ったボーカルユニット。二人以外にも、遠藤正明、奥井雅美、福山芳樹といった80年代から90年代にかけて多くのアニソンを歌ってきた、いわば「古き良き正統派アニソン歌手」の系譜にある存在である。
一方の水樹は、3年連続紅白歌合戦への出場を達成した、人気・実力ともに声優界の歌姫と呼べる存在である。毎回アニサマのトリを務め、いわばアニソン界のアイコン的存在である彼らが今年は不参加ということで、「一体誰が今年のアニサマのラストを務めるのか」という声がオンライン、オフライン問わずファンの間で話題となっている。 両者以上に老若男女問わず支持されるアニソン歌手はいないと言っても過言ではない。そんな彼らがいない今年のアニサマは、不完全燃焼に終わってしまうのでは……ファンが不安がるのも無理はない。
もう一点、出演アーティストの過半数が声優である、という点においても疑問の声が上がっている。 声優がCDをリリースし、ライブを行うというスタイルがかつてないほど定着した昨今、彼らが出演するアニメの主題歌を歌う機会も非常に増えてきたことから、「声優ソング」と「アニソン」が同列に語られることも珍しくなくなってきたが、やはり「プロのアニソン歌手と、歌うことが本業ではない声優の歌を一緒にはできない」と主張するファンがいるのも事実である。
とはいえ、声優がさながらアイドルのようにメディアに取り上げられる現在のアニメシーンにおいて、ストイックなアニソン歌手が駆逐され声優がシーンを席巻するのは無理からぬこと。この流れは、90年代後半から現在に至るまで続く「アイドルがドラマに出演し、その主題歌を歌う」という日本のドラマと音楽業界の関係によく似ていると感じるのは筆者だけだろうか。 さらに言えば、昨年よりとりわけ顕著になってきた、アイドル声優ユニットの出演数増加が、よりファンを不安にさせているのだろう。
アイドル声優を売るためにユニットを結成し、アニソンという体で楽曲を売る。つまり、アニメのために作られた主題歌を歌う、というファンがもっとも重要視する大前提が、「アニサマ」というアニソンの祭典においても崩壊し始めている、という疑念が今年のラインナップに対する不安として現れているのではないだろうか。しかし、「歌は世につれ」とはよく言ったもので、時代や世相が変わればはやる歌も変わる。音楽の消費のされ方も移り変わっていくものであり、アニサマの変革も時代の変化を受け入れ、イベントの新陳代謝を図っていく上で必要だったのだろう。そういう意味では、今後のアニソンのトレンドを読みとる上で、今年の「Animelo Summer Live 2012 -INFINITY∞-」は非常に重要なイベントとなるはずである。
日刊サイゾーより
これは新しいアニソン業界の流れの結果だと思います。今、アニソンシンガーが歌う曲が本当に苦戦を強いられています。どうしてもキャラクター中心に売っていこうという意図が見え隠れしていますし、若手を重宝している状況だとユニットを組ませてセット売りというのが常套手段になっているからです。しかし、私はアニプレックスだけは違うと思います。アニプレックス作品は、作品を売る事と同時に親会社であるソニーミュージックのバックアップで作品の主題歌を所属歌手に任せています。LiSAさん、Kalafinaさん、藍井エイルさんなどFateの主題歌を担当した皆さんは、このスタイルをとっています。だから、声優とアニプレ2つの柱が今後のアニソン界を席巻すると思います。そう考えると今年のメンバーでは厳しいかもしれません。
②新たなビジネスモデルの確立です
キャラクターフィギュアのグッドスマイルカンパニーとIT・コンテンツのデジターボ、さらにオンラインゲームのストラテジーアンドパートナーズの3社が手を組んでゲーム市場を開拓する。3社は共同で新ゲームブランド「Conteride」を立ち上げた。Conterideは、アニメやマンガ、ゲームなどで人気の高い作品を題材にしたネットワークゲームコンテンツの開発とサービス運用を共同で手掛ける。PC向け、スマートフォンスト向けなどに特化してサービスを提供する。
スラテジーアンドパートナーズは、企画、開発、運営を担当する。デジターボとグッドスマイルカンパニーは、企画とマーケティングを協力する。ファン向けグッズのプロモーションを得意とするグッドスマイルカンパニーのノウハウが活かされそうだ アニメやマンガファンに馴染み深いキャラクターを切り口に、ネットワークゲームの市場拡大を目指す。3社はConterideを通じて、コンテンツビジネスに新しい価値あるサービスの提するとしている。
気になるゲームタイトルも相次いで決定している。すでにオンライン上で楽しむ作品世界が話題を呼んでいる「魔法少女まどか☆マギカ オンライン」もConterideでのサービス提供となる。更に現在シリーズがテレビ放映中の人気アニメ『Fate/Zero』、そして『ギルティクラウン』のオンラインゲーム化を相次いで発表した。人気タイトルが続くが、今後もさらなる発表をしていくという。
「魔法少女まどか☆マギカ オンライン」は、今夏にPC向けにウェブブラウザゲームをサービス開始予定だ。原作にはないシチュエーションを作ったりすることが出来るのも魅力である。『Fate/Zero』からは、フィーチャーフォン、スマートフォン向けの「Fate/Zero [Next Encounter]」が登場する。こちらは6月~7月にサービス開始予定だ。アニメ制作スタッフが手掛けた新たな『Fate/Zero』体験ができる。『ギルティクラウン』も、6月~7月にフィーチャーフォン、スマートフォン向けのソーシャルゲームを予定する。
アニメアニメより
アニメで人気になったらゲーム化する。既存のビジネススタイルですが、今回はネット・ソーシャルゲーム特化した新しいビジネススタイルだと思います。しかも、取り扱う作品は製作に携わった作品で、ファンもたくさんいる作品ならニーズにも応えられるし、新たな世界観の構築をファンに味わってもらえるメリットがあります。特に、Fateみたいな作品は自分だけの聖杯戦争を楽しみたい人もいるでしょう。今後は成功して新たな展開に期待したいと思います。