オトナアニメVol.20には、魔法少女まどか☆マギカ特集が組まれています。今回はその第2段として第1話から第10話までのダイジェスト「オトナアニメ」と私の感想を紹介したいと思います。以前にも紹介しましたが、私は最初この作品をそれほど注目していませんでした。しかも第1話を見逃してしまうほどです。(後にニコニコ動画を観てよかった)それに第1話を観ての感想は「ハートフル」な話になりそうですから、当時の自分を振り返ると恥ずかしい限りです。
第1話 「夢の中で逢った、ような・・・・」
オトナアニメ
謎めいた導入、平凡で愛おしい日常風景の姿、謎の転校生、突如巻きこまれる事態・・・・とまるでお手本のように見事な物語の導入が描かれる。話の展開が定石を綺麗になぞるぶん、まどかの家をはじめとするトリッキーな背景美術や、劇団イヌカレーによる幻想的な異空間描写など、新房監督らしいエッジな映像表現が光る。
azeminの感想
魔法少女アニメだからまず主人公に夢という手段を使って、異なる世界観を与える導入はありきたりだが良かったと思う。視聴者も魔法少女が戦いに挑みピンチだから救世主になるのだろうという先入観を持たせる事が出来た。それと同時にありきたりの学園風景と転校生ほむらの存在が、お話にギャップを与えて引き込ませてくれた。QBの存在は、完全にお約束のマスコットキャラとして認知させるのもよかった。それがあったから後々の本性へ繋がる布石になったのだから。
第2話 「それはとっても嬉しいなって」
オトナアニメ
人知れずこの世に害をなす「魔女」と、それに対抗する「魔法少女」。作品世界の基本ルールが開示され、物語は徐々に本編へ。しかし、まどかとさやかの怪しい関係を、共通の友人志筑仁美が勘違いして暴走するなど、学園コメディ風なパートを残している。そのとぼけた雰囲気が魅力的だ。そして前話同様、マミの貫禄たっぷりの戦いぶりも楽しめる。印象が鮮烈であるがゆえに、次回の展開が際立つ。
azeminの感想
第1話で登場した2人の魔法少女巴マミと暁美ほむらの存在が対照的であるので、魔法少女が対立しているのかという印象を与えた。魔法少女の大まかな説明と世界観について、当該人物のまどかとさやかに説明すると同時に視聴者にも同様の感覚を与えている手法は、とても上手くて効率が良いと思った。魔法少女になるのはリスクが高いけど、まどかにはマミの戦いを通じて魔法少女は、自分にとってなりたい存在になって行く姿が、ヒロインになって魔女から平和な世界を守るのだと素直に思った。
第3話 「もう何も怖くない」
オトナアニメ
年長者として、魔法少女の先輩として頼りがいのある姿を見せてきたマミ。彼女の抱え込んだ弱さが明らかになり、視聴者の感情移入が誘われた矢先、悲劇が描かれる。その直前、マスケット銃とリボンを駆使した、マミの縦横無尽の殺陣のアイデアは秀逸だ。視聴者に強烈なインパクトを残した魔女のグロかわいいデザインにも注目。
azeminの感想
前半はマミの心情を中心に描き、後半は物語のターニングポイントになった秀逸の話。このお話がなければ爆発的な人気を呼ぶ事は無かったと思う。魔法少女として孤独に耐えながら、2人の後輩が現れて不安から戦う喜びへと心情の変化があったマミの表現は、本当に感情移入出来た。ただ余りにも華麗に戦っていたので、魔法少女の末路の悲惨さが浮き彫りとなりネタキャラになってしまったのは残念でならない。私は、マミがまどかと一緒に戦って行く姿を当時夢見ていたので、衝撃的なラストがショックで仕方が無かった。
第4話 「奇跡も、魔法も、あるんだよ」
オトナアニメ
ショッキングな展開を受けて、日常を生きる人々と、非日常に片足を突っ込んだ魔法少女たちの「明」と「暗」がくっきりと印象付けられる。いちど知ってしまえば、もうもとには戻れない・・・・・そんな絶望感に視聴者が引きずりこまれる。極めてシリアスな展開だが、魔女に操られた人々が集団自殺のために選ぶ手段の観も蓋もないリアリズムには、恐怖が一瞬にしてブラックな笑を誘われる。
azeminの感想
魔法少女が、序盤戦で倒される。これだけで、このアニメは今までの魔法少女物とは異なるのだと強烈に印象付けられた。主人公のまどかとさやかも非日常に入り込んだ感じとり、まどかはマミの期待に添えなかった事を悔やむ。そこにほむらが現れて慰める姿は、今まで自分が持っていたほむらに対する見方を変えるのに十分だった。そして恭介とさやかの関係をギクシャクさせる事により、自然と魔法少女への道に入り込むさやかの活躍と悪役チックな佐倉杏子の存在が、魔法少女同士の抗争へ発展させるのかと思わせた。
第5話 「後悔なんて、あるわけない」
オトナアニメ
冒頭、初めて描かれるキュゥべえとの契約シーン。そのビジョンがのち展開を予見させるようだ。そのシーンに始まり、健気なさやかの姿が、あらゆる角度から視聴者に対して印象付けられていく。そしてBパート、新たな魔法少女佐倉杏子が登場。狭い路地で繰り広げられる魔法少女VS魔法少女の戦いは、魅力的なシチュエーションに勢いのある作画が相まって見ごたえがある。
azeminの感想
親友を助け街の平和を守ろうと決意するさやかと、穢れを払拭するグリーフシードを狙う杏子。2人の魔法少女の立ち居地が対照的で、覇権を巡って戦うのではないかと思わせるのに十分だった。ただまどかの中には、ほむらが何故さやかと仲良くしないのか不安でしょうがなかった。またマミの時の悲劇が繰り返されると思ったからだ。私もほむらは何を考えているのかわからず、何が目的なのか未だに不明で、ここは考察するファンも悩んだと思う。1つ言えるのは、魔法少女は決して正義の味方だけではなく、考えが異なる存在もいるのだという事だった。
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