①えっまさか?毛利小五郎降板

 声優・神谷明さんが、13年間演じてきたアニメ「名探偵コナン」の毛利小五郎役を降板することになった。神谷さんが自身のブログで18日明らかにし、製作の読売テレビも認めた。10月10日放送分が最後の出演となる。小五郎は元刑事の探偵で、メーンキャラクターの一人。「コナン」は96年から日本テレビ系で放映され、劇場版も13作あり、神谷さんは全作で小五郎を演じてきた。


突然の降板について神谷さんは「名探偵コナンの毛利小五郎役を解かれました。理由などは詳しくお伝えすることは出来ませんが、契約上の問題と、信・義・仁の問題とだけ申し述べたいと存じます。今回のことに関しては、ひとえに私の不徳の致すところであります」などと記している。神谷さんは46年生まれ。「バビル2世」「勇者ライディーン」「キン肉マン」「世紀末救世主伝説 北斗の拳」「シティーハンター」など数多くの作品で主人公を演じている。


asahi .comより


 信じられませんでした。私は最近はコナンは観ませんでしたが、昔は毎週のように観ていてラストの「眠りの小五郎!」が事件をしめるシーンが好きでした。小五郎は私の中では神谷さん以外考えられなくなっていました。ビシッと決める格好よさと、アホな推理をして外す格好悪さ。二面性を持つキャラクターを見事に使い分けることにより、独特の人物像が完成してもう替える人物がいないようになったと思いました。だからこの降板劇はどうにも納得が出来ません。



 神谷さんはブログの中で「自分の不徳の致すところ」「未熟さを感じずにはいられない。」「ファンの方に大変申し訳ない。」など自分が至らなかった結果、契約上のトラブルが発生して降板する事になった心中を察しています。ただ神谷さん自身は非常につらい心中を携帯からだと思いますが、この発表する前に綴っています。私はそれを読んで降板させられるつらさを感じているのだなと実感しました。しかし私は理由を話さなかった事が納得できません。何故降ろされなければならないのか?そこが一番知りたいところだと思います。皆が替わるはずが無いと思ったのに突然の降板報告は受け入れ難いです。勿論これからも後進の指導など頑張っていかれると思いますが、気持ちの整理がついたら説明責任を果たして欲しいと切に願います。



②アニメの殿堂は都市伝説になりました

 川端達夫文部科学相は17日未明の記者会見で漫画などを収集、展示する「国立メディア芸術総合センター(仮称)」(アニメの殿堂)を建設するかどうかについて「(関係者の)言い分はしっかりと聞いた上で結論を出したいが、方向は見えている」と中止する方針を表明した。鳩山内閣が実施する本年度補正予算の見直し作業の過程で、中止を正式決定する意向。川端氏は「(施設の)中身の詳細がほとんど決まっていないのに建設計画が突然出てきて、これはおかしいと民主党は主張してきた」と説明した。

 同センターは、具体的な展示内容などがほぼ白紙のまま整備費117億円が計上。民主党が「税金によるアニメの殿堂」と批判していた。8月下旬、有識者による設立準備委員会が具体的な事業内容などを盛り込んだセンターの基本計画を策定。所管する文化庁は本年度中の着工、平成23年度中の開館を目指していた。


 産経新聞より

 

 政権交代が実現して16日に鳩山内閣が発足しました。昨日から選ばれた新しい大臣が、各省庁に登庁して早速動き出しました。その第一が麻生内閣で決定して補正予算の停止。補正予算ではアニメの殿堂をお台場に建てて発進しようという計画がありました。これが景気対策か?鳩山総理は、無駄遣いの象徴として選挙で訴えてました。私もおかしいと思っていたので、文部科学大臣になった川端達夫氏は、直ぐ計画中止を訴えてくれて嬉しかったです。



 確かにアニメ文化を筆頭とするメディアを発進するのは必要です。しかしそれがハコモノを造って展示するなんてありえない。それよりもっとやらなければならないことがあります。それは現場で頑張っているアニメーターさんや声優さんの待遇改善です。声優さんは華やかな世界だと思われがちですが、トップ声優だって歌を歌ったりラジオ番組をやったりしてやっと普通のサラリーマンと同じぐらいなレベルだそうです。



 一方アニメーターさんは、会社に所属していても社員ではありません。扱いは個人事業主つまり自営業者やフリーターと同じなのです。学生さんはわからないかもしれませんが、普通社員は1ヶ月に1度給与を貰います。その給与から厚生年金・企業年金、健康保険料、雇用保険、所得税が引かれます。しかし個人事業主であるアニメーターは、社会保障が無く給与は引かれませんが、国民年金や国民健康保険など自腹で支払います。しかも給与は成果制で、拘束時間も労働時間が決まっておらず過酷です。こういう中で作画崩壊なんて口が裂けても言えません。現場の待遇改善を行ってから、アニメを発進する事を考える。事実ネットを通じて世界に発信されているので、これを発展させる形で良いと思います。