クメルスンを出てホロの生まれ故郷ヨイツを目指し、北へ馬車を走らせるロレンス。クメルスンでの一件以降2人の関係が急速に良好になり、客観的に見たら完全にいちゃいちゃカップル状態。見ている視聴者も「おいおいわっち自重しろ。」と思わず突っ込んだはずです。そんな2人が次に立ち寄った街は、商人達の50人会議が行われるレノス。怪しい商人達がレノスの街の前に屯(たむろ)するのでちょっと嫌な空気が流れる中、宿泊する宿で古い伝承話があるかどうかロレンスが尋ねました。すると50人会議のメンバーの1人リゴロという人物を紹介されます。



 ただ今50人会議は現在進行中で、直ぐに会う事ができない。そこで翌朝から街に出て情報を集めようとする2人。酒を飲みながら港の方に眼をやると、なにやら商人同士が交渉をしていた。そこでこの街の商売の仕組みが明らかになるというのが、とりあえずのストーリーです。視聴後時間を作って書きますのでお楽しみに。港の光景に大興奮のホロのお目当ては、レノスの美味いお酒。早速朝からぐいっと飲んでいると「ここからじゃあ問題があるように見えないが。」客観的に見て別段問題が無いとロレンスから指摘を受けた。それに対し縄張り争いをしている森を例に出し、取り引き交渉をしている商人達の会話に注目するようナイフを向けた。



 船で積荷を運んで来た商人は、レノスの関税が高く取り引きしたくないと主張。一方レノスの痩せた商人は、北の大遠征中止の影響で街中がもめており、金を払ってもらえるだけでいいはずだと上から目線。しかも平和そうな街のあちらこちらで、商人同士のトラブルが発生している。そんな状況でロレンスは、ホロに好きな酒をご馳走した。「わっちはぎゃんぎゃん吠えんす。または素直に協力してくれるなら、酒の一杯や二杯は安い物。まあ商売をしている主は、とても楽しそうじゃがな。」ご馳走の裏には、一儲け考えている行商人が協力者として味方に引き入れようとする魂胆があり、それをホロは知っていて飲んだ。すると完全に酔いつぶれ宿に戻りベッドで完全にダウンしてしまった。「安心しろ!俺は高値過ぎて買い手は付かないよ。ゆっくりなさいませお姫様。」口が上手になったロレンスは、ホロに不安を与えず宿の外に出た。(この街も簡単には行かない街ですね。50人会議が全てを決め、売り込みに来た商人を完全に上から見下しています。それでもロレンスが、商売の種になると思ったのは直感でしょうか?かなりリスクが高いと思いますし、やばい気がするのですが大丈夫?)



 単独行動を開始したロレンス。早速情報収集をすべく、街の中にある酒場を訪れた。そこの看板娘から情報を聞き出そうとしたが、娘は既にロレンスの目的が何か知っていた。「ちょっと待って下さい酒の料金を払います。」出してもらった酒代を払うと、情報料とチップが付け加えられており娘は思わずにっこりした。「街の外に行商人が屯してましたよね?」いきなり商売に関係する質問をぶつけたロレンス。「ああ毛皮に関係する商人達ですよ。半分は毛皮を買い付けに。もう半分は毛皮を加工するのに必要なのを商っているんですよ。でも何故外にいるかというと、今街の偉い人が毛皮を売るか売らないか議論しています。その間毛皮の売買は禁止。だから皆さん外で待っていて、毛皮の加工する物を売ろうかどうか迷っているんです。原因は北の大遠征が中止になったから。だって必要ないじゃないですか毛皮なんて。」商人達は毛皮が必要な商人と加工に必要な道具を売る商人。ただ毛皮は仕入がストップしている。理由は50人会議が紛糾しているから。紛糾の理由は北の大遠征が中止となり、需要が減少しているからだった。(やっぱりただでは情報を教えてくれないんですね。あのお姉さんも中々曲者です。しかも上手く酒を買わせえてきっちりチップと情報料まで頂くのですからやりますね。)



 「これから言う事は聞かなかったことにして下さいよ。」いきなり改まってロレンスにだけ、持っている情報を聞かせようとした娘。おもむろに顔を近づけて「外で待っている商人さんには、毛皮は渡らないと思います。職人さんや毛皮を扱う人は怒るでしょうけど。」会議の結果毛皮の取り引きが中止になるという情報だった。情報元は秘密だったが、大きな情報を得て改めて港で取り引きを行っている光景を見て「これは動く金がでかい!」商人としての勘が働き、毛皮で一儲けできそうだとほくそえんだ。(街で出会ったエーブが、リゴロの名前を持ち出しました。2人のトークは非常に軽妙で、腹の探りあいというのがピッタリでした。身なりや喋り方は男なんですが、面持ちはやっぱり女性なんですよ。そのギャップが中々魅力的でもあります。このレノスという街は、毛皮が商売の道具として重要になっています。これが来週以降リゴロと出会ってからロレンスがどうするのかがポイントです。非常に興味深くなってきました。)