対立から始まった２人の水泳対決。クラスメイト達は、亜美が圧勝すると予想した。その中で
ただ１人大河が勝つと予想したのは竜児。祐作も市民プールのチケットをプレゼントして、大河に頑張って勝って欲しいと予想した。早速市民プールで練習すると、大河のバタ足は想像以上に
キック力があり前に進んだ。「これなら勝てるかもしれない。」思わず竜児もうなるほどで、最初は無理だと思っていた大河も自信を深めた。
しかし練習するに連れて、２人の心理にずれが生じ始めた。祐作の気持ちに応えて、亜美に一泡吹かせる目的で練習に付き合う竜児。練習に付き合ってくれた竜児の為に勝ちたい大河。ついには険悪なムードになり、自分の気持ちを見透かしたように言われる事にキレた大河。パラソルを蹴り上げそのまま帰ってしまった。竜児も帰宅後ずっとイライラしていた。しかし泰子から大河は本当に嫌っているわけじゃなく、反対の言葉を言っていると告げられた。
そして勝負当日別々に登校した大河に、勝利を祈願するリクエストに答えた肉だらけのお弁当を手渡した竜児。お弁当を見て竜児の思いを汲み取り、遅れながらもプールにやって来た。位置に立つ２人だが、亜美のビキニを脱がせる奇襲を仕掛けリードを奪った大河。そのままターンして逃げ切ると思われた矢先足を釣ってしまった。異変を感じプールに飛び込んだ竜児に、自分が頑張っているから喜べと本心を告げた大河。しかしその間に亜美に逆転されてしまった。
すると今度は興奮した男子生徒達が、プールに飛び込み竜児目掛けて落ち衝突した。クラスメイト達が亜美の勝利に興奮する一方、たった１人で竜児を助けようとした大河。幸い竜児は無事で保健室連れて行くよう体育教師が指示したのだが、クラスメイトに対して大河の怒りが爆発。バカ呼ばわりした後「竜児は私のだ！」と宣言した。それは大河の気持ちが、徐々に竜児に傾いている事を意味した。勝負は亜美の勝利に終わった。しかし大河は、竜児が他の場所で興奮しないように見張るという理由をつけて、夏休み亜美の別荘に行くと無理矢理ごり押しした。当然反対する亜美。しかし祐作の鶴の一声があり、大河と実乃梨を含めた５人で別荘に行く事になり
竜児の波乱に満ちた１学期は終わった。（大河の発言の後、結婚して犬を生んだ大河の夢を見た竜児。大河も同じ夢を見てうなされて最悪な朝を迎えた。やっぱりこの別荘での出来事に対するフラグだと思うのですが。）
「何か対策を講じなければ、あんな悲惨な未来が待ってますよという警告なのよあの夢は。で明日からの旅行は、どっちかが、全力で相手をサポートすべきだと思うの。」互いに犬となって結婚する夢を見た２人。このままではまずいと思った大河。竜児に負けた方が、旅行で互いの想い人との関係が上手く行くサポート役なる、バトミントンの勝負を持ちかけた。自信満々な様子で
ラケットを握りにやりとした大河。しかし結果は竜児の勝利に終わり、朝から不機嫌な様子で
東京駅に向かった。（竜児って几帳面すぎる。逆に泰子は超だらしないでしょう多分。どうやって
あの息子が出て来たのか？まあ大河の当てが外れてサポートに回ったのは、犬の乱入でエロい状況になって潰された為でした。絵に描いた餅の典型例です。）
「本当に上手く行くんだろうな？」大河のサポートを不安視した竜児。「任せて置きなさいって。
この旅行が終わる頃には、あんたとみのりんの仲は・・・・」自信タップリに任せろと主張した大河。すると目の前に互いに上下に移動するダンスのマネをする、祐作と実乃梨が到着していた。流石の２人もその光景にはドン引き。「何よあいつら来てないじゃない。」最後に集合場所に来たのは別荘の持ち主の亜美。目の前には千住観音のマネをした４人の姿が！「あれ皆どこかな？」気付きながら、関わるまいと立ち去った。「こら逃げるなバカチワワ！」結局４人に追いかけられ、そのまま伊豆下田行きの電車に乗り込んだ。（現実なら流石に痛いけど、アニメだから面白い。みのりんと祐作のマネはＺＯＯですよね。しかも４人でやったのは、千手観音よりアシュラマンのマネだったらよかったのに。あっまた少年少女が知らないネタを振ってしまった。まあ梅がうめえよりはましでしょうが。）
車中では竜児が作った、おにぎりが大好評だった。「あれ逢坂さん居ないみたいだけど遅刻？高須君連絡してよ。」自分の目の前に座っているのに、背が小さく見えない大河をわざと居ないと言った亜美。「起きてたのバカチー？寝てるのかと思ったわ。」存在を消され激怒した大河の
足踏み攻撃が炸裂した。また喧嘩になると思ったが竜児が場の雰囲気を変える為に、夏休み中の各人の行動について尋ねた。「私？もうずっと仕事！」学生モデルを再開した亜美。「部活・
バイト・部活・バイト・部活・バイト・部活・部活」部活とバイトだけの実乃梨。そして大河は、実乃梨を怖がらせる為の「心霊音声集」を作っていた。それはオカルトが大の苦手の実乃梨を怖がらせ、竜児に助けさせるサポート作戦の一環だった。（徹底的に怖がらせて、救わせる作戦。ベタベタな古典的作戦ですけど、人数が少ないと意図が分からないからばれない効果的な作戦なんですよね。但しこういう作戦は、ナイト君が助けれず失敗するパターンが多いのも事実です。）
「とにかく怖い話は絶対禁止。」予想以上に恐怖心を煽られ怯える実乃梨。作戦の第一段階が
成功しアイコンタクトした２人。するとトンネルを抜け列車は目的地まで到着。そこからバスに乗り換え、長い階段を登った先にある亜美の別荘に到着した。「今日ここがあーみんの別荘？ここに泊まれるの？」デッキから見た海を見て大興奮の実乃梨。「そうよ実乃梨ちゃん。でもまず掃除から始めないと。去年から誰も来てないし。」１年振りにやって来た別荘は、掃除が必要だと説明した亜美。掃除という単語に、掃除好きの竜児の血がうずき出した。「こんな奇麗な海が目の前にあるのに、掃除なんて後々！」いてもたってもいられず、海に飛び出した実乃梨達。浜辺でビーチバレーを楽しむのを尻目に、掃除の鬼は怖い目付きでにやりとしながら、雑巾がけを開始して別荘との戦いを開始した。（怖い顔なのに掃除好き。雑巾で床を拭く時の顔が怖い。それが竜児のギャップだし、生真面目な所なんですよね。実乃梨が直ぐに怖がって、かわいそうに思って作戦が台無しになるかも知れない可能性もありますけど。）
「ねえねえあれ人の頭に見えない？」そよ風を感じ気持ちよさそうにしている実乃梨。そこに早くも大河の怖がらせ作戦が開始され、わかめを人の頭だと指摘した。「うああああ水死体だ。私
水死体のエキスに浸かっちゃたよ。」早くも効果が現れ、恐怖心を受け付けられた実乃梨。掃除中の夕方亜美から頼まれた買出しを一緒に行こうと誘われた祐作から竜児。「だったら大河を連れて行けよ！」さりげなく大河に２人っきりの状況を作ったあげた。「行かない！だってバイク怖いし。」照れて断った大河。結局チャンスを失い「照れてるだけだろ？」と竜児に突っ込まれ、ビンタを食らわして誤魔化した。その後２人は、実乃梨を怖がらせる為の作戦に使えそうな場所を
探し始めると、シャワー室に入った竜児。「悪い今出るから？」亜美の声を聞いて、急いで出ようとしたその瞬間腕を掴まれた。「結構大胆だね。女の子のシャワー中に入って来るなら。いいよ今なら皆に内緒でしてもいいのよ。」戸惑う竜児に誘いを掛けた亜美。「お風呂掃除よ。何を想像したの？あははは何その顔傑作！」騙されてきょとんとした顔を見て大笑いした。（流石女優の娘です。風呂で騙されて、男のエロい心を見透かされてもてあそばれた竜児。顔に似合わず純情だったので意外でした。結局大河が文句言いに行ったら、本当に風呂は行っていてビンタされた挙句に「ボン・ボン・ボーン」おデブちゃんの表現してしまいました。それじゃあ和製ビヨンセや
柳原加奈子じゃないですか。）
掃除が終わった後買い出しから実乃梨と祐作が帰って来た。「うえええええ今私の首に何か
が！あっわかめだよ。わかめに取り付かれた動物霊って言うか！」早速怖がらせる作戦を再開した大河。わかめを使って心霊現象が、自分の周りで起こっていると印象付け指を上げた。夕食のカレーを作っていると、今度は辛さの問題で大河と亜美がまた喧嘩を始めた。「また逢坂さんだけ特別扱い？そんなんじゃ女の子に嫌われるよ。実乃梨ちゃんにもね。」竜児に悪魔のささやきをした亜美。「もう夕飯の支度か？俺も皿出しぐらいなら手伝うぞ。」シャワーを浴びて裸のまま祐作が登場した。まさかの裸を見て倒れた大河。「おヌード頂戴！このかまととが！」携帯で写真を撮りまくる実乃梨。ただ陰毛を見た途端、再びとらうまのわかめと勘違いして倒れてしまい、脅し作戦の効果は絶大だった。（超激辛カレーが実乃梨に大受け！食うぜ超食うぜって感じでガンガン食ってました。大河には強烈過ぎましたけど。私も最近暴君ハバネロにハマってまして辛くて上手いって感覚よくわかりますよ。）
夕食の激辛カレーは、リクエストした実乃梨は大満足。逆に食べてしまった大河は、食あたりを起こしてしまった。「胃薬なら持って来たんだ。部屋にあるから一緒に来るか？」胃薬を飲ませようと、部屋に誘った祐作。「じゃあ頼むな。」２人っきりになるチャンスと思い、どぎまぎする大河を任せた竜児。満足そうな顔でにっこりしていると、またも本気かどうかわからない誘いを掛けて来た亜美。「高須君そこのグラス取って！」皿洗いしている実乃梨に声を掛けられ「悪い何だっけ？」ビーチに誘う言葉を聞いてなかった竜児。結局亜美はふて腐れて、自分の部屋に戻り
竜児と実乃梨は一緒に皿洗いを行った。（亜美ちゃんは、本気なのかからかっているのか？しかし今の所は全部空振り！四角関係になったら面白いですけど、今の竜児はやっぱり実乃梨だけ
でしょうから難しいでしょうか。ただ亜美がガチンコになったらどうなるかのか？）
「あっそうだ、手伝った御礼に良いものをあげよう。」モナカアイスをプレゼントして、竜児と一緒に星が見えるテラスに移動した実乃梨。星空に感動している姿を見ながら「２人っきりだ。チャンスってやつじゃあ？櫛枝って彼氏とかっているのか？」絶好のチャンスだと思い、ついに彼氏の事を聞きだそうとした竜児。「さっきのわかめの霊まだこの辺にいるかな？私は幽霊が居るって信じている。でも見た事がないし、見たことあるっていう人の話も全然信じてない。同じように思う事があるの。私もいつか恋愛して結婚して、幸せになるって信じている。けど誰かとそんな感じになった事ないんだよね。世の中の普通に恋愛している人がとても遠い。だって見えないんだもん。だから質問の答えはいない。」幽霊も恋愛や将来の幸せを信じている。だけどそれが現実的ではないから、とても遠い事実で人の話も経験が無いから分からない。つまり自分には恋人がいないと答えた実乃梨。「俺は見たいのかもしれない。心霊スポットにも行くし、怖いＤＶＤも観る。俺思うんだけどさ、霊感がある奴も初めて幽霊を見た時は、びっくりしたんじゃないかな？見たけどありえねえって打ち消した奴も、逆に努力してやっと見えるようになった奴だって。だからお前も一生見えねえなんて決め付けなくても。俺はいつか幽霊が見えたら良いと思うよ。お前に
見て欲しい幽霊もいるから。」恋愛を幽霊に例えて諦めるなと励ました竜児。さりげなく自分を見て欲しいとアピールしながら。（幽霊と恋愛お組み合わせるとは、中々斬新的な発想ですね。普段あんなに元気なのに、恋愛に関しては信じられない実乃梨。それを励ました竜児の優しさが
垣間見えました。さりげなくアピールしたのは、中々やり手ですなあ。）
その後大河の体調が回復して、カレーを平らげ部屋に戻った。「それにしても疲れたは。私北村君１日中ずっと一緒に居るなんて、どれだけ幸せなんだろうって思ったけど、緊張して早死にしそう。あんたと一緒だと全然平気なのに。竜児私思ったんだけど、あの夢って意外と・・・・・」
祐作の前では自分を出せず、緊張しっぱなしの大河。竜児との生活の中で、安らぎと安心感を感じ始めもしかして正夢になるのではと感じ始めていた。そして部屋に戻ると、竜児の部屋のまくらには髪の毛が。大河の部屋には、濡れた洋服が置かれていた。それを知らせに竜児の所に
やって来ると、物音が２人を襲った。まさかの怪奇現象が発生した別荘で何が起こるのか？
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