JUDAの特務室配属になり、学校との両立生活が始まった浩一。社員寮では見るもの全てが新鮮で、ショッピングモールや福利厚生施設の充実振りに驚くばかりだった。そんな中石神が提案した歓迎会開催され、各人隠し芸を披露するように命じられた。適当にやり過ごそうと思った

浩一だが、監視の為転校して来た絵美から「特務室の人達が時間を割いているのだから、それに応えないのは駄目だ。」と諭された。



 歓迎会が始まったが、特務室のメンバーが披露した隠し芸を見てあきれ返る浩一。しかしこれは失敗が許されない状況で任務をこなすメンバーのささやかな息抜きであり、再び正義を守る仕事に戻る為に必要な英気を養う事が、目的だと石神から告げられた。改めて自分の立場を認識してから、英明が死んだ場所に向かった。そこには理沙子が先に来ていて、英明の言葉を受け入れられなかった自分を責めた浩一。それに対して「浩一のやりたいようにする事が一番大切

た。」とアドバイスした理沙子。この言葉を受け世界を征服しようとする加藤機関との戦いに向け

浩一は決意を新たにした。



 「ええええええええ浩一がいない?まだ中学生なのに。」翌朝浩一を迎えに来た理沙子。浩一がJUDAの社員になった事を知らなかった。「JUDAの社長さんに見初められて、社員になったのよ。お給料もいいし将来安泰ね!」嬉しそうに事情を説明した母親。「何それ!!!!」自分の知らない内に浩一がいなくなりビックリするだけだった。一方浩一は、寝坊して急いで自転車をこぎ学校に向かっていた。「城崎先に行くなんて冷たいじゃないか。起こしてくれたっていいじゃないか。」自分を無視して先に行った絵美を愚痴る浩一。「朝ぐらいちゃんと起きて下さい。だからあなたは駄目なんです。」自覚を促し駄目出しした絵美。浩一に突っ込まれて恥かしそうに

していると、いきなり馴れ馴れしく声を掛けて来た男子生徒道明寺誠が現れた。



「おはよう城崎さん相変わらず奇麗だね。今日は一時間目から体育だけど、スポーツは得意

なの?」初対面なのに手を握って来た誠。すると見かねた浩一が、2人の手を引き離した。「おいやる気か?運動神経抜群女子人気ナンバー1のカリスマ中学生。この俺道明寺誠だ!早瀬

お前の事も前から気になっていたけど、最近急に強くなったって噂だけどどの程度だ?」自分から人気ナンバー1など、自信家の誠。浩一の実力を計ろうと挑発して来た。「言っておくけど、俺はめちゃくちゃ強いぞ。」ファクターである自分が負けるはずが無い。自信満々な浩一が先手を打った。しかしパンチは見切られ、強烈な膝蹴りを食らった。「嘘早瀬君はファクターなのに。」

生身の人間がファクターを負かした。その事実が信じられない絵美。



 「立てよ!お前強いんだろ?」更に挑発した誠。それに乗り必死にパンチや蹴りを繰り出した浩一だが、全て見切られ子ども扱いされた。「だったら俺の本当の力を見せてやるよ。来いラインバレル!」自分の攻撃を酷評した誠に対し、ラインバレルを転送させた。「早瀬君、本当にあなたは最低です。」子供じみた意地でラインバレルを呼び出した行為をまた「最低」だと言い放った

絵美。放課後メンテナンス中に転送した行為を「馬鹿」と切り捨てたレイチェルの説教。「人間の本性というのは、そう簡単に変化するものではない。」全員が馬鹿にする中、浩一がファクターになっても変わらないと呆れ顔だった。(誠は絵美にちょっかい出しただけなら、それほど重要なキャラではないが、ファクターよりも圧倒的に強いのが英明に代わる浩一のお目付け役的な存在になるのかもしれません。本当に浩一は、後先考えない短絡的な考えの持ち主だし。)



 すると石神がファクター達の前に現れ、玲ニとサトルを連れて国連本部に出向く事を伝えた。

目的は加藤機関対策会議出席。各国の意見や技術部門のプレゼンテーションなどが話し合われ3人は出発した。「失礼特務室所属の早瀬浩一君に面会したいのだが?」JUDAの正面玄関から堂々と入り、浩一に面会を求めたのは久嵩とマサキ。何の疑いの目も無く敷地内に入り罰として与えられた掃除をしていた浩一に出合った。美海達が隠れて様子を窺う中、2人の話し合いが始まった。「お前は俺達の敵だどうしてここに?」総司令自らの敵の本部に乗り込んで来た理由が分からない浩一。「俺は確かに、君達の敵だ。しかしこうして君の目の前にいる。その理由が想像出来るかね?」何故目の前に現れたかという理由が想像出来るか尋ねた久嵩。浩一には何故自分の前に来たのか分からなかった。「想像力は生きる為の力そのものだ。可能性を考慮し未来に備える。その能力を無くした者は、策の中にいる家畜となんら変わりはない。俺はラインバレルが欲しい!」想像力が未来には必要だと力説した上で、ラインバレルが必要だと本心を明かした久嵩。(本当に受付は何をしていたかって話ですよね。敵のボスの顔ぐらい見た事があるでしょう。まさかギアスを使って入ったわけではないですし。想像力が無ければ、家畜と同じというのはある意味当てはまってます。人間は考えなくなったらおしまいです。ただそれが悪い

事に使われれば更に駄目だと思いますけど。)



 ラインバレル奪取を目論み阻止された現状。ファクターとして覚醒しつつある浩一を評価して

自ら出向いて来た事を告げた久嵩。マサキにアタッシュケースを用意させた。中にはカステラが

多数入っており「そこの諸君もこそこそ隠れてないで、出て来たらどうだ。敵が持って来た手見上げなど食べられないか?」美海の存在はばれており呼び寄せてから浩一を挑発した。その挑発に乗りカステラを食べると、何故かカレー味だった。「想像した味と違ったかね?見かけが甘い菓子といってその通りであると限らない。想像する事を忘れた瞬間世界の成長は止まる。もっとよく観察し情報を精査したまえ。必要な情報を俺が与えよう。未来の形を想像するんだ自分の頭で!俺達は世界征服が目的だ!」浩一に未来を想像させる情報を与え、目的が世界征服だと

明言した久嵩。改めて今まで知らなかった情報が明かされ始めた。(やっぱりルル格好いいな。

世界征服ってルルの想像した先にある答えなのか?情報を精査して、自分の未来を想像した先の答えが楽しみになって来ました理沙子は何でも首突っ込むから、社員寮の前で様子を窺っているし。流石にラインバレルの事は絵美もばらせないでしょう。まあ理沙子の目的は浩一の存在のみで、絵美を勝手にライバルに考えているはず。)



 「JUDAが保有するマキナ。我々が保有するマキナ。いずれもオーバーテクノロジーの産物だ。その技術はどこからもたらされた物なのか?それはこの世界と時限時間を異とする世界だ。

世界が時空の流れのある1点において、分岐して起こる平行的な近似世界。つまり独立して存在するもうひとつの世界。我々はその世界を高蓋然性世界と呼んでいる。マキナはそこから送り込まれた。この世界を侵略し、征服する目的で。加藤機関とは、その為の戦闘部隊。俺はその総司令としてこちらにやって来た。君達から見れば、異世界の人間という事になる。」マキナは

浩一達が住む世界と平行に存在する「校蓋然性世界」のオーバーテクノロジーで作られた戦闘兵器。征服する為に征服の戦闘部隊としてやって来た事を明かした久嵩。それは石神の口から話される事になっており、ただ驚くばかりの浩一。しかも加藤機関の構成メンバーは、久嵩に賛同した浩一達の世界の人間だけだった。



 「早瀬君俺達共に来い!ラインバレルと早瀬浩一を必要としている。」征服には簡単に出来ない事情があった。それを知りたければ加藤機関に入れとオファーを出した久嵩。「ラインバレルって何なの?明らかに他のマキナと隔絶した能力を持っている。ディーソイルも機体性能も何もかも!」科学者の視点からラインバレルについて尋ねたレイチェル。「当然だ!単純な侵略用兵器である他のマキナと比べ、そもそもの設計思想から異なる。ラインバレルを設計し作り上げたのは天才と呼ばれた科学者城崎天児。ラインバレルと共に来た城崎絵美は娘だ。つまり俺と同じ世界の人間だよ。」ラインバレルは他のマキナとは根底から異なる。それは設計した城崎博士の思想があり、絵美は博士の娘で久嵩と同じ異世界人だった。(盆栽に興味を持っていた絵美は、科学者の娘。ラインバレルと一緒に来たのは分かります。おそらくルルにラインバレルを奪取されそうになり逃げたというのがありえるパターンです。桐山と玲ニの関係も気になりますし、マキナと迅雷とアルマそれぞれが絡み合って面白くなって来ました。)



 「現在JUDAに存在するマキナは、石神が加藤機関から奪取した物だ。加藤機関を裏切り離脱する際にね。石神は加藤機関の幹部だったんだよ。」JUDA社長の石神は、元々加藤機関の幹部で裏切り奪取したマキナで、加藤機関に戦いを挑んでいた。「1つだけ聞きたい!城崎はお前達の仲間なのか?」話を聞いて絵美の存在について尋ねた浩一。「いいや!城崎天児は我々に敵対する存在だった。その娘の城崎絵美は、彼の意思を受け継いでこの世界に来た!」

仲間ではなく敵だと教えた久嵩。それを聞いて浩一は名刺を破り捨て「他所の世界に来た侵略者に従えるか。俺は正義の味方として、お前ら加藤機関を必ず倒す!」仲間になる事を拒否して宣戦布告した浩一。英明を殺した奴らは絶対に許せなかった。



 「今日はこれぐらいにしておこうまた会おう早瀬君。正義の意味が知りたければ加藤機関に来い。」交渉を打ち切り立ち去った久嵩。敵の本部に乗り込んだリスクは、アルマを多数配備していたからで何食わぬ顔でJUDAから帰って行った。翌日久嵩の言った事を思い出しながら学校に登校していた浩一。「早瀬聞いたぞ。昨日は大変だったんだってな。もう少しでJUDAが、火の海になる所だったんだろ?お前が呼び出したメカはな、ネットじゃあ話題騒然なんだぜ。訳わからんテロリストみたいな奴らが、世界中で暴れているんだろ?お前はあのメカに乗って戦う正義の味方。ならお前の活動をサポートさせてくれよ。力になりたいんだ、真実を知る人間の義務って奴だ。」誠はラインバレルの存在と加藤機関の存在を知っていた。そしてその戦いに興味を持ち協力を申し出た。無理矢理引き込まれた絵美。陰でこっそり見ていた理沙子も仲間に入れて「早瀬軍団」を結成。頼もしい(?)仲間も加わり、浩一と加藤機関の戦いが本格的に幕を開けようとしていた。(誠は悪そうかなって思ったけど、喧嘩は強いし面白い。裏は何があるかわからないけど、浩一のピンチになったら颯爽と現れるかも。絵美を狙っているみたいだけど、誠の心理は全然わからない雰囲気が今まで違って面白かった。)


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