枢達ナイトクラスの面々は、長期休暇で黒主学園から英の別邸に休暇に出かけた。但し英は学園に残り、千里は大叔父の要請で実家に帰省した。「何か嫌な感じだね。」地下に下りる階段の最中嫌悪感を感じた千里。「お前はもう子供じゃない。支葵家の人間として知る必要がある。」
今まで秘密にしていた事実を教えようとした大叔父。行き着いた先は、千里の父親玖蘭李土の身体が眠る棺だった。「大きくなった君に会うのを楽しみにしていたよ。」現れたのは、左右赤と青の瞳を持つ少年。しかし役割を終えたかのように、力尽きて横たわった。「僕の可愛い息子千里。僕に力を貸してもらおう!」少年の身体から出て、千里を乗っ取った李土。莉磨は、別荘で
不安に思っていたのだが、それが的中した形になり星煉から枢に情報が伝えられた。「ずっと寝ていればよかったものを。寮に戻る!」事態が急変し、枢は他の面々に寮に戻る告げた。(おそらく枢様の敵というのは、李土だと思います。純血の血を飲まなければ、勝てない相手だと思うほど強いのでしょう。最初嫌いだった英は、命に変えても枢様を守るでしょう。)
「私酷い事言った!ヴァンパイアにされて苦しんでいる零に。皆帰ったんだな本当の親の所に。心のどこかに覚えていない過去への不安がある。親は私を捨てたのか?私は何なのか?」
記憶が無い不安から、自分がヴァンパイアになれば心が強くなれると零に言った優姫。苦悩している零に対して、無神経な事を言って傷つけてしまった事を後悔した。キッチンに顔を出し理事長から先に風呂に入るように言われ、零が来てから守ってあげなければ行けないという思いによって、夜に恐怖を感じなくなった事を思い出した。「思い出さなきゃ!これ以上零を傷つけない為にも。」記憶を取り戻し不安を払拭して、零を傷つけないようにしようと決意した。「優姫上がって
来ないから、理事長が心配している大丈夫か?」心配して声を掛けた零。「きゃー何血まみれの・・・・」風呂の水が、血に見えた優姫。心配する零には、心配しないように気を使った。しかし
立ち去ろうとする零を掴み放さなかった。
「お前は辺りに何も無い場所に置き去りにされていたんだろ?親がハンターの系譜で、何かに巻き込まれたのでは?協会の報告書見れば思い出すかもしれない。」記憶を取り戻そうとして幻影を見た優姫に対し事件の報告書を見れば、思い出すきっかけになるかもしれないと告げた
零。「本当に良いのかい?心配なのは優姫より錐生君だよ。」翌日夜刈と理事長は、零を心配して同行した。本部がある街には、ハンターとその家族が生活しており、うっかり非難や悪口もいえない場所だった。(不安だから記憶を取り戻す。そうすれば零に変な頼みなんてしないはずだと思った優姫ちゃんは殊勝ですね。しかし知らなくてもいい過去ってあると思いますよ。枢様も
優姫の過去について語ろうとしませんし。)
ハンター協会到着後3人から別れた夜刈。「なんだか嫌な雰囲気。」ハンター達の目付きと雰囲気に嫌悪感を覚えた優姫。「零はれっきとした我らの味方だよ。ハンターとして優秀な錐生の家に生まれ、ヴァンパイアの力を併せ持つ。実に頼もしくなる味方だよ。」零がヴァンパイアだと知りながらケチをつけて来たハンターを止めて、零をハンターとして優秀と認めたのはハンター協会の協会長だった。「今日は10年前の報告書を見せてもらいに来ました。」「僕からのお願いします。」零が用件を話し、理事長が口ぞえした。「本来は非公開だけど、一応黒主君の頼みだから特別だよ。」ハンターとして力を持つ理事長の頼みをだから断らず、資料室に3人を案内した
協会長。実は優姫は、未だ理事長がヴァンパイアハンターである事を知らなかった。(協会長が
カマっぽい喋り方で声が花輪君ですよ。確かに合っているとは思いましたけど。気になったのは
夜刈が席を外した事。協会長に会いたくないのか、他の理由があるのか?)
資料室に入った後優姫と理事長は、優姫が生まれた16年前までの分類された資料を調べ始めた。一方協会長に連れられ零は、未分類の部屋に案内された。「ここは判読が難しいんだよ。
死者が出た戦いの力送られた物でね。どれもこれも同胞の血をタップリ吸っている物ばかり。」
零が見せられた資料は、狩られたヴァンパイアの血の跡が残されていた。その匂いを嗅ぎ一度
遠ざかったヴァンパイアの本能が蘇った。その頃理事長がヴァンパイアハンター時代の16年前
に残した日記を見つけた。「ずっと言えなくてごめん。昔ヴァンパイアを殺していた事を。」ヴァンパイアを肯定する優姫に今まで秘密にしていた事を謝罪した。「でもお父さんはお父さんでしょ。
別に変わらないよ。私が見たいのは10年前の記録だし。」今の理事長を知っているから、ヴァンパイアハンターだった過去は関係ない。優姫は謝罪した理事長を許した。(協会長さん零は既に枢様の血を飲まされているんですよ優姫の為に。だからレベルE化は、しばらくないんです。ただ
やっぱり純血種を倒そうと思っているのですね。実力を付ける方法と双子の関係とは、どういう意味があるのでしょうか?まあ夜会警備に狩り出した協会を非難する夜刈もいますので、零の
安全は大丈夫でしょうけど。)
その時優姫が調べようした10年前の冬の記録が、突然炎と共に消え去った。「どうして?まるで過去を思い出す事を邪魔しているみたい。私の記憶は、あの時が始まり。その前に何があったの?」過去を取り戻す事を邪魔する存在がいると思い、再び不安感を覚えた優姫。またしても
子供の頃の幻影を見てしまった。「ヴァンパイアハンターの家系に双子は生まれない。まれにあってもどちらかが、どちらかを取り込んで生まれて来るのは1人だけ!」ヴァンパイアハンターの
家系には絶対に双子は生まれないと主張した夜刈。ありえない事実があるだけに、ヴァンパイア達のたくらみがあると推理した。(双子の誕生とヴァンパイアの関係が、優姫の過去に関係があるのか?謎の複線が沢山あって、最後にまとまるのか気になります。)
1人不安に苛まれた優姫を気遣い、部屋に入って来た零。「私学園に誰もいないから、1人で
不安だなと思っちゃって。」不安の理由を誤魔化した優姫。「そんな事じゃないだろう!記憶の事を不安に思っているのだろう?協会本部でページが焼けた事だろ。」嘘を見破り記憶を取り戻せずまるで意図的にページが焼かれた事だと指摘した零。「誰かに邪魔されている気がする。そもそも誰かに忘れさせられた気がする。」零の指摘を受け、意図的に記憶が封じ込まれている事に気付いた。そして頭に浮かんだのは玖蘭枢。改めて確かめる必要を感じた。「俺に心配されるのが嫌って感じだな?」優姫の様子を見て心配される事を拒絶していると思った零。「勿体無いよ。零の残った大切な時間、私の心配なんてして欲しくない。」逆に心配せずに零の思った通りに残り少ない時間を過ごして欲しい。自分は大丈夫だと言い張った優姫。
すると優姫を抱き締め再び牙をむいた零。それを優姫を受け入れようとした。「何で抵抗しないんだ?俺はお前の血を吸う事でしか生きられない。お前は被害者なんだぞ優姫。だからお前には俺を残酷な目に合わせる権利がある。危険な目にあわせようが。でもそんなじゃあ全然償いに足りない。俺の残った命を費やしても文句なんか無いんだ。」自分は心配する相手の血を求めるヴァンパイア。危険な目に合わされても文句は無い。残った命を優姫の為に費やそうと訴えた零。その思いを知り涙を流した。(どちらも根が優しいから。互いの為に自分を費やそうとするのが純愛なんですよね。零はガチに好きだとわかりますけど、優姫は枢様と零どっちを選ぶのか
気になりますね。ただ枢様の零へのプレゼントが、呪い人形で刹那みたいに拒否した宮野君の
反応が面白かった。)
翌朝予定より早く枢達ナイトクラスの面々が、黒主学園に帰って来た。「枢先輩お話したい事があります。」記憶の事を確かめようとした優姫。「2人っきりで!いいよじゃあ今夜。」直ぐに了承した枢。自分の部屋に戻ろうとした時英から挨拶を受けた。「何を探っていたこの部屋で?下手に首を突っ込むと・・・・」英が学園に残り部屋を調べていた事に気付いた。「枢様が何をしようとしているのか知りたくて。教えて貰えませんか、何をしようとしているのかを?玖蘭夫妻は何故自害なさったのですか?」改めて枢の目的と両親の自害の原因を聞き出そうとした英。自分は枢の力になりたい。純粋な想いがあるからだった。「自害じゃない殺された!これ以上は駄目だ!無駄死にする事になる。藍堂僕の両親を殺したのが、僕だと真っ先に思うと思っていたよ。
でもそうじゃなくて正直嬉しかった。」自害ではなく殺された事を明かした枢。英を危険に巻き込むまいとこれ以上の詮索を避けるように、鋭い眼差しで忠告した。それでも殺されたと聞かされた後、自分を犯人だと疑わなかった英の態度には正直に嬉しいと答えた。(両親の死がいつだったのか?千里に乗り移った李土との関係は?徐々に明らかになって行った物語。優姫の記憶
とも関係すると思います。謎が見え始め真の敵も姿を現し始めた。いよいよ面白くなって来た
ヴァンパイア騎士に大注目です。)
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