高校3年生の2学期になっても、進路と目標が決まっていない陽平。心配でたまらない妹の芽衣は、学校を休んでまで兄の様子を確かめるべく、古河家に居候を始めた。そんな時自分にもしっかり者の彼女がいれば、芽衣も安心すると答えた陽平の言葉を聞いて、偽りの彼女になってくれる女性を探そうと提案した朋也。嘘はいけないという渚の制止も聞かずに。



 まず陽平の事をよく知る藤林姉妹に最初にアプローチしたが、荷が重過ぎると断った椋。妹を泣かされ激怒した杏に頼むのは愚問だった。次はいつも勝手に食って掛かる智代にアプローチした。結果は、お約束でまた蹴り飛ばされた。3番目にアプローチしたのはことみ。友達の為に

恋人役を引き受けたまではよかったが、バイオリンを披露すると強烈な雑音に耐え切れず、諦める結果になった。最後は、資料室の有紀寧に相談した。強引に迫った陽平だったが、有紀寧ファンで不良の田嶋にしめられ万事休す。あえなく全て失敗に終わった。



 夕方駅前のナンパ作戦も不発に終わり、途方に暮れている陽平。そこに早苗が心配して声を掛けて来た。事情を説明すると、2つ返事で恋人役を引き受けた。その理由は、野球の試合の時から気になっており、きっかけがあればいい方向に向かい手助けが可能だと思ったから。但し娘の渚は余り乗り気ではなかったが、理由があるのならと渋々承諾した。早速デートの練習を

始めた陽平。しかし経験が無く緊張と嬉しさが交錯して、完全に舞い上がってしまった。



 いよいよ芽衣に紹介する当日、約束の時間前から缶コーヒーを多く飲みながら待っていた陽平。流石に腹が痛くなり、トイレに駆け込んでいる間。全員で缶を片付けていると、学生服と三つ

編み姿に変装した早苗も手伝い始め、陽平が戻って来た時対面を果たした。「磯貝早苗子17歳です。(おいおい)お兄さんには、いつもお世話になってます。」当然偽名と年齢を偽り、挨拶した早苗。会った事あるのではと、疑いの目を持ち始めた芽衣にわからないように振舞った。「こんな奇麗な人なのに、お兄ちゃんと!」思わず嬉しさの余り抱き付いた芽衣。「よかったじゃないか!芽衣ちゃん嬉しそうだ。」様子を見ていた朋也と渚。芽衣が嬉しそうにしていたので、ちょっと安心していた。(やっぱり17歳ですってお約束ありましたか。おいおいって突っ込めって事ですか?それにしても本当に17歳で通用しそうな風貌に恐ろしさを感じました。ただ芽衣ちゃん、早子さんに不憫だと言うのは、兄貴がかわいそう過ぎますよ。)



 「春原さん何処に行くんでしょうか?」後を付けている渚が心配そうに尋ねた。「多分飯にでも

行くんだろ。しかし春原の奴、しゃれたレストランなんて知ってるのか?」食事に行くだろうと返答した朋也。陽平はガチガチになりながら、案の定食事に向かっていた。「いいですね!連れて行って下さい。」エスコートされている早苗。笑顔で葉柄の案内する店に向かった。そこは、陽平が

よく行く定食屋。「僕のお勧めは、カツ丼ですね。日に3度は食ってるかな!」ドン引きの芽衣が

心配するのを尻目に、自分では高いと思い、いつも食べるカツ丼を勧めた。「陽平君、いつもここでお食事してるのですか?カツ丼ばっかり。」呆れた食生活を聞いて、早苗はある行動に出た。(陽平君カツ丼ばっかりって、キン肉マンじゃないんだから。それに女性と定食屋はきつい。ファミレスでも十分ですよ。経済状況を考えて。)



 「はい出来ましたよ。毎日カツ丼では栄養が偏ります。これからは自炊もしてみてください。」陽平の部屋で手料理を振舞った。栄養バランスの取れた料理を食べて欲しい、そんな優しさがこもった行動に「早苗子さんって凄い優しいです。こんな優しい人なのに不憫です。」味付けが早苗の料理に似ていると気付いたが、優しく思い遣りのある彼女に感激した芽衣。「いきなりゲーセンとか連れて行かないですよね。」食後一緒に遊びに行く場所が、ゲーセンのはずが無いと思っていたのだが、陽平の行った先は危惧したゲーセンだった。プレイした体感ゲームが上手く行かず足で蹴飛ばす、いつもの癖が出てしまった。(何故自分の日常でまとめようとするんだ。やっぱり女性の事を考えないと駄目でしょう。いきなりゲーセンで、しかもあのセンスの無いゲームをやりますか?あーやっぱりこれはまずいわ。)



 次に行ったCDショップでは、自分のお気に入りのアルバムを聴かせ、早苗を悪い意味で驚かせただけだった。「今日のお兄ちゃんもうダメダメです。」兄の行動を見て、駄目だしをする芽衣。

空回りしているのは明らかだった。時刻は夕方になり「もう帰らないとまずいんじゃないか?」早苗が帰宅しなければならないと不安になる朋也。しかし陽平は、早苗が渚の姉だと思い込んでいるので、夜景を見に行こうと誘っていた。そんな時通りかかった公園で、女の子が数人の男の子にいじめられていた。「私ちょっと行ってきます。」いじめを止めようとした早苗。「いいじゃないですか。大丈夫ですってあれぐらい。」子供の喧嘩なので、気にも止めない陽平。その言葉を聞いて渚を制止して、兄が止めると思った芽衣はショックを受けた。(自分の事ばかり考えている

から、周りが見えていないと思います。陽平は、子供がいじめられていてもどうでもいい。芽衣には女の子と自分を重ね合わせてみていたのかもしれません。)



 「妹をいじめるな!」幸い女の子の兄が、いじめていた男の子達を追い払った。「どうやら一件落着みたいですね。じゃあ行きましょうか。」解決したと思い、デートを再会しようとした陽平。「でも少し様子がおかしいみたいです。ちょっと待っていてもらえますか?」きょろきょろする兄妹の様子がおかしいと思った早苗。デートを中断して、事情を聞きに行った。するとお使いの帰り道で

道に迷っていた事が判明した。「大丈夫ちゃんと帰れますよ。」家まで送ってあげたいという早苗の言葉を無視した陽平。結局妹の名札に名前と住所が書いてあったので、全員で兄妹の家まで

送ってあげたが、たった1人だけふて腐れていた。「折角のデートだったのにな。」見ず知らずの子供を送って、デート時間が削られついにぼやいた。「陽平君さえよければ、又お会いしたいと思います。こんな風に私と一緒に居られる事を大切に思ってくれて嬉しいです。でも時にはもっと大切な事があります。それを忘れずにいてくださいね。」ぼやいた陽平に文句を言おうとした芽衣を制止して、またデートの約束をした早苗。しかし最後は、デートよりも大切な人助けや思い遣りの心を忘れないようにと釘を刺した。(またデートできると思って、有頂天になっている陽平。そんな様子を見て、兄の今の姿を知りショックを受けた芽衣。徐々に兄妹の間に溝が出来始めて

来たと思います。)



 翌日朋也が冗談で言った「語尾に便座カバーをつける」を実践するほど、またデートが出来ると

思い舞い上がっていた陽平。それがでたらめだと分かっても全く怒らず「恋する男は心が広いのさ。今日の夕方電話が来る事になってるのさ。」芽衣の事など眼中になく、頭の中は早苗の事で

一杯だった。「返って逆効果だったのではないでしょうか?」芽衣を心配させるだけで、彼女作戦は逆効果だったと思い始めた渚。すると校門の前で芽衣が、様子を見に来ていた。話を聞いて

呆れ顔の芽衣と朋也・渚は、学生寮に向かった。「恋の素晴らしさの前には、妹など眼中に入らないのさ。それより芽衣お前帰らないとやばいんじゃないの?」相変わらず芽衣の存在を忘れ

逆に帰った方がいいと告げた陽平。「帰らない。まだやらなきゃいけない事があるから。」やらなきゃいけない事があるので、帰らないと言い返した芽衣。「なるほどね。僕の様子を見に来るなんてのは口実だったんだよ。こいつ昔から都会に憧れていたから、こっちで遊びたかったのさ。」

都会に遊びに来ただけだと言い放った陽平。

 

 「そうだよ、でもそれだけじゃないんだよ。こっちに好きな人がいるから会いに来たんだ。凄く大人でいろんな遊びを教えてくれて、私の事可愛いって言ってくれたんだよ。これから会う事になってるんだよ。お兄ちゃんも大人の恋愛を楽しんでね。」好きな人が出来て会いに来たという嘘を付いて、陽平が自分の方を向いてくれると思った芽衣。「おいお前も追い掛けないと。もし相手が立ち悪い奴だったらどうするんだ!」本気で心配して追いかけた渚。追いかけるように進言した朋也。「早苗さんからの電話があるかもしれないし。それに恋愛は自由だし。」まだ自分の方が

大切だと思い、陽平は芽衣を追い掛けなかった。結局ただ外にいて、兄が連れ戻しに来るのを

待っていた芽衣。しかしやって来たのは朋也。がっかりした芽衣から、どうして恋人がいるなんて言ったのか聞く事にした。理解出来なくなってしまった兄妹。これはつらい展開ですね。嘘まで付いて兄に振り向いて欲しかったけど、兄は未だに頭の中は早苗の事で一杯。しかも彼氏の存在まで現れてこのままだとこじれる一方だ。)



 「嫌なんです、あんなお兄ちゃんを見るのが。追い掛けて来て、そんな奴の所に行くなって!

叩かれても良かったんです。私小さい頃よく近所の男の子に泣かされていたんです。でもそんな時おにいちゃんが助けてくれました。いつも飛んできて、芽衣を泣かすんじゃねえって。凄く嬉しかった。中学に上がったらサッカーがすごく上手になって、私だけじゃなくチームの皆からも頼られていました。あんなの本当のお兄ちゃんじゃない。いじめられている女の子を見捨てたりしない。私の事も心配してくれるもん。」自分が知っている頼りがいのある兄の姿を見せて欲しかった

芽衣。その為に叩かれる覚悟をして嘘を付いた。しかし結果は自分を優先し、追い掛けてこなかた陽平。しかも芽衣は、恋人の存在が嘘である事も気付いていた。「しょうがないなお兄ちゃん。

しょうがないな。」そんな兄でも嫌いにはならなかった。(確かにしょうがない奴だけど、芽衣にとっては優しくて頼りがいのあるお兄ちゃん。それを取り戻して欲しかったんだけど。)



 翌日陽平との2回目のデートの準備をしていた早苗。「おい早苗!お前ら何企んでいやがるんだ?」女子高生姿の早苗を見破り、いぶかしげに部屋の中に入って来た秋生。「お芝居の練習をしていたんです。そうなんだ早苗さんに稽古を手伝ってもらおうと思って。」何とか誤魔化そうと

嘘を付いた芽衣と朋也。秋生が衣装に気を取られている隙に、自宅から脱出させた。そして渚が

台本に息詰まってると嘘を付き、秋生を任せ芽衣と朋也も出発した。前回のデートの集合場所だった公園に向かった2人。しかし早苗と陽平の姿は無かった。「早苗さんなら任せておいても大丈夫だろう。俺達もどこかに遊びに行こうぜ。春原の心配ばっかしていたら参るだろ。」気晴らしに2人で遊びに行こうと誘った。



 「岡崎さんが、お兄ちゃんだったらよかったのに。」ちゃんと接してくれる朋也に、素直な気持ちで答える芽衣。「なら試しに兄のように接してくれよ。」間髪入れずに兄のように接して欲しいと

頼んだ朋也。「あのねお兄ちゃん!どうしたのお兄ちゃん?」破壊力甘えたボイスにメロメロになっているとそこに居合わせた杏・椋・ことみに変態扱いされてしまった。結局お兄ちゃんは、禁止にして2000円もする「プリンセスクレープ」をせがまれて奢ってあげた。「じゃあ1口だけ。」つまみ食いをすると、突然激怒した芽衣。自分が好きな苺を食べられたからだ。「あれを一緒に撮ってくれたら許してあげます。」お詫びにプリクラを一緒にとって欲しいと頼まれた。(ゆかりんの妹キャラは強烈だわ。フレイヤ並みの破壊力があって、私もそのメローンボイスにとろけそうになってしまいました。ゆかり王国おそるべし。)



 「絶対生徒手帳に貼って下さいね。」腕を組み、ラブラブのプリクラを獲って嬉しそうな芽衣。しかし1人で居た陽平を見て態度が一変した。「お前ら何やってるんだよ?これどういうこと?」2人で一緒にいてプリクラを獲っていた。流石の陽平もその事実を問い詰めた。「あーあとうとうばれちまったか。芽衣ちゃんの彼氏って俺の事だよ。渚とは別れるつもりだ。昨日も俺の家に泊まったんだよ。」ここぞとばかりに芽衣の彼氏は自分だと、見せ付けるように言い放った朋也。それに芽衣も追従して、陽平の元から去って行った。「待てよ・・・・・待てって!何でそうなるのさ!」

1人事を言うだけで追いかけて来なかった。「あれだけ挑発したのに、あいつ追いかけて来なかった。頼れる兄貴って所を見せて欲しかったんだけど。」挑発に乗らずに追いかけて来なかった陽平の態度にがっかりした朋也。「私帰れないです。お兄ちゃんにしっかりしてもらうまでは。やっぱりお兄ちゃんにサッカーをしてもらいたいです。できればサッカー部に戻って・・・・・!」喧嘩別れしたサッカー部に戻って、サッカーをやって欲しい。それすれば頼れるおにいちゃんに戻ってくれるのではないか。かすかな期待だが、サッカー部復帰を期待した。


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