緋桜閑が枢によって殺された。純血種を脅かす敵に立ち向かう力を得る為に、閑の血を飲み
レベルEの兆候を見せた零に、自らの血を与えた。これによりレベルEの陰は遠ざかり零を優姫を守る騎士としての役割を与えた。しかしその事実を優姫は知らずに、再び平和が戻った黒主学園にて、風紀委員兼ガーディアンの任務を忙しくこなしていた。
「はい下がって下さい。デイクラスの皆さんは、もう門限ですから。」ナイトクラスの登校時間になり、押しかける女子生徒達を必死で抑えていた優姫。零が姿を見せなくなり、1人では対応出来ないと不安を感じていた。「やあ女の子達、昨夜は僕の夢を見てくれた?今日は、黒主優姫の夢の中に入ろうかな?」相変わらずのプレイボーイな英。いつものように優姫にちょっかいを出して来た。当然他のデイクラスの生徒達から不満の声が上がり、押されてしまった。「すいません枢先輩・・・・・」倒れそうになった自分を助けたのは、枢だと思ったが優姫。しかしそこに現れたのは、音信普通だった零だった。(ルルが優姫にズームインって指さしたの古過ぎません?今のズームインスーパーは、そんな事してるんですかね?)
「言いたい事が溢れてくる。傷は大丈夫なの?私が見てない空白の時間、一体何があったの?そしてあの激しい渇きは癒えたの?」零に対する疑問が、次々と頭に浮かんで来て、聞きたい事が山ほど存在した優姫。それでも言った言葉は「お帰り」の一言だけだった。一方相変わらず女子生徒に厳しく接した零。「ただいま」優姫の言葉に返答したが、その様子を枢は、何も言わずに見つめていた。(やっぱり優姫は、優しいなあと思いました。本当は、零に聞きたい事が山ほどあったのに、それを聞かずに優しく出迎えた。だからまた零の為に血を差し出すのか
どうか気になります。)
「ねえ皆頼みごとを聞いてくれるかい?」授業前ナイトクラスの面々に呼びかけた枢。「喜んで
枢様。」胸に手を当て、全員が頼みを受け入れた。一方相変わらず黒主理事長は、平和主義を
実践しながら、同じヴァンパイアハンターで教師の夜刈に声を掛けた。「君が気付かない訳ないよね。あんな状態だった錐生君が、どうして正気を取り戻せたのか?」珍しく真顔で尋ねた。「俺は、アンタほど優秀なハンターじゃないから、見逃す事も山ほどある。」理由を見逃していたと答えた夜刈だが、理事長の趣味の悪い割烹着にしっかりツッコミを要れていた。(夜刈もおそらくは
気付いていると思います。ただ可愛い弟子を思って、わざと答えなかったのでは?そして枢様が
頼んだのは、やっぱり純血種に対する敵を倒す事に関係していると思いました。)
「俺の中にあいつの血が流れている。優姫は気付いているのか?」枢を血を吸ってからの変化に戸惑う零。優姫が、枢の血を吸った事を知っているのか気になっていた。「学園に現れた緋桜閑。零のレベルE化を止めるには、彼女の血を飲まなければならなかった。多分零は、彼女の血を飲む事が出来なかった。後どれぐらい時間が、時間が残っているのだろう?私の血を飲む事で
少しでもレベルE化を遅らせられるなら、いくらだって・・・・」零が枢の血を吸った事を知らなかった優姫。だから自分が、零に血を提供する事をためらわなかった。それが、守ってもらうだけの自分が出来る事なのだ。
見回り中にそう考えていると、同じく見回りをしていた零に遭遇した。明るく声を掛けながら、背後から叩いた。「ねえそろそろ欲しくなったんじゃない?今夜は、出血大サービスだからね。」首を差し出し、血を吸うように促した。「ふざけるな!」零は、ヴァンパイアの本能を知り始め、逆に
優姫の申し出を拒否した。「無理矢理でもあの人の血を飲ませたかった。でも私は、零を苦しめただけだった。」レベルEの呪縛を解いてあげたい。それには、今自分の血を差し出し遅らせるしかない。しかしそういう行為が、零を苦悩させていると気付き涙を流した優姫。(零は、自分の宿命に苦しみ、優姫も苦しんでいる。解決策が無い苦しみって、本当につらいですよね。それでも
優姫には、血を差し出すしか出来ない。零は優姫は、大切な存在だから受け入れられない。つらいけど現実は、シビアだなと思いました。)
「お前にとって俺は、何なんだ?俺の為に無茶な事は止めてくれ。」優姫にとっての存在意義を確認した後、血を差し出す行為を止めるように哀願した零。優しく涙を拭いてあげた。「うああ
大変だなんだよ。紅まり亜ちゃんが目を覚ました。」取り付かれていたまり亜が、目を覚ました事実を理事長が伝えて来た。早速まり亜の元を訪ねた2人。「壱縷、何してたの?閑様が滅ぼされてたと言うのに。」弟の壱縷だと勘違いされた零。それに気付いたまり亜は、閑が本当に死んだ事を改めて認識した。(優姫は、恋愛対象として見ているのか?それとも幼馴染みで、かわいそうだから助けたいだけなのか。ここも疑問点ですよね。血まで差し出して助けたい存在なら、普通の関係ではないから、やっぱり好きって事なのでしょうか?)
そしてまり亜の口から、閑とのエピソードが語られた。閑は、病弱なまり亜に自分の血を送り
丈夫にする見返りに、器として身体を貸す約束をした。ただまり亜にとって恩人であるので、見返りなどという考えは存在しなかった。それでも契約的な形を結んだのは、閑が生まれてから隔離され信頼という概念を持ち得なかったから。「零君あなたに殺されても、閑様は後悔して無かったと思う。」愛という意味を知らなかった閑が、元人間のヴァンパイアと恋に落ち狩られてしまった。憎しみから零の両親は殺されたが、零にあだ討ちされても後悔していなかっただろうと考えたまり亜。それは優姫にとっては、初めて聞く話で詳細を聞こうとした。「こら優姫もう休ませて
あげよう。」秘密から遠ざけるように、理事長が間に入り優姫を部屋から出した。
「待って零君!あなたにだけ真実を伝えて置きたいの。あの日錐生を駒として、彼を狩らせるように仕向けた、本当の黒幕がいた事を。純血種である閑様が、元人間のヴァンパイアを愛する事を喜ばない者。新たな力を得て閑様が倒そうとした敵。純血種の敵であり、あなたの本当の敵で
あると思うの。」純血種と元人間のヴァンパイアの恋愛を疎ましく思い、純血種と零の本当の敵の存在を示唆したまり亜。その存在を知り、零は頭を抱え苦悩した。(純血種の敵とは、やっぱりハンターでしょうか?それともヴァンパイアの中で疎ましく思う存在なのか?枢様が、指摘していた敵の存在が見えて来ました。これがヴァンパイア騎士のストーリーが、はっきりとして来たと思います。優姫も狙われる立場になるから、零を騎士に据えた事も頷けます。)
閑が死ぬ直前の零の行動を思い出していた優姫。再び見回りに戻ると、何者かの気配を感じ
探索を開始した。「あなたヴァンパイアですね?」スーツ姿の男性を発見して、ヴァンパイアだと
断定した。「そうか君は、ガーディアンか。教えてもらおう、もう1人のガーディアンの居場所を。」
爪を立てて、零の居場所を吐かせようと襲い掛かって来たヴァンパイア。その時ヴァンパイアの
攻撃を食い止めたのは零だった。「錐生零純血種緋桜閑を殺した罪により、ヴァンパイアの最高機関元老院の命で、貴様を処刑します。」元老院の命で、処刑すると宣告された零。元老院は
零の抹殺を企てていた。
しかし零の力は、驚異的に増していた。ヴァンパイアの腕の骨を砕き、いとも簡単に投げ飛ばしたからだ。「逃れる事は出来ないぞ。貴様が、我々に処刑される運命からな。」不吉な言葉を
残しヴァンパイアは、零に殺された。すると新たな刺客が、2人の周囲を囲んだ。零を守るべく
関係ない優姫も戦おうと武器を持って身構えたその時、突然ヴァンパイアが消された。「閑は
錐生君に狩られても仕方なかった。なのに純血種の尊さとやらをを守る為に、錐生君が処刑されければならない。」同じ純血種の枢が、刺客達の前に立ちはだかった。「僕が大切に思うこの学園という場所を、くだらない事で汚さないで欲しいな元老院の犬ども!消えろ!」零を守り、手が出せない刺客達を退却させた枢。元老院を敵に回しても、処刑を阻止した。(零は必要な人材だから守るというのはわかるけど。あえて元老院に狙わせる意図がわからないです。)
「ありがとうございました。でも零が、狙われなければならない理由なんて無いんです。」零を
救って感謝した優姫。しかし零が狙われる理由がないと強調した。「分かっているよ。」優姫の言葉を理解して仕草した枢。「分かっていません!閑さんが零に狩られたって、そんな事してません。零が犯人じゃないって認めて下さい。」零が犯人ではないと認めるように迫った優姫。「優姫がそう言うなら認めるよ。」受動的に認めると示唆した枢。しかしその発言は、あえて言っている
感が否めず、優姫は到底納得出来なかった。「本当に認めてくれるまで、枢先輩とは口を聞きません。」ついには、枢との関係を自ら断ち切った。「あははは子供の喧嘩じゃないんだから。」冗談半分に茶化す拓麻。しかし優姫に自分を否定された枢の気持ちは、冗談では済まなかった。
(ナイトクラスの面々は、枢を中心にまとまっている。それは居心地がいい、黒主学園が気に入っている事と強い力を持つ枢に従っているから。今はいいけど、もし閑を殺した事がばれたら果たしてどうなるのか?)
「あんただろう殺したのは?純血種の血には、強い力があると聞いた。手に入れたのかそれを?」閑を殺し力を手に入れたのか、枢を問い詰めた零。「聞いたって?他人事みたいだね。君だって知っているだろう。僕の血じゃあ、君を本当に救う事は出来ないけどね。それでも好きな娘を守れる君が羨ましいよ。」自分の血を手に入れた零自身が、本当に分かっているだろうと答えた枢。そのまま立ち去りまり亜が答えた「敵」についての詳細も言わなかった。「そうだなこうも考えられるよ。君の中で僕の血が生きている限り、僕が優姫を守っているのと同じだ。」血を与えた自分が、本当に優姫を守っていると言い残して去って行った。(やっぱり優姫一筋なんだ。だけど表だって守れないのは、立場があるからでしょうね。だから零を騎士として守らせている。おそらく敵に対しても。ただその血は、枢様がプレゼントしたから、自分が守っていると自負してもしょうがないですね。)
「玖蘭枢の血で、渇きはいえたはず。なのに優姫の血を求めた。」敵である閑は滅びた。それだけの為に生きて来た零。しかし今度は、ヴァンパイアの宿命である血を求める行為が、新たな
苦悩になっていた。「優姫生きている!よかった。」寝ている間に髪をタオルで拭いていた、優姫を抱きしめた。「俺はこの優しい手と笑顔が欲しいんだ。」優姫の優しさと笑顔が欲しい。そう思った零はそのままキスしようとした。しかし寸前の所で止めた。そしてハンター協会から、零宛に
手紙が届き、事態は新たな局面を迎えた。(零は優姫の優しさと笑顔を守りたいと思っていたけどそれに甘えてキスをしようとしたと思いました。だけど寸前の所で回避したのは、優姫の気持ちに委ねる事が出来ないと思ったのかもしれません。)
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