身体が弱く留年していた古河渚は、不良だと恐れられていた岡崎朋也と出会った。バスケが出来なくなり目標を見失っていた朋也にとって、渚が復活を願っていた演劇部設立に協力する事

が、ライフワークとなった。同級生の藤林杏・椋と・一ノ瀬ことみ・春原陽平。生徒会長を目指していた下級生の坂上智代が、演劇部設立に協力した。それぞれいろいろなバックボーンがありながら、皆が渚の事を知り始め夢が形となって行った。



 朋也は、だらしのない父親の存在を認めていない。だから渚の両親秋生と早苗との出会いが、知らなかった「家族」の姿を肌で感じさせた。仲間・家族人々との絆を知り朋也は、徐々に変わり

始め、そして渚に対し恋愛感情を抱き始めた。それは渚も同様で、紆余曲折がありながらやり遂げた文化祭での1人芝居は、朋也がいたからこその成功したのだ。



 ついに朋也は誰も居ない演劇部の部室で、自分の想いを告白した。思わず感動してしまい涙を流した渚。自分の想いと朋也の想いが重なった時、悪戯書きしてあった自分の名前の隣に朋也の名前を書いた。岡崎家を出て現在古河家に居候していた朋也。夏休み中相変わらず秋生が、近所の子供達を集めた草野球に付き合っていた。そして2人は、恋人同士のまま2学期を

迎えた。相変わらず天然な秋生さんです。それにしてもやっぱり京アニは、画が本当に素晴らしい。音楽もいいし、またCLANNADの世界に浸れると思うと嬉しい限りです。)



 「おい野球やるぞ!今度の日曜また試合あるから、お前が人数集めろ。相手は、隣町の商店街チームだ。うちの商店街とは、宿命のライバル関係だ。最近相手が、元甲子園球児を入れやがった。おかげで連戦連敗良い所無しだ。」秋生は、大人の草野球チームにも所属していた。しかし最近は連戦連敗で、チームのメンバーも元気が無い。そこで朋也に新たなメンバーを集めるように依頼した。「何で俺が?右肩傷めているの知っているだろ。」肩を傷めていた朋也。何で自分が、メンバー集めろと言われる理由が分からなかった。



 「お前ら今日から2学期だ。学校には、演劇部って頼りになる仲間がいるじゃないか。学園祭で見せたチームワークを見た時から、俺はずっと思っていた。こいつらと野球がしてえ。渚の彼氏ならパパにもサービスしやがれ。」演劇部のチームワークに目を付けていた秋生。渚の彼氏である朋也にサービスしろと、半ば強引に押し付けた。こうして朝食の時間は終わり、渚と2人で光坂高校に通学して行った。(あのメンバーとんでもない奴ばっかりだから、きっといい試合になるはずですよ。特に杏と智代は、モンスターですからただ朋也は、まだ進路に迷っているか。進学は無いだろうから、就職かなやっぱり。)



 「やる!面白そうじゃない。」早速朋也の誘いを聞いて、興味を示した杏。「この春原陽平を使うとするとは、渚ちゃんのお父さんも見る目あるね。」相変わらず単純でお調子者の陽平。「相変わらず単純で扱いやすいな。」乗せやすい親友の扱いが簡単で、思わず本音をこぼした朋也。「朋也君、私も野球やってみたいの。前に朋也君と智代ちゃんが、試合してるの見たから。とっても楽しそうだったの。」野球経験の無いことみも参加表明した。これで参加者は4人。「あんた達恋人らしくなって来たわね。」朋也を応援すると宣言した渚の様子を見て、初々しかったカップルが、恋人同士になって来たと告げた杏。照れくささが抜けて、互いに2人で居る事が、当たり前になって来た。(2学期になっても陽平は、智代にぶっとばされてます。確かに運動神経を計る必要なし。だって野球部相手にあれだけの試合をしたのだからしかし陽平が結構鋭い感を持っているのは、前期でも証明されてますから、今回も鋭いツッコミありますでしょうか?)



 その後智代にも参加を要請した。寮母の美佐枝が、参加する条件で承諾してくれた。「芳野祐介さんです。」帰り道渚が、電柱工事をしていた芳野祐介に気付いた。祐介は、風子の姉公子と結婚した男性だ。「ちょうどいいあの人も誘うぜ!」思い付きでメンバー参加を要請した陽平。呼びかけても反応が無かったので、全員で「芳野コール」で呼びかけた。「日曜は仕事だ。悪く思わないでくれ。」陽平に一発かました後、仕事が理由で参加を拒否した祐介。「待ってくれ!こいつは、春原はあんたに憧れてるんだ。出身は東北だし卒業したら、この街に2度と来る事も無いだろう。だから憧れの芳野さんと、思い出と作りたいって言ってたんだ。」陽平と渚を感動させ泣かせるほど説得力のある嘘を付いた朋也。「そいつは、邪険にしてすまなかったな。何とか時間を作ってみるよ。」朋也の言葉に心打たれた祐介。メンバー参加に前向きになった。(陽平ネタにされているのに感動して泣くとは、天然と言うか本当に憎めない。美佐枝に野球しようぜって時の顔も憎めないしただ智代の目標が、美佐枝というのはやっぱりスポーツと生徒会長の両面って事でしょう。あの完璧少女が、目指す人ってある意味凄い人です。)



 「ちゃんと9人揃いましたね。朋也君のお父さんも来て頂きましょう。私もちゃんとお会いしたいです。」最後の1人は、陽平の妹芽衣が駆け付ける事になった。そこで渚は、朋也の父直幸にも

来て欲しいと頼んだ。「また今度にしよう。」決して渚の方を向かず、それを断った朋也。未だに

父親の事を全て認める事は出来なかった。そして日曜日を迎えた。祐介の大ファンである芽衣も

夜行に飛び乗り駆け付け、試合が出来るメンバーが集まった。(女子はブルマなんですよ。ブルマは、今となっては珍しいけど、本当に太ももに目が行ってしまいます。)



 「へえ美佐枝さんと芳野さんって知り合いだったんだ。」意外な交友関係を知り驚く朋也。そんな試合開始前の時間も終わり、いよいよ試合開始。ピッチャーの秋生の球は、本当に速く「これじゃあ手が持ちません。」運動神経のいい陽平じゃなければ取れず、余りの痛さに思わず弱音を

吐くぐらいだった。1回表相手のスメルライクティーンスピリッツは0点で終了。1回裏古河ベイカーズの攻撃、1番の陽平はセーフティ・バントを狙ったが、あえなくキャッチャーフライ。「幸先悪過ぎ。格好悪い!」散々に叩かれる羽目になった。「相手は甲子園投手だぞ。じゃあお前は、打てるのかよ。」ボロクソに言われた杏に打てるのか尋ねた陽平。「打ってやろうじゃないの。」有限実行見事ヒットを打った杏。これで陽平の立場は無くなった。



 3番の美佐枝も連続ヒッ。いよいよ4番の秋生の登場。ここでスピリッツは、満塁策を選び敬遠のフォアボール。1アウト満塁の状況で、5番の智代に回って来た。全く野球をやった事がなく、バットの持ち方も分からなかった智代。それでも朋也のアドバイスを聞いて、持ち前の超人的な運動能力を発揮して、見事に満塁ホームランをかっとばし4点を先取した。しかし2回表スピリッツのバッターの振ったバットが、秋生のスネを直撃した。「バカ野郎それじゃ意味無いだろう。負けられねえんだよ。この街の威信に掛けても。ピッチャー交代古河渚!」激痛に耐えながら、スピリッツから選手貸し出しの要請を拒否した秋生。絶対に街の誇りに掛けて、それは受け入れられず、運動オンチの渚をピッチャーに指名した。「中途半端に運動神経があるより、運動オンチの山なりボールの方が、打ち難いんだ。」渚のボールの方が、余りにもしょぼいから打ち難い。そこに活路を見出した。



 「渚落ち着いて行け。あたし達が、バックに居るから安心して。」安心させる言葉を掛ける朋也

達。渚の球は打たれたが、智代の攻守もあり何とか0点で切り抜けた。2回裏は、8番の朋也からの打順だったが、肩の怪我でバットが振れず三振。9番のことみが、独自の計算を駆使して何故かグリップにボールが当たってポテンヒットで出塁した。「よっしゃ汚名万来してくるぜ。」言い間違えた陽平が、意気揚々とバッターボックスへ向かった。結果は、有限実行のダブルプレーでチャンスを潰してチェンジ。「チャンスを潰して台無しじゃないの。春原最低。」女性陣からの集中砲火を浴びて、汚名万来を体現した。(やっぱりこういうキャラなんだな2学期でも。汚名万来という四字熟語が、本当にあってもおかしくないと思わせたシーンでした。)



 試合は、智代の「女の子らしいヒット」、朋也の送りバント、美佐枝のファインプレーなどそれぞれが出来る事をしながらベイカーズが、リードを保ちながら終盤を迎えた。「ここまで何の活躍出来ていない俺だが、子供達の為必ず打つ。これが俺からの贈り物だ!」今まで活躍がなかった

祐介も思い出作りに一役買おうと贈り物のヒットを打った。「子供達よこれが、俺からの贈り物

思い出という名の形の無い贈り物だ。俺には金が無い。形あるものは買ってやれない。」ヒットを打って1人の自分の世界に浸り、演説を始めたのはいいが、結果はベースを離れてタッチアウトと言うオチが付いた。(祐介は、高校時代からナルシストだったのか。緑川キャラは、ナルシストが多いからな。星刻は熱いロリコンでしたけど。智代は、モンスター級の運動神経の持ち主なので、女の子らしい姿を見せたいのは当然だと思います。)



 7回表スピリッツ打線に渚が打ち込まれ、ついに逆転を許してしまった。7回裏ベイカーズ最後の攻撃。先頭バッターの美佐枝が打ち取られ、先頭バッターが出塁出来なかった「渚思いっきり振って来い。」朋也の応援が飛ぶ中、4番の渚の打順になった。言われた通り思いっきり振ったバットに当たりポテンヒットで出塁。しかし5番の智代は、いい当たりだったがファインプレーに阻まれ2アウト。それでも粘りをみせ、6番の祐介は思い出残しの2ベースで、サヨナラのランナーが出塁した。今回は、お得意の演説もきっちりタイムを取って披露した。7番の芽衣が

兄譲りの運動神経を見せて内野安打でつなぎ2アウト満塁。いよいよ8番朋也の打順を迎えた。



 「おい小僧2アウト満塁だ。後はお前に任せる。この街に勝利を!」秋生からベイカーズの全てを任されバッターボックスに向かう朋也。仲間達から声援が飛ぶ中、自分の肩の怪我を言い訳にしていた自分が、渚の為にサヨナラヒットを打った。今まで何かを理由にして逃げていた自分からの決別を意味しているようだった。夜は、勝利の美酒を味わったベイカーズの面々。楽しい

最高の1日となった。(朋也は、自分に言い訳して今までだったらアウトになっていたはず。それが恋人や仲間が出来た結果、全く異なる結果を生み出した。それは、短い間の成長を物語の証拠です。人との繋がりが、人間の成長に繋がるというのは、とても良いと思います。実社会でも素晴らしい人との出会いは大切ですし。)



 CLANNADの面白さが、凝縮した内容でした。初めて観た人でも十分に楽しめる内容だと

思いますよ。最初は、どんな人物だったのかを思い出させる事が狙いで、祐介がどんな人物なのか教えるのもあったと思います。やっぱり萌えアニメなんだけど、一線を画していると改めて

再認識しました。来週は、陽平のお話ですが、芽衣が渚に相談していた内容と関係があると

思いますね。ここからが、AFTERSTORYの本編という事になりそうです。


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