茨城で行われる県展。そこに良化隊の制服が、出展される事になった。タイトルは「自由」。良化隊の検閲に対する、抗議と糾弾を表現した美術作品。郁達タスクフォースの面々は、美術館から警備の応援要請を受け茨城県水戸に向かった。しかし水戸は、郁の実家があるので、両親に仕事の事を秘密にしている郁にとっては、非常に憂鬱な仕事だった。
しかし水戸第一図書館は、館長の須賀原を中心に、業務部が牛耳り防衛部は、完全に蚊帳の外に置かれ、酷い扱いを受けていた。理由は、良化隊の検閲に対して、対話路線を謳い無抵抗を貫いているから。当然玄田とも折り合いが付かず、タスクフォースへの協力を完全に拒否。協力して警備に当たる態勢が、取れなくなってしまった。
その中たった1人女子寮に宿泊を始めた郁。業務部から嫌がらせを受け始めた。それでも必死に我慢しながら、必死に耐えていた。そんな時堂上に偶然出会い、全てを打ち明け慰められ、優しさを痛感。改めて存在の大きさを再認識した。しかし翌日防衛部員の井上を脅した、業務部員から、郁がタスクフォースで働いていると聞かされた母親の寿子が、突然姿を見せた。
平手打ちを食らわし、無理矢理連れ帰ろうとする寿子。逆に平手打ちを返し、仕事を辞める意志を無い事と強く出た郁。2人の話し合いは、平行線を辿り、父親の克弘を交えた家族会議が
始まった。その中で、改めてお互いが嫌っていたと誤解していた事。克弘が、郁の活躍を認めて
いたので問題解決!晴れて両親にも認められ、業務部に対しても査定の話を持ち出し、それ以降嫌がらせがピタリと止んだ。
須賀原も責任を取らされ、改めて県展警備を任される事になったタスクフォース。その間にも
良化隊が、茨城に向けて移動を開始していた。それでも茨城県知事は、県展開催を改めて宣言。「万が一メディア良化隊と図書隊が、戦闘状態に突入し、県民に負傷者が出た場合、司法省とメディア良化委員会に責任を求めます。」戦闘が起きた場合には、司法省とメディア良化委員会に責任があると発表した。(国家権力が、介入する方がおかしい。たかが地方の美術展
なのに。よっぽど良化隊にとって、面白くないのでしょう。)「笠原観ろ!」記者会見を観ていた堂上。郁に父親の克弘が、知事と共に出演している事を教えた。「お父さんも一緒に戦ってくれているんだ!」国家権力にひるまず、一緒に戦っていると認識した。
すると手塚の携帯が鳴り席を外し、電話に出ると「シナリオを書いたのは、玄田三監か!お前の上官はやり手だな。彼に敬意を表して、こちらで掴んでいる情報を教えよう。今回の検閲は、県展初日開場前一回だけ!」電話の相手は兄の慧。玄田のシナリオ通りの知事の会見を観て、改めて検閲の日時と回数の情報を伝えた。「今回の検閲は、メディア良化委員会のメンツが掛かっている。」あくまで、メディア良化委員会のメンツで、検閲という情報も付け加えた。「教えてくれてありがとう!今回は礼を言っておく。」情報提供に感謝した手塚。兄弟の間に、あの引き込み騒動以降、微妙な変化が生じた。(特に兄貴の方が、酷い事してるのか?などと尋ねた事には驚きました。まあ麻子さんは、流石ですね。水戸第一図書館の無抵抗の会が、メディア良化委員会の賛同団体と繋がっていた情報を掴むとは。つまり良化隊によって間接的に、骨抜きにされたという事です。)
「手塚ビンゴだ!良化隊の検閲は、明日の開場前の1回限り。しかも司法大臣の署名付きだ。
今回に限ってだまし討ちは無い。」県展初日前日、検閲に対しバリケードを築き準備に追われる
タスクフォース。手塚の情報通り、検閲が開場前1回だけだという書面内容を公表した玄田。情報通り短期決戦の計画も立案済み。茨城の図書隊の練成度を考慮すれば好都合だった。改めて作戦と配置の説明が始まった。
良化隊の狙いは、当然最優秀作品「自由」。それを防弾ガラスに入れ、外に出して隔離!展示会場に侵入されないように、車で入口を封鎖。バリケードを築き底に隠れながら、攻撃を防ぎながら移動する。作戦終了は午前9時!そこまで作品を守りきれるかどうかが、最大のポイントで
あった。作戦会議終了後、バリケードの準備に追われるタスクフォース。「皆疲れているな?」小牧の指摘通り、隊員達の疲労はピークを迎えていた。(他の展示物を傷付けないように、ターゲットを前に出し、絶対に近づけない作戦。皆疲れているのに、戦えるのか?それにしても郁と堂上は、一緒にカミツレを見たりして、フラグたってるなあ。)
夜コンビニへ買いだしに行った小牧。そこで日野の操車場でやり合った、良化隊員に偶然出会
った。互いに敵対関係であるが、2人は最期になるかもしれないので、それぞれの組織について
話し合った。「お前達と違って俺達に志は無い。あるのは、しがらみか出世の為の辛抱か生活の
為に辞められないか。」目的は無く、ただ単に出世や縁故や生活の為だけに、働いている良化隊員。しかし今回だけは、違っていた。「良化隊員のプライドを傷付けられた作品自由」それが
展示されるからだ。(良化隊ってなんだかつまらない団体ですね。今回隊員の口から初めて実情が語られました。メンツの為に命を張るなんてまっぴらごめん。そういう人も居れば、自由の展示を許せない人もいる。決して一枚岩でない事を知りました。他にもつまらない人間が居ましたが
あの須賀原です。自分の保身だけ気にして、暴走しなければと危惧しました。)
県展初日午前6時。美術館前にバリケードが築かれ、自由は隔離されて外部に出されて、タスクフォースを筆頭に図書隊員達が、陣形を整え待機していた。そして1台の車が、美術館の
門を破り突入。それを皮切りに続いて来たトラックから、良化隊員達が出て来て発砲を開始。ついに小田原を越える、検閲が開始された。「発砲許可討てえええええ!」応戦を開始するタスク
フォース。果たして県展開始まで3時間、守りきる事が出来るのか?
激しい銃撃戦の最中、狙撃手の進藤が、見えない位置から撃たれた。「木です!高さは屋上まで無いけど、身を乗り出した狙撃主を撃つのは可能です。人が登れる一番高い木に潜んでいるはずです。」良化隊員が、潜んでいる場所を一番高い木だと指摘した郁。「手塚やれるな?俺が囮になり何発かやり合う。それを見てお前は、潜んでいる奴を狙うんだ。一発で仕留めろ!」
囮になった進藤が、狙撃主の居場所を手塚に教え、それを狙い撃てと指示した。その結果狙い
通り、良化隊の狙撃主の撃退に成功した。(高所恐怖症を克服して、狙い撃ちに成功した手塚。
もう彼には弱点がない。茨城の図書隊も最初の戦いながら、必死に戦っている姿がとても印象的。口パクを多用したのは、銃声で音が聞こえない事を印象付けるためでしょう!)
午前8時30分。県展開始まで後30分余り。良化隊は、図書館側・美術館側二手に分けていた部隊を美術館側に集まり始めた。なんとしても「自由」の展示を阻止しようと、全力を挙げて集中攻撃を仕掛けた来た。「防弾盾をかき集めろ。足りない者は、鉄板でもなんでもいい。バリケードを固めるんだ。」集中攻撃に対して、バリケードを固めるように指示した玄田。死力を尽くした
攻防が開始された。
必死にバリケードを破ろうとする良化隊。近接攻撃もいとわず守るタスクフォースを筆頭とした
図書隊。「笠原お前は、美術館の中に入れ。」郁の危機だと思った堂上。改めて美術館内後退
するように命じた。「嫌です。私は教官の伝令です。最後まで見届けます。」命令を断固拒否した
郁。しかし良化隊員が、味方がやられてもそれを踏み台にして、次々と襲い掛かる光景を目の当たりにして「こんな事までして、取り上げなきゃならないものがあるの?何で?」良化隊員達の行動の意図を疑問に感じ、近づいてくる相手に動揺した。それでも必死になって、銃を乱射して
懸命に戦った。(郁にとっては、初めての本格的な戦闘。彼らの抵抗に疑問と恐怖を感じながら、必死に戦いました。経験によって、冷静さを保ち続ける心も身に付くでしょう。)
午前9時になった。大規模戦闘は終了。両陣営とも多数の負傷者を出したが、タスクフォースを筆頭に図書隊は、自由を守り抜いた。改めて自由の前に立つ玄田に礼を言う、知事達。しかし
そこに良化隊員の1人が、玄田に向けて銃を構えた。「お前の狙う作品は、俺の後ろにある。撃てるものなら撃ってみろ!」仁王立ちで立ちはだかる玄田。激しく息をしながら、緊張する良化隊員だったが、ついに引き金を引き、何発もの弾が命中した。「それで終いか?」にやりと笑いながら倒れた玄田。(うああ玄田隊長が撃たれた。まさかこのままあの世行きなんて、悲しすぎる。
最終回必ず復活すると思ってます。)
一方資料保管所に向かった堂上。そこで見たのは、銃撃戦を見て元凶だと思った資料を焼き尽くそうとした須賀原だった。「こんなものがあるから、図書館は蹂躙されるのよ。」 堂上に銃を
向けた。「あなたの行為が、図書館を蹂躙するんです。検閲に屈し、自ら守るべき資料を焼けば
一生の汚点になるんです。」資料を焼かないように説得する堂上。「検閲には、無抵抗でいれば
いいのよ!」最後まで信念を曲げなかった須賀原。発砲して火をつけてしまった。燃える倉庫の
中にやって来た郁が、須賀原を確保した。しかし撃たれた堂上は、動けず火の中に消えてしまった。果たして堂上はどうなったのか?いよいよ最終回です。最後はハッピーエンドで、終って
欲しいと思います。