資料集めという名目で、麻子に近づいて来た朝比奈。食事に誘い出し、武蔵野第一図書館に
おいて、本が不正に処分されている情報を流した。「もし事前にもみ消す事が出来たら、どうしますか?」麻子にマスコミが報道する前に、揉み消しが可能だと告げた。結局郁の不正に対する
素直な姿勢を聞き、朝比奈の申し出を断った。
しかし不正処分に関わっていたのが、郁の同期で「一刀両断レビュー」を運営していた砂川。
手塚の兄慧が、立ち上げた「図書館未来企画」に参加していた。実は慧の狙いは、弟の光を
未来企画に参加させる事。真正面に参加を要請しても、首を縦に振らなかったので、同僚達に
揺さぶりを掛けて来た。砂川が共犯として郁を名指しをしたのも、朝比奈が麻子に近づいて来た
のも、全て慧が仕組んだ事。そして郁に対する査問委員会が行われる!
図書隊は大きく2つの派閥に分かれている。本来の図書を守る事を第一に考える、稲嶺が
中心の原則派。ライブラリータスクフォースは、稲嶺直属の部隊なので、原則派に該当する。一方図書隊は、独立ではなく行政のコントロールが、必要だと主張する行政派。郁の査問を利用
して、原則派にダメージを負わせ、あわよくば稲嶺の立場をひっくり返そうと企んでいた。(慧の
狙いも行政派に肩入れして、タスクフォースの立場を低下させ、手塚を迎え入れようとする意図が見えます。)
小牧から査問対策ノートを作ってもらい、郁は厳しい追及が、待つ査問委員会に挑んだ。まず
砂川との関係について聞かれ「顔を合わせれば、話をしますが、特別意識はしません。」特別な
関係が無い事を強調!しかし郁が、隠蔽図書を運搬する協力をした事実を証言した砂川。その
事実を査問委員から聞かされ、運搬を協力した荷物がそれだと気付いた。
更に砂川と口論になった事実も指摘された郁。「それは、一刀両断レビューです。」隠蔽図書
運搬ではないと強調した。しかし査問委員に隙を与える結果なってしまった。一刀両断サイトを
作っているのが、砂川だと知っていたから。これでは、顔を合わせる程度という浅い関係だと
主張に矛盾が生じる。「ヤバイ・・・・・・・!」不安を感じた郁。そこに勤務時間に戻らせるという
理由で堂上が登場。とりあえず査問委員会は終わった。(相手の言う事の矛盾を突いてくる、結構嫌らしい追求でした。若いと経験が無いから、想定問答だけでは対応出来ない。)
委員会終了後、意図的に録音した委員会内容について、タスクフォース隊員が確認した。「あの時の話じゃないか?何で俺の名前が出ない?」砂川を手伝った際の話題が、質問されても自分の名前が、出なかった事に違和感を覚えた手塚。慧の影がちらつき始めた。一方朝比奈から
記者のスクープが、大々的に報じられた事実について、詳細を聞いた麻子。「僕も驚いていて、
あれはスクープだったはずなのに。」朝比奈から全く知らなかったと言われた。勿論これも慧が
裏で動いていたのだ。(郁と堂上は、もうフラグ立ってるじゃないですか?つらくなったら必ず俺に言えって。それにしても手塚を入れる為に、ここまで慧は裏でやりますかね?)
「これからつらくなる!」堂上の言葉が現実になった。麻子と食堂で夕食を食べていると、周りの図書館員達から白い目で見られたり、変な噂をされたりなど、郁を取り巻く状況が険悪に
なった。親友がつらい目に遭っている状況を打開しようと、麻子は手塚を呼び出した。「砂川って
未来企画の会員なの?もし笠原にあんたのお兄さんが、関わっているなら、このままじゃ済まさない。何か知っているなら話して!」強い口調で事情を聞きだそうとした。「これは俺の問題だ!」詳細を言わず、自分の問題だと答えた手塚。しかし実際窮地に追い込まれてるのは、親友の郁。「笠原の問題よ!」一括した麻子。ようやく慧の狙いを聞きだした。
その後堂上と小牧にも、自分を未来企画に入れる為、慧が周辺の人間から攻略。それが可能だと説明した。思想的な違いがあっても、慧の狙いが知っているから断言出来るのだ。「分かった。隊長の耳に入れて置く。」玄田への報告を約束した堂上。その後稲嶺にも、未来企画の調査を依頼した玄田から「根拠の無い話だ!今は迂闊に動けん!」手塚の言葉は推測で、直ぐに
行動出来ない事を堂上・小牧は言われた。
「初めまして弟が、いつもお世話になっています。」ついに慧自ら、郁を呼び出した。「堂上教官
今すぐ、班の全員と玄田隊長を今すぐ呼んで下さい!」単身男子寮に乗り込み、玄田や小牧達を呼ぶように頼んだ麻子。研究会勧誘の内容が書かれた、置き手紙を見せた。「兄が使う店に、心当たりがあります。俺・・・・・」自分が行く事を志願した手塚。「お前は行くな!それこそ兄貴の思う壺だ!」郁を餌に救出に行ったら、慧の思う壺だと諭す堂上。本当の狙いあるにせよ、未だ推測の域を出ない。今回の勧誘が、郁を目的にしている。「笠原が帰るまで待機だ!」手塚を
制し部屋に戻った。(本当は真意を知っているから、絶対堂上は動きますね。それにしても全員
目がハートマークとは、女子が男子寮に来るのはレアなんです。)
図書館未来企画が、良化隊の検閲を無くす目的で、設立した事を説明した慧。「社会から検閲を駆逐出来る、現実的な構想を考えているんだ。」検閲駆逐構想について切り出した。それは郁にとっても、読みたい本が読める世界の実現を意味していた。「検閲を駆逐するには、現行の
図書隊制度は、適していない。図書館が図書隊を捨て、メディア良化委員会と同格の国家機関に昇格する事だ!」図書館が、検閲から守る為に作った図書隊を捨て、国家機関に昇格。メディア良化委員会に対抗する勢力にする事だと主張した。しかしそれには10年、もしくは20年の
月日が必要だ!
「私無理です!10年も待てません。読みたいのは、今なんです。何十年先の自由の為に、図書隊を捨てろなんて、あたし言えない!図書隊が、今ある自由を守る為に戦うのは正しいと
思うし、戦っている事に誇りも持っています。だからお兄さんの意見には、同意出来ません。」
今を大切に考え、図書隊で戦う事を誇りに思う郁。未来企画参加をはっきり拒否した。
「感覚派って苦手なんだよ。懇切丁寧に説明しても、最後は感覚でひっくり返すから。よし
こっちも本音で行こう。正直言うと別に君が欲しかった訳じゃない。俺が、欲しいのは光だよ。」
論理的に説明しても、フィーリングで返答した郁を参加させる餌であり、ついに手塚が欲しい
本音を言った。「あいつに伝えてくれないか?お前が参加したら、笠原さんへの査問を止めさせ
身の潔白を証明する。実は全部俺が、仕組んだんだよ。砂川君の事も査問も、光にこの取引を
持ち掛ける為に。」全て手塚を参加させる為。仕組んだ事を告白した慧。手塚に伝言するように
郁に依頼した。自分ではなく、手塚につらい選択を迫っている事に気付いた郁。「あたし言えません。実にお兄さんから、こんな事言われて、もうこれ以上手塚を傷付けないで下さい。」強気に
申し出を断った。
そこに現れたのは堂上。「帰るぞ!」郁の手を無理矢理引っ張り、連れ帰った。「お前今色々
きついから。心配して当たり前だろ。俺は上官なんだから!」自分の意志で連れ戻しに来た
堂上。「よく頑張ったな!」泣き出した郁の頭を撫でようとしたが、背が届かないオチが付いた。
(まあここで察しの良い視聴者は、王子様が堂上だと気付くのでは?)
以降郁への査問は終わり、他の隊員達に対しても麻子がフォローして、再び元の状態に
戻った。ただ朝比奈が会いに来た時「あたしは、司法省の若手高級官僚と付き合えるほど、育ちがよくない。未来企画の差し金で動いていたんでしょ?あんたはあたしの逆鱗に触れたのよ。」
郁を窮地に追い込んだやり方が許せず、怒りを露にした麻子。朝比奈は一礼して帰って行った。
朝比奈が、未来企画に関与している情報を与えたのは手塚。全てが終った後、麻子に慧に
未だ期待している事。昔は今の堂上みたいだった事。心に秘めた思いを告白した。そして誕生日に貰った時計を捨てるように頼んだ。自分では未だ吹っ切れないから。(作戦の為なら男と
寝られるとは、麻子さんは女スパイですか?)
これで未来企画に関するお話は、一旦終了です。しかし何故堂上が、郁の王子様だと慧は
知っていたのでしょうか?推測・それとも?次回から新展開に入ります。後手塚の時計が、いくらで売れたか気になります。郁が堂上に対して、どう対応するのか?
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