ドルアーガの塔を目指すパーティの一員として、ニーバ達と共に行動していたジル。初陣での

失態により、完全にお荷物状態になっていた。塔内都市メスキアに到着した時、ニーバは腹違いの弟でも容赦無くクビを宣告した。結局1人ぼっちになったジルは、仲間を募るべく広く訴えたが

屈強な男達は、誰も見向きもしなかった。


 そんな時出会ったのは、ちょっと天然系の巫女カーヤと無口な女剣士アーメイ。2人ともドルアーガの塔を登りたいと思っていたので、ジルと共にパーティを結成した。その後ウルグ国の王

ギルガメス王が、メスキアを来訪した。しかし背後には、王暗殺の不穏な動きがあり、ジルは

偶然その密談を聞き、食い止めようと夜カーヤ・アーメイを従えて、王の宿泊地に向かった。


 「陛下!陛下!」ギルガメス王に突き刺さった剣を見て叫ぶジル。そこにウルグ国の兵士が

来てしまった。このままでは、暗殺者と思われても、仕方の無い状況になってしまう。しかし

突然兵士達は、何かの攻撃を食らって苦しみだした。「逃げるぞ!」現れたのはニーバ。心配

するジルを無理矢理連れて、その場を立ち去った。(残っていたらジルが犯人に仕立て上げられるのはよくあるパターンそして誤解を解くのがアニメの目的でもおかしくないです。)


 ギルガメス王暗殺騒動は、直ぐに広まった。親衛隊の指揮官ケルブは、暗殺者探しを副官

エタナに指示した後、宰相マーフの元に赴いた。「どんな処罰も覚悟の上。今は下手人を早く

捕える事が先決です。」暗殺を許した責任を取ろうとした。しかし「良い兵士達をあまり騒がせ

るな。誤認だったと伝えよ!」意外な命令をするマーフ。果たしてその言葉の意味は?(普通

死んでるでしょうあれほど刺されたのだから。)


 「僕は暗殺者を見ている。だから早く戻った方がいい。」逃げる途中に引き返すべきだと主張

したジル。「どうやって暗殺計画を知った?何故お前が知っている?」胸倉を掴みながら、暗殺計画を知った理由を聞き出そうとするニーバ。「昼間に大通りでニーバ達の話を聞いちゃって。

ニーバがギルガメス王を・・・・・・・」暗殺計画をニーバ達が、企てていたからと理由を話した

ジル。その言葉に思わず手で顔を覆ったニーバは、ジルにドルアーガの塔を去るように忠告

した後「明日になれば分かる!」マーフと同様意味深な発言をした。


 その後それぞれのパーティに合流したジルとニーバ。「まだ登頂者になるつもりなのか?

国に帰れ!お前には向いていない!」ニーバはジルに向いていないという言葉を残し、その場を

去って行った。翌朝ギルガメス王が暗殺されたと思い、ジルは衛兵に全てを話そうとした。勿論

カーヤからは「止めた方が良いと思いますよ。」と言われたが。未だジルの心の雲は、取り除か

れる事は無かった。


 「もっと物々しい警備がされてもおかしくは無い。」メスキアが、全く普段と変わらない事に

違和感を持つアーニャ。それもそのはず暗殺されたと思われたギルガメス王は、殺されておらず

パレードが行われたからだ。「どういうこと?確かに見たんだ。陛下の胸に短刀が・・・・・」確かに胸には短刀が突き刺さっていた。にも拘らずギルガメス王は健在。その出来事が未だに

信じられないジル。そして違和感を持つケルブだった。(これが後々何か関係するのかとても

気になりますね。)


 その頃ニーバは、今回捕えた暗殺犯のリーダーパズズと面会していた。暗殺計画は、宰相

マーフが企て、実行犯としてメスキアで暗躍し、登頂者の略奪などを行うパズズに依頼した

のだ。そしてニーバから渡された、手足となって動いた手下を容赦なく殺したのだ。するとメス

キアに超強大なスライムが出現。勇猛果敢に剣を向け立ち向かうジル。しかし、スライムに飲み込まれ溺れる大失態を犯してしまった。結果アーニャがスライムに穴を開け、ジルを救出したが

「よく気絶する奴だ!」と呆れ顔だった。


 
 スライムを倒した際、1人の少女に出会ったジル達。「改めましてあたくしクーパと申します。」

買物をしていた時にスライムが襲来し、ピンチに陥った時に助けられたのだ。「皆さんは登頂者

でして?」突然質問したクーパ。自らを魔法使いだと自己紹介して、ジル達に売り込み始めた。しかしそれは使えて来た叔父の事。酒を飲んでパーティーを1日でクビになり、何とか仲間に

加えて欲しいと願ったのだ。その名をメルト、いかずちの魔法が得意で酒好き。そして美女に

弱い落ちぶれた貴族だった。(メルトはお調子者ですけど魔法の力は強いと思いますよ。)

 

 するとエタナ率いるウルグ軍が、ジル達の前にやって来た。「逆らえば首だけでも詰め所に

連行するぞ!」剣を向け脅しを掛けるエタナ。「なんだなんだやかましいなあ。これは何かの

間違えでは無いのかね?私はメルト、ケリルーン家の者だ。」何も知らないメルト。エタナが

差し出していた剣を払いのけ、自分の身分を主張した。しかしそれが通用するはずも無く

殴られて、全員連行!詰め所に拘束されて始めて「ギルガメス王暗殺」を知り、メルトは

ジルに当り散らした。


 「そこの娘出て来い!」詰め所に居たケルブが、カーヤを呼び出した。連れて行ったのは

ギルガメス王の眼前。「登るつもりか?」ドルアーガの塔に登る意志をカーヤに確認すると

剣を託した。それは例え手ごわく、今生の別れになるかもしれないが、ジル達の武運を祈る

ギルガメス王の気持ちが込められていた。


 ニーバ達が一足早くドルアーガの塔へ登り始めた頃、アヌの夏が近づきモンスター達が

次々とメスキアに落ちて来た。しかも一匹がジル達の目の前に現れた。ここで活躍したのが

メルト。自称魔法使いではなく、本当にモンスターを石にする事が出来る魔法を披露。そして

アーニャが止めを刺した。その後カーヤが合流して、ニーバ達と同ドルアーガの塔を目指す

ジル達。メルトはどうも乗り気ではなかったが、カーヤが強引にパーティに引き込み「この

5人で目指しましょう塔の最上階を!」5人の仲間と共に塔の最上階を目指すのだった。


 ジル達とニーバ達それぞれが、塔の最上階を目指します。ジルはまだまだ弱いけど、これ

からドンドン強くなっていく物語が見えます。互いのグループ間での連携とかもありそうですし

長い旅路のスタートで、いよいよ本番って感じですね。