インターハイ県北予選に破れ新たなスタートを切る室江高校剣道部。高校に入学してから

剣道を始めた都は、友人達から遊びに誘われた。「ごめんあたしこれから部活なんだ。」誘いを

断ると、剣道場に現れるのが遅れているからと、段十郎が迎えに来て剣道場に向かった。友人達の話によると、中学時代都は非常に荒れていた不良だった。しかし大切にしていたペットの

セイザンコウ「名前はコタロー」が死んでしまった。そして室江高校に入学した後、段十郎が

コタローにそっくりだったので、付き合い始めたのだ。(ダンくんはドングリという愛称の方が

可愛い気がしますがセイザンコウって生まれて初めて知りました。)


 剣道場に集合した部員たち。珠姫の足の怪我も、病院に行って診察してもらいOKが出れば

また練習に参加出来るので、虎侍は今後続く関東大会や昇竜旗大会と、立て続けに続く試合に向けて、どんどん練習試合を組んでいくと訓示した。しかしその目論見は、つてもコネもない

ので不可能。「珠姫をもっと強い相手と戦わせたかったなあ。」落ち込む虎侍を尻目に女子部員

達は素振りを開始した。(落ち込むコジローにりんご味の飴をプレゼントするダン君。本当に

フォローが出来てます。これがダンくんがもてる秘訣じゃないでしょうか男は顔じゃ無い!)


 珠姫が虎侍に連れられて病院に向かった。その間留守を任された紀梨乃は、女子部員総当りのリーグ戦を提案した。(男子はユージ君とダン君のサシ勝負まあ外山と岩佐がいるよりは

全然いいんじゃないですか?)「総当り戦か、そういえばまだこいつから一本も取った事ないんだよな。」ブラック化した都は、聡莉に勝とうと思い気合が入った。


 男子の初心者の段十郎が、面を決め一本取る健闘を見せた。それでも実力は勇次が一枚

上。最終的には小手を決めて2-1で勝利した。女子は初心者の都は全敗!紀梨乃と鞘子は

実力を上げている都をフォロー。「あの宮崎さん竹刀は、振り回すだけじゃ駄目で。もっと力を

抜かないと・・・・・・」アドバイスする聡莉の言葉。「あんたに言われたくねえ。」都はライバル

だと思っている聡莉を怒鳴った。それはプライドが許さないのだ。ミヤミヤ元気だそうよもう

竹刀ボロボロ後で新しいの買いに行こう新しい竹刀で新しいミヤミヤにチャレンジだ!」段十郎は落ち込んでいる都を気遣い、新しい竹刀を買いに行こうと提案した。(本当にダン君は

とっても優しいし素敵だと思います。)


 虎侍は学校に戻り、1人診察を受けた珠姫。怪我が治りほっとしていると、そこに怪我をして

診察に来た石橋と出合った。「送ってやるよ。お前に話したい事があるしな。」石橋は虎侍から珠姫の怪我について聞いており、車で自宅まで送ろうと提案した。「なあ負けたのは初めてか?」珠姫に初めて敗北を味わったのか、確かめる石橋。「いえ棄権です。」実力で負けた

のではないと主張する珠姫は、続けていたら勝っていたと確信していた。


 「お前は一度本当に負けた方が良い!」同世代の女子に対して圧倒的に強い珠姫。負ける

事で、今まで気付かなかった事が判ると、虎侍に負けた経験を持つ石橋はアドバイスした。

確かに負けて勝ち続けた時に気付かなかった事に気付くってありますねおごりや高ぶり

などの気持ちが無くなり自分の負けた理由を考える負けを経験して人は成長します)しかし

負けず嫌いの珠姫は、石橋のアドバイスが理解出来なかった。


 剣道具店で新しい竹刀を購入すべく、段十郎と一緒にやって来た都。気に入ったものが見つかり手を差し出した。しかし同じタイミングで、それを掴む巨乳のアメリカ人の女の子が目の

前に居た。(ダン君は道具屋の親父が大絶賛の豆大福しか見てません。)互いに気に入った

竹刀を譲ろうとせず、力いっぱい引っ張り合う2人。「ストップファイト!」そこに段十郎が割って

入り、睨み合う2人を仲裁した。「Ohアンデルセン!」いきなり段十郎を見て叫んだ女の子の

名前はキャリー西川。アンデルセンはカリフォルニアに居た頃、飼っていたアルマジロの事。

それにそっくりなのである。(2人とも動物ってダン君は人間だぞやっぱりペット扱いか


 名前を聞かれ自己紹介した都に「OKミヤミヤじゃあ明日あなたの学校に行くわそこで

決着を付けるというのはどう?」段十郎を巡る決着を剣道で付けるベく、キャリーは都に勝負を

申し出て、室江高校に乗り込む事を提案した。(豆大福はきっちり食べてました。ミヤミヤ唇が

真っ白になってましたから何故ダン君を巡って火花を散らすんだよ納得いかねえぞ


 翌日本当にキャリーは、1人で室江高校剣道場に乗り込んで来た。しかし都はおらず、なぜ

来たのかという理由を聞く役を虎侍に任せる部員達。しどろもどろの虎侍に近づくキャリーは、練習に復帰した珠姫が、一番強いと見抜き「ミヤミヤはどこ?」と尋ねた。「敵よ!」都は段十郎と共に鋭い目つきで登場し、剣道着に着替えた。虎侍も仕方なく試合を認め、本気の女の

闘いが始まろうとしていた。(ダン君を巡る戦いと知りコジローもユージ君もマジギレもし

そこにいたら男全員はキレます。)


 試合開始。珠姫が認める実力者のキャリーは、二刀流で構える。当然そんなスタイルを見た

事が無い都は当惑ながら、隙を突こうと突っ込んだ。しかし左手の竹刀で弾かれ、右手で面を

決められあっという間に一本先取された。「半端な二刀流じゃないのよ。アンタの何倍も鍛えてるんだから。どうこの勝負で勝った方が彼と付き合うっていうのは?」実力を披露したキャリーは、都に挑発的な言葉を掛けた。「ふざけんな!」怒りでブラックなオーラを発する都。


 2本目もキャリーの速い攻撃に防戦一方!「仕掛けないと向こうの一本勝ちになる。」

勝負に出た都は、無理矢理突きを狙い開いた胴を打ちに行った。しかしそれも通用せず

完璧な面を決められ、万事休す結果は完敗で、涙を流し段十郎に謝る都!試合後キャリーは

段十郎に背後から抱きついた。「Don't hung me.my lover's only one ミヤミヤ forever.」

つたない英語で、自分が好きなのは都だけだと訴える段十郎。その言葉を聞いてキャリーは、剣道は勝ったけど、恋愛は負けたと認めた。そして都は腕を上げてキャリーを倒そうと決意

するのだった。(ちなみに高校生で二刀流は禁止というオチがありました。)


 新たなるライバル誕生だが、段十郎を巡る争いは、安っぽい三文芝居に見えたコジローと

ユージ君。周りは三文芝居に見えても、当人達はガチだったのですから、珠ちゃんじゃないですけどロマンチックな話じゃないですか。ダン君のキャラ設定が、最高に良いです。来週は珠

ちゃんパパが危惧する、ユージ君との遊園地デート。またもオリジナルキャラが登場します。

アニメオリジナルでも全く問題無く楽しめました。