悠二の体内にある零時迷子を巡る争いは、ヨーハンを取り戻そうとするフィレスと零時迷子を

利用し「暴君」(銀)と呼ぶ、銀色の鎧をまとった「盟主」の代行体を生み出そうとするバル・マスケ。そして悠二を守り、銀を敵として狙うシャナ・ヴィルヘルミナ・マージョリーのフレイムヘイズに

よる戦いの図式が明確になった。そんな時零時迷子から発現した銀を納めるべく、ヘカテーと

フェコルーが降臨した。彼らはシャナ達フレイムヘイズの抵抗を退け、見張り役だったヘカテーの偽りの器「近衛史菜」は、零時迷子に刻印を記しヘカテーと同化し、零時迷子は奪えなかったが

目的を果たした。またフィレスは、悠二の体を借りて飛び出したヨーハンと再会し帰還した。

 

 翌朝清秋祭は幕を閉じ、生徒達は撤収作業を行っていた。(また速人は晴美に連れて行かれちゃいました。あーあ尻に敷かれそうなタイプだなあ)1年2組でもクラス展示物は撤収された。

しかしパレードに使った衣装が残っていた。「あれこの衣装?」女子生徒が史菜が着用していた

衣装に注目した。「よそのクラスのじゃない?」真竹が指摘すると、シャナは存在の力が無くなり

史菜がいない事になっている事実を言及。つまり封絶の中で動けなかったクラスメイト達は、史菜と過ごした数ヶ月の記憶が消えてしまったのだ


 バル・マスケの本部ではヘカテーが、史菜が所持した宝具をベルペオルに返却。フェコルーが

今回の作戦の報告を行った。「なあに気にする事は無い。どこでやるかの違いだけ。」ベルペ

オルは特に重要視しなかった。一方タンダリオンは、自分が作った暴君の稼動実験と戦闘

データ収集が同時に出来る状況に興奮し、ヘカテーは存在の力を与えるとわずかながら活動を

開始する暴君。盟主復活は計画通りに進行していた。(相変わらずおばさん臭いベルペオル)

 

 「今夜時間あるか?マージョリーさんが話があるってさ。」啓作がマージョリーからの伝言を

伝えると、シャナは現状の状況整理と確認。そして今後の対策を話し合う目的だと理解した。

更にマージョリーは、もう一度悠二の身体を調べるもう1つの目的があった。その話の最中1人

上の空の一美は啓作に心配された。しかしフィレスから貰った十字架の宝具を所持していた

ので「私行きます!」力強く自分の意思を示し、悠二達の世界に一緒にいたいと決意した。ただ

フィレスから受け取った宝具は、悠二のピンチの時に使う様に言われていた。しかしそれと引き換えに、存在の力を失い命を落としてしまう、諸刃の剣なのであった。


 夜約束通り啓作の自宅に集まった悠二達。その中で封絶の中、愛する真竹の存在が消えた光景を目撃した栄太は、やって来なかった!(無理も無いですね)マージョリーは自在法を使い

零時迷子をもう一度調査していた。「フレイムヘイズが3人もいてまんまとしてやられるとは

全く情けない話だぜ!」マルコシアスは、バル・マスケの作戦にしてやられた状況を嘆き、一度警戒した史菜にそれ以上の疑いを掛けなかった事を後悔するアラストール。ただ悠二を破壊

され零時迷子を奪われる最悪の事態は避けられた。


 調査が終わると、零時迷子に刻印=発信機の様なものがあると報告し「厄介な戒禁がある

って言うのに。」マージョリーは銀の存在と刻印という問題を抱えた悠二に頭を悩ました。また

ヨーハンは捜査の自在式の切れ端を利用し、外から内に流れる方向を変え自らの身体を再

構築し、姿を現したのだ。(自在式の切れ端を利用するとは、さすが零時迷子の作り手。本当に

悠二はトラブルを多く抱えています。)

 

 結論としてバル・マスケは、未だに零時迷子を狙っており、刻印を記し次はミステス悠二の

破壊による転移を企てるのは明白だ!「悠二は私が守る絶対に!」シャナは強い意志を持ち

悠二を絶対に守り抜くと心に誓った。そしてマージョリーは、ヴィルヘルミナにアウトローを

介しての情報収集を依頼した。バル・マスケや徒の動きを探る為だ!(アラストールの言う通り

御崎市には、フレイムヘイズ紅世の徒が集まりすぎです。闘争の渦その言葉はピッタリです)


 翌日貫太郎が再び御崎市を離れ海外に戻るので、見送りに来たシャナと一美。「今回の

帰郷は思いの外刺激的だったよ。すみに置けない男になっていたし。ふつつかな息子だけど

これからも宜しく。」貫太郎は悠二の友人にシャナと一美がいた事を刺激的と表現し、悠二を

託し千草とデートしながら空港に向かった。(お父さんは悠二に肩を叩き「大丈夫だな!」と

言い残しました。やっぱり息子を心配する優しい人なんですよね)


 貫太郎と千草が空港に向かった後「僕はシャナとアラストールに相談したい事があるん

だけど。カルメルさんも!」悠二はシャナに告げると、一美は遠慮がちに「じゃあ私はこれで。」

と言って2人と別れ、そのまま川岸に向かった。「ずっと坂井君と同じ場所に立ちたいって思って

いたシャナちゃんが羨ましい今だって・・・・・・・!」フィレスから受け取った宝具を見つめる

一美!フィレスの言う通りシャナや悠二が戦っている場所は、普通の人間ではいられない

場所で、常人離れした力が必要で「あなたがここに居続ける為には、これを使う必要がある。」

フィレスも一美に忠告していた。(非現実の世界にいるには、確かに力が必要ですよね)


 その時近くを通り掛った真竹に肩を叩かれる一美は、史菜の思い出が詰まった公園にやって来て「近衛さん当に覚えていない近衛さんの事思い出せないの?」真竹に真顔で史菜の

存在について質問した。「どうしたのよ一美?」当惑する真竹。その様子を見て「ごめんなさい

何でもない。」謝罪する一美も悠二達の世界に既に足を踏み入れているのだ。(忘れているのが

普通ですから。一美ちゃん紅世の徒とフレイムヘイズの戦いに巻き込まれているのです)


 シャナと一緒にマンションに行った悠二は、ヴィルヘルミナからアウトローから送られた資料を

判る範囲で分別する様に頼まれた。(無駄な物が多すぎる資料って)「あのさシャナ、ブルート

ザオラーを貸して欲しいんだ。」悠二は資料を分別中、これからの為ソラトの宝具を操り、自分の

身を守ろうと思いシャナに依頼し、それを聞いたアラストールは申し出を受諾した。(ヘカテーが

来た目的が他にあるのでしょうか、カルメルの言葉が気になります。バル・マスケは暴君の機動

実験を開始してますし、それと関係があるかもしれません)


 「死ぬのは怖いけど私だけ同じ場所に居られないのは嫌私も同じ場所に居たいフィレスさんの言う通り坂井君やシャナちゃんと同じ場所に居るには力が要るでもこれを使ったら私は

消えて坂井君とシャナちゃんの2人が残る。」自分の悠二と同じ場所に居たい。しかし非常な

現実が目の前に立ちはだかる。そのギャップに苦悩している一美は、涙を流し十字架を投げ捨てようとした瞬間、封絶が発生した。そこには河原で悠二が、ブルートザオラーを使いこなす

鍛錬をシャナと開始していた。


 橋の上から鍛錬の様子を眺める一美は、改めて悠二と同じ場所に居たい気持ちが強くなって

いった。(シャナと悠二の2ショットを見せ付けられましたから)清秋祭以降それぞれの気持ちが

悠二を中心に揺れ動いて行く。「僕はもっと強くならなければいけないんだ。」自分の身を守り

シャナと一緒に戦おうと、必死に鍛錬する悠二のこれからの運命は?


 今回は一美の悠二に対する想いを中心に描かれました。余りにも現実とかけ離れた場所に

居るギャップに苦しむ一美の気持ちが、凄く理解できました。来週はそれぞれのこれからの

生き方の決断をするお話です。