狼族(ライカン)の王ジェドは、サンドリヨンの要請に答えてサンドリヨン城にやって来た。プライドの
高いジェドは、サンドリヨンに呼び出された事が気に入らず機嫌が悪かった。(やっぱり狼ですよ爪が
鋭い)そしてサンドリヨンはジェドに三銃士の依頼し、現在リドムという狼族の勢力範囲にいる情報を
与えた。最初は、乗り気ではなかったジェドも今まで散々煮え湯を飲まされた三銃士に復讐するという
事で、利害が一致し協力する事になった。ただ「三銃士と一緒にいる少年だけには手を出すな!」と
釘を刺した。ただこの共闘は、一時的なもので互いの利益だけでの関係である。だからトゥルーデが
疑問に思ってもサンドリヨンは、意に介していない。
一方リドムの近くまで来ていた赤ずきん達はずっと走りっ放しだった。ヴァルは、この地域が狼族の
勢力範囲である事を知っていて、草太が「どうしてそんなに急ぐの?」と聞いても「この当たりの人間に
目を合わせるな。特に日が落ちてからはな!」と忠告した。そんな時赤ずきんがとんぼが気を取られて
いると「助けてくれ!」という少年の声が聞こえくる。その声の方向に向かう赤ずきん達は、少年が沼
にはまって溺れそうになっている光景を目撃する。早速いばらは、助けようとするが少年は巨大な毒
ナマズポイズンマーナに捕まっていた。そこで赤ずきんが何とかナマズから少年を引き離す事に成功した。
しかしまたとんぼに気を取られた赤ずきんを助けようとしたヴァルが、ポイズンマーナのひげで叩かれて
傷を負い毒に侵されてしまった。
とりあえず近くの洞窟でヴァルを休ませて声を掛けたが、反応はない。白雪によるとポイズンマーナの
毒は、回復魔法で消し去ることが出来ない。それでも薬草である火の花があれば調合しすれば解毒薬
を作る事が出来る事を白雪は、赤ずきん達に説明した。それを聞いた赤ずきんは、責任を感じ危険を
承知で火の花がある場所に1人で向かう。そして白雪といばらも食料を探しに洞窟の外に出た。
こうして結界を張ったが、守るべき草太を残して三銃士達は洞窟を後にした。残された草太とりんごは
ヴァルの看病をしていたが、熱が上昇し続けている様子を見かねた草太は、りんごの制止を聞かずに
沼に水を汲みに行く為に洞窟の外にたった一人で出てしまった。そして水を汲み終わった草太は、リドム
の街が遠くに見えたので行ってみた。リドムに到着した草太は、八百屋の店主の老女から薬屋はあるが
火の花はない事を聞かされる。すると街の衛兵が、見回りにやって来たので老女は草太に「月が昇る
前にお逃げ。」と警告して樽の中に身を潜めた。リドムは、狼族の勢力地で人牢に当たる街で人間に
とっては、とても危険だ。その事をヴァルは、白雪達に教えると1人にしてしまった事を後悔した。その頃
灼熱の炎の中にあった火の花を赤ずきんが手に入れた。
