時間は7年前に遡る。10歳の時の祐一とあゆが出会ったシーン。泣き止まないあゆを疎ましく思う祐一
だったが、お腹の音が鳴っていたあゆを不憫に思い目の前のスーパーマーケットで食べ物を買いに行
こうとして「おい何か食べたい物があるのか?」と質問すると、あゆは小さな声で「たいやき」と呟く。それ
を聞いた祐一は、あゆを待たせて急いでたいやきを買って来て、またあゆのところに戻って来た。出来
立てのたいやきを仲良く食べる。(あゆあゆはしょっぱいそうです)たいやきを食べた後「じゃあなあゆ
あゆ」と言って帰ろうとする祐一だったが、あゆは「僕あゆあゆじゃないもん。」と言いながら、コートの袖
を離さなかった。実はたいやきをとても気に入ったのだった。仕方なく祐一は「じゃあ明日駅前のベンチ
で待ってる。」という約束をする。あゆは「嘘付かない、約束だよ。」と言って指きりの小指を出した。
最初は「指切りしなくても約束を守るよ。」と言う祐一だったが、あゆが納得せず約束の指切りをした。
これが祐一とあゆのプロローグで、祐一はこの事実を忘れているのだ。
再び7年後の現在に戻り、床に付いている祐一の所に水無家に居候する事になった、記憶喪失の
少女沢渡真琴が、こんにゃくを持って悪戯しに来た。だがそれは起きていた祐一には、バレバレで
仕掛けようとした瞬間に驚かされて、転んでしまう真琴!更に追い討ちを掛ける様に祐一は、こんにゃく
の用途を聞いてから「食べろ!」と命令して、仕方なく食べる真琴は騒ぎに気づいて祐一の部屋に来た
秋子に「またお腹すいたの、じゃあ何か作って上げる。」と言われて食べたくない夜食を食べるハメに!
翌朝荷物の整理が終わっていない祐一は、片付けようと張り切っているとそこに「あうぅ」と言いながら
真琴が浮かない顔でやって来た。ザマアミロという気持ちがありありと表情している祐一に「いつか
覚えてなさいよ!」とリベンジ宣言する真琴でした。(かまって欲しいのかな?)すると秋子が、買物と
名雪が弁当を忘れたという事で、出掛ける事になり祐一が弁当を名雪に届ける事になった。名雪の部活
時の表情を考えながら祐一は、学校に到着すると一生懸命屋内で練習する名雪の姿に感心しながら、
校門で会った香里から「名雪に無理させちゃ駄目よ。あの娘結構一生懸命に頑張る所があるから。」
と忠告される。(ただ寝るのは天然らしいですけどね)
後半街で秋子に会った祐一は、米袋を買い持っているとまたしても「祐一君」と叫びながらあゆが
走って来たが、お約束なのかこけてしまった。秋子に手を差し出されて起こされたあゆが誰なのか
聞かれた祐一は「ただの女の子!」と答えるだけだったが、あゆと秋子それぞれを紹介してあげたが
秋子には、あゆという名前に聞き覚えがあるようだった。そして祐一が引越しの片付けがあるから家
に帰る事を知ったあゆは「じゃあ僕も手伝ってあげるよ。昨日探し物をしてくれたお礼だよ。」と言って
水無家にやって来た。
家に入ると真琴が隠れながら立っていた。結構人見知りするタイプの真琴は、いつもの元気は無く
あゆの挨拶にも戸惑いながら答えていた。(これ翠星石と同じじゃないですか)挨拶も終わり祐一の
荷物を皆で運ぼうとすると、あゆが真琴に残っていたたいやきをプレゼントする。最初は「いいの?」
なんて真琴らしくない遠慮をしていたが、一口食べると「美味しい。」と呟く。これであゆと真琴は仲良し
なれたようです。その後皆で協力して一通り片付けると、あゆはお茶菓子のカステラとコーヒーを飲んで
帰って行ったが、真琴は最後まで姿を現さなかった。それでも窓越しにあゆの様子を眺めていた真琴に
気づいたあゆは、サヨナラの手を振ると真琴も振り替えした。(彼女達がもっと親しくなるのも近いです)
夜名雪が、勉強が遅れていた祐一に貸していたノートを返しに部屋を訪ねる。しかしノートは学校に
置いたままで、宿題をこなしたい名雪は厳しい教師に怒られると思い困っていた。最初は「とっとと寝て
しまえ。」と言っていた祐一だったが、自分の自業自得だと思い学校にノートを取りに行く事にした。学校
に入った祐一は、誰もいない暗い廊下を教室に向かっていた。その途中1人の剣を持った1人の少女が
廊下に1人立っていた。月の光に照らされて姿を映し出された少女「川澄舞」は、祐一に気づくと剣を
抜いた。果たして舞の目的は何であろうか?

