行方不明になった妹のすみれを探し出す為、家族総出で駅前でビラを配る姉の倉吉弥生は、不思議な
幻聴を聞き続けている。それが一体どんな物なのか弥生には見当が付かない。(声を掛けてきたナンパ
君は、脈なしという事でビラを捨てました!いや本当に酷い奴です、善意を踏みにじるとは・・・・)
夜眠っている弥生は、妹のすみれの部屋から幻聴が聞こえて来たので様子を見に部屋に入って行くと
様子を見てみると特に変わった所は無かった。しかし鳩時計が鳴ると、ノートパソコンが全く触っていない
のに突然起動し始めた。すると地獄少女閻魔あいが「呼んだでしょ?」と言いながら弥生の前に現れた。
(あいちゃんはボールを取ろうとして水の中に落ちちゃいました、結構ドジっ娘なのかしら)弥生はあいが
どうして自分の前に現れたのか判らず「どうしてあなたを?」と尋ねた。するとあいは、パソコンを指さし
「それで!」と答える。そして弥生がパソコンを見ると地獄通信にアクセスしていた。地獄通信のアクセスは
弥生が幻聴を聞いた後で、もしかしたら幻聴とすみれとの間に関係があるのではと思い始める。そして
詳細を聞こうとするが、あいは既に部屋からいなくなっていた。(幻聴は、もしかしたらすみれの恨みの
声だと思いました)
あいは、地獄軍団が待つ所に戻った。そこで骨女に「どうして何もしなかったのお嬢?」と質問した。
その答えは「恨みの持ち主ではないから!」という物だった。更に輪入道が「仏になれない哀れな魂
と言うべきか・・・」と付け加える。つまりやよいは、既に死んでいて未だにこの世に未練がある事を
表現していた。ただあいは、何もしなかったが一目連は弥生が気になり監視をする様になる。一方あい
がいなくなった後弥生は、パソコンを調べて地獄通信の存在を知る。
翌日弥生は、喫茶店で男友達(彼氏)から地獄通信が、アクセスして恨みのある人間の名前を書くと
どんな恨みも晴らしてくれるサイトである事を聞いた。その後女性店員から水を注がれていると「姉さん
ここ冷たいよ、寒いよ」という声が弥生の耳元に聞こえて来た。その声は、既に幻聴ではなくすみれの
声として存在し弥生も気付いていて、すみれが既に死んでいてその恨みを晴らしたい為に地獄通信に
アクセスさせたのだと理解した。
しかしすみれが、死の真相について判らない為に雨の中家族総出のビラ配りは続いていたが、弥生は
真実を知ってしまい憔悴している様子が窺えたので、父親から「家に帰って休みなさい。」と言われた。
そんな弥生が気になる一目連の元に骨女と輪入道がやって来た。輪入道は、死んだ事を伝えずにビラを
もらいすみれが消えた場所へ向かい、弥生については一目連に任せる。
すみれが行方不明になった日の詳細を調査した輪入道は、目撃していた犬を捕まえた。当然犬は
しゃべれないので真相は闇の中になるはずだが、あいは犬に触って「わかるわ!」とつぶやいた。すみれ
が行方不明になったのは、ある雪の日。姉の弥生と喧嘩をしてしまい、1人先に帰って行った。雪が
降る中川沿いの道を歩くすみれは、止まっていた一台の車に乗ってしまった。つまり誘拐されたのだ!
その頃弥生は、警察に真相を言うとしたが証拠が無いので言うのを躊躇い、すみれが最後に消えた
場所に行き、あの日喧嘩をしなければよかった、自分のせいですみれがいなくなったと後悔していた。
そして恨みを晴らそうと午前0時に地獄通信にアクセスしようとするが出来なかった。その様子を見ていた
一目連が、骨女と輪入道が待機している所に戻って来た。(骨女人参生で食べてます)輪入道はすみれ
が行方不明になった後湖の底に沈んでしまっている事を一目連に知らせる。一方一目連は、弥生が
地獄通信にアクセスして恨みを晴らそうとしているという事を報告する。しかし直接的な恨みでは無いので
アクセスする出来ないのだった。
翌日いつもの様にビラ配りをしている弥生は、また「冷たいここから出して!」という幻聴を聞いていた。
その様子の変化を見て母親が声を掛けると弥生は「あのねすみれ探しても無駄かも!」とつぶやく。真実
を知る弥生と諦めないで頑張ろうとする両親には温度差があった。(諦めたらそこで終了ってどっかで?)
弥生は、すみれの為に何とかしてあげたいと思っていた。しかし地獄通信にはアクセス出来ず、両親
には死んだ事を告げられないそんなジレンマの中、未だにビラ配りという格好をしているがすみれからの
声が届いている事に嫌気が差し、耳を押さえながら逃げ出すように公園の噴水にやって来た。そこで
弥生は、自分の体を水の中に付けながらすみれがされた行為について知る事になる。
これによりすみれの恨みが自分の中でシンクロしたので、ついに地獄通信のアクセスする事が出来た。
そしてアクセスに寄りあいと一目連が、弥生の前に登場し一目連のわら人形を渡した。弥生は「だから
私なのね。」とつぶやき躊躇う事無く糸を引いた。後は、いつも通りすみれを殺した男に押しおきをして
から地獄に流した。(今回は水攻めですよ)犯人は、地獄送りになったが未だにビラ配りを続けている
弥生の顔は晴れやかだった。本当にこれでよかったのか、人の恨みの形は様々だけど、自分の晴らせ
ない恨みを姉に託すというのは面白い手法だったのではないでしょか?

