夏休みも終了し四月一日の高校でも2学期の授業が始まった。ひまわりと一緒に美術の課題
自画像を描いて四月一日は、いつも通りのデレデレモードでした。そんな時ひまわり曰く、2組の
大人しくて優しいと評判の女子生徒美絵が、自画像を完成させ友人達に囲まれていた。友人達は
美絵に「終わったんなら手伝ってよ!」と軽い感じで頼むと「うん。」と一言言う美絵だが、彼女の絵に突然羽根が生えてから性格が一変した。
放課後四月一日は、部活が休みの百目鬼としぶしぶ一緒に帰っていると再び美絵とその友人達に出会った。彼女達は、自動販売機でジュースを買おうとしているが、友人達は小銭がないので
また美絵に「お金を貸して。明日返すからさ!」と頼むが、先ほどと態度が一変し「嫌!」と言って断り1人で帰って行った。その様子に「まるで別人みたい。」と驚く友人達。そして四月一日は、美絵の背中に羽根が生えている事を認識し、羽根の一枚を拾った。
その後いつも通りにミセに向かった四月一日は、忍び足で誰にも気づかれない様に中に入ろうとしたが、侑子にはお見通しで「四月一日、ポケットの中の物を出しなさい!」と言われる。初めは
管狐だと思い差し出したが「反対よ!」と言われて羽根を出すと、侑子が手を近づけると火を上げて
燃えた。そして「気をつけなさい四月一日、エにされない様に!」と忠告する。(シリアス侑子さん)
翌日四月一日と百目鬼は、一緒に稲荷寿司のお弁当を食べていると美絵について話をしていると
本人が登場し「邪魔よ!」と言いながら校内に入って行った。その態度は、大人しい美絵とは全く
異なっていてそれに比例して、四月一日しか見えない羽根が大きくなっていた。夜になり、四月一日・ひまわり・百目鬼は祭りに出かけた。そこでまた四月一日は、射的の出店でトラブルを起こして
いる美絵を目撃する。最初に見た時とは、全く別人の様な性格をしている美絵が心配になり、百目鬼に「ここにいろ!」と言い残し後を追った。(百目鬼は当然の様に付いて来ましたけどね)
美絵の後を追った四月一日と百目鬼は、羽根を大きく後ろに生やした美絵に追いついた。そこで
祭りの会場で「睨んだから謝ってよ!」と美絵は言うが、四月一日は「睨んでいない!」と否定
する。しかし美絵には、四月一日の言葉は届かない。ナイフを持って襲ってきたのだ。それは何とかかわして、百目鬼が取り押さえる。
そうするとなんと美絵の体に生えていたはずの羽根が、鳥に変身し四月一日目掛けて襲って
来た。必死に逃げまわる四月一日を助けたのは、侑子と変身した管狐だった。管狐は、鳥を消滅
させた。侑子は、四月一日に「それはハネよ。ハネは取り付いた人間の心の抑制を外す。しかも
誰でも取り付くわけではなく、心の抑制力を失っても構わない人間にしか取り付かない。」と説明
した。そして最後の言葉「人間の長所は、欠点があることよ!」という言葉を残した。
凄くシリアスな侑子さんは、格好よかったです。
