ヤマユラの人達は、ハクオロがトゥスクルを建国した後も農作業を営み平和に暮らしていた。
しかし最大の悲劇が起こるとは、この時には私は思いもしませんでした。ハクオロの過去を知る
人物も登場し、物語が急展開した第12話のあらすじと感想です。
シケリペチムの皇王ニヴェに対抗する為、ハクオロはウルトリィを使節に立て近隣諸国と同盟を
結ぶ事に成功し、調印の儀に参加してもらう約束を取り付けた。これで簡単には、ニヴェはトゥスクルに攻めてくる事が出来なくなる。これでトゥスクルにも一時的にも安息の日々が訪れるのかと
思ったのですがねえ。(クロウは退屈だなんて言ってましたけど)
そして調印の儀の当日を迎えた。ウルトリィがウィツアルネミテアの名の下に調印を始めようと
した矢先、兵士達の制止を振り払い「えーいそれどころじゃねえんだ!」と叫びながら斧を持った
テオロがハクオロ達の前にやって来た。テオロは「あんちゃん、敵襲だ!どこのどいつか知らないが
いきなり襲って来たんだよ。奴らはすぐに襲ってくる急げあんちゃん!」と言ってヤマユラが手薄な
警備の隙を突かれて奇襲された事を知る。ハクオロは、テオロにヤマユラの人々の安否を確認し
ベナウィ・オボロ達に迎え撃つように命令した。(ただテオロは嘘を付いていた)そしてハクオロは
「親父さんも非難してくれ。」と言うが、テオロは「ちょっと疲れたから休ませてくれ」と言って動こうと
せず「負けんなよ!」と言う言葉を送った。
その謎の軍勢が皇都に攻め込んできた。ハクオロは、クロウ防壁の発動を命令した。そして城に
侵入して来た軍勢を一網打尽にした。また組織化された攻撃により謎の軍勢は、甚大な被害を
受けた。一方急変した状況を知らせたテオロは、致命傷になる怪我をしながらも走ってやって来た。
そんな彼にも最期の時が迫る。実は、妻のソボクとの約束でハクオロに襲撃された事を知らせる
という使命を持って命がけで城に来たのです。そして殺されてしまったヤマユラの人達の待つ天国に旅立っていきました。(このシーンは演出が上手すぎて、死という結末を旅立ちに置き換えている
事がとても印象に残りました)
結果として攻め込んで来た謎の軍勢は、全滅した。「一体何故引こうとしないのか?」と疑問に
思うハクオロに、傷ついた敵兵士が「これで終わりだとと思うな。我らのこの恨み、きっと同胞が
晴らしてくれる。苦しめ貴様の苦しみこそが、我らを至福に導く!」と高笑いをしながら断末魔の叫びを残して倒れた。ハクオロに個人的な恨みがある様だが、いったいどこの国の兵士なのか?ベナウィは、シケリペチムの軍勢ではない事は既に承知済みだった。
後半テオロの死体の周囲に集まるハクオロ達は、軍勢やヤマユラの状況確認に出かけたクロウの報告を受けた。はっきりと言わないクロウに対し「回りくどい事はいい結果は!」と強い口調で
報告を求めるハクオロ。そしてヤマユラの集落は炎上し、生存者無しという最悪の結果だった。
アルルゥは、必死でテオロに声を掛けるがハクオロは「親父さんは、皆と一緒にトゥスクルさんの
所に逝ったんだ。もうそっとしてあげるんだ!」と説得する。しかしテオロ達の死を受け入れられない
アルルゥは「嫌だ!」と言いながら大声をあげて泣いた。(迫真の演技です)その後エルルゥが
薬を嗅がせて眠らせた。(今回のアニメで最もつらい場面だと思いました。エルルゥを見ていると
本当につらくなりました)
夜ベナウイは、鎧や遺品から謎の軍勢がクッチャ・ケッチャ国であるとハクオロに報告した。それを知ったオボロは「兄者、討伐命令を出してくれ!」と要求するが、ベナウィに「いけません。真相が
明らかになるまで動くべきではない。感情で動いていいほど単純な物ではない。」と諭す!
それでも命令を出してくれと要求するオボロに対して「黙れ!」と一喝するハクオロ!
軍議が終了後ハクオロは、窓を眺めているとカルラと酒を酌み交わす事になった。クッチャケッチャ
軍は足を止められた時点で、全滅するとわかっていたのにどうして引かなかったのか疑問に思って
いたハクオロに対しカルラは「彼らは死を受け入れていた死人だから、どんな事にもひるまない!」
と答えてから「彼らからあれほど激しく憎まれるとは、皇王は一体何をなさったのですか?」と
質問した。しかしハクオロは、過去の記憶が無く「わからない!」と答えるだけだった。
翌日同盟を締結しようとしていた国々から、同盟を考え直したいという意見が出始めている事を
ウルトリィから聞くと、クッチャ・ケッチャに向かった使者が戻って来たのだが、途中で襲撃されて
皆殺しにされたのだ。これでクッチャ・ケッチャに進軍する事をハクオロは決断した。全面戦争の
開始である。
進軍するトゥスクル軍だが、クッチャケッチャ軍に囲まれてしまった。応戦するハクオロ達だが
奇襲された為に浮き足立ってしまう。更に1人の女性がハクオロに対し「それがしの名はトウカ。
義によりクッチャ・ケッチャに助太刀する。悪漢ラクシャインよエヴェンクルガの名において貴様を
斬る!」と言い出した。そしてハクオロに向かって斬りかかるが、カルラが阻止する!そして
クッチャ・ケッチャ軍を率いるオリカカンが「トウカ殿助太刀感謝する。ラクシャインよあれだけの手傷を受けながら生きていたとな、我が義弟にして裏切り者よその罪死を持って償うがいい!」と
武器を向けながら宣告した。果たしてハクオロ=ラクシャインなのか明らかに動揺しているハクオロ
はどうなるのだろうか?

