エリス22話        

 霧はエリスに「私は、浩樹にもう一度好きだと言ったの」と言いました。その言葉にさすがのエリスもショックを隠しきれなかった。そうして横断中に交通事故に遭ってしまった。エリスは、柳田総合病院に搬送されて

検査を受けた結果は、幸い軽い怪我だったが念の為2・3日入院することになった。付き添いの浩樹は、エリスに「病人なんだからこんな時ぐらい甘えろ。リクエスト受け付けるから」と言います。それに対して「桃が

食べたい。部屋が殺風景だから模様替えをして。枕が堅いから換えて」など様々な注文をします。(おにいちゃんに甘えないで自分でやって行こうと決意したエリスが、最後に甘える事が出来る最後のチャンス!)

 翌日可奈・菫・朋子の3人は、エリスが事故に遭った事を知りお見舞いに行く事になりました。ただ朋子

だけはなぜだか可奈達の申し出を断りました。「用事があるから」と言って!友達のエリスが入院している

のに何故朋子は、お見舞いに行こうとしないか?それには訳があったのです!そして霧は、浩樹からの

電話でエリスが事故に遭って入院している事を知りました。

 放課後エリスの病室に集まっている浩樹と可奈達の後から霧が到着しました。霧は沢山の荷物を持って来ていて「大げさだなあ」と浩樹に突っ込まれました。でもその荷物の中に絵の道具がありました。実は

浩樹が霧に持ってくる様に依頼していたのです。エリスは「それで霧さんに頼んだの」と独り言を言いました。しかし自分の気持ちを抑える様に「ありがとうございます。」と笑顔で答えます。まあ彼女も自分の気持ちに踏ん切りを付けたのかなと思いました。ただ霧が花瓶に花を生ける時、浩樹と一緒に出て行ったのは

我慢できなかった。エリスは「飲み物買ってくる」と言って病室から出て行った。「気分転換」と言って。ただ

エリスの本当の気持ちを菫は知っていた。つまりエリスは、浩樹と霧のツーショットが見たくないのです。

 その頃病室に戻る霧は、一緒にいる浩樹に「私のせいだわ。エリスちゃんの事故」と浩樹に言います。

浩樹は「何でだよ。霧は全然関係ないだろう」と答えますが、霧は「エリスちゃんの気持ちを揺らしちゃった

から。」とエリスが事故に遭った理由を自分のせいだと思っているのです。つまり恋のライバルに自分が告白した事を言ったから、エリスはショックを受けて事故に遭ったと霧は思っていた。そしてただ「ごめんなさい」と言いながら涙を流すだけだった。浩樹は「何があったのかは知らないけれども、そんなに謝るなよ」と

霧を慰めて肩をだきよせた。その様子をエリスが見てしまった。彼女の中では吹っ切ったはずの想いなのに

やはりショックを受けてしまう。

 消灯時間になり寝ようとするエリスは「おにいちゃん一緒に寝て」と甘えた事を言います。浩樹も最初は

何甘えた事を言ってるんだ」と拒否します。ところが「フランスに行ったら甘えられなくなる」と言う言葉を

聞いて一緒に寝ることになった。ベッドの中でエリスは、浩樹の手を握り小さい頃からの思い出を語った。

 後半次の日の放課後、霧は浩樹に「一緒にお見舞い行っていい」と浩樹を誘いますが、昨晩のエリスとの

やり取りを思い出した浩樹は、やんわりと断ろうとしました。だけど「下着の替えは用意してあるの」と突っ込まれて結局一緒に行く事になった。2人のエリスの病室に行く前に、学校から彰太が見舞いにやって来た。

彰太は、土の花瓶をお見舞いに持ってきた。しかし花は霧が持ってきた花瓶に生けてある事に気付いた彰太にエリスは「好きな人の彼女が持って来たの」と答える。それでも自分気持ちに正直な彰太は、花を

自分の花瓶に入れ替えて「俺の気持ちは変わらないから」と言い残す。

 彰太が病室から出て行った後、エリスはもみの木絵描こうとして赤い絵の具を使おうとした。赤は彼女に

とってのトラウマの色なのにあえて使おうとするのには、自分の気持ちを吹っ切るためだと思いました。

そして苦しみ始めてベッドに倒れこむエリスの前に浩樹と霧がやって来た。そしてバッドタイミングで彰太が

戻ってきた。霧が花瓶を受け取ろうとすると「これって好きな人の彼女が持ってきた・・・・」と言ってしまう。

霧は、思わず花瓶を落とした。(本当にタイミングが悪い奴だな彰太!)そしてエリスは自分の気持ちを

浩樹に知られてしまいショックを受けて病室を飛び出してしまった。

 病院を飛び出したエリスは、病院に来ていた朋子に出会う。朋子は心臓が悪く、以前から色々な病院を

転々としていた。しかし家からも近い柳田総合病院に検査入院をしていたんです。朋子はエリスと同じ病院に検査入院することを可奈達に知られたくなかったのです。朋子の事情を聞いたエリスは「吹っ切れたと

思っていたけど、やっぱり赤い色は使えなくて」と言います。それを聞いた朋子は、自分は今まで逃げた

いたけれども思い切って一歩を踏み出した。学校に通って先輩やエリスと楽しく過ごす事も悪くないと思い

始めて、自分から生きていくことを決心した事を話した。エリスは、朋子の話を聞いて自分の今までの気持ちを恥じて、新たなる一歩を踏み出す決意をした。

 夜エリスを探していた浩樹は、エリスを発見した。そこでエリスは「調子に乗らないでね。おにいちゃんは

おにいちゃん、それ以上の気持ちは無いから」と言います。そしてクリスマスツリーが点灯して赤い光が

差しても、もうエリスはその呪縛から解き放たれていた。「もう自分は大丈夫だよ」と浩樹に言いました。

 こうなると最後の選択をするのは、浩樹の役目です。それを来週と最終回描かれるのですね。本当に

萌えアニメだけどストーリーがしっかりしている良作です。