ようやく気が付きました。

わたしは、自分が価値がなくて、生きていていいのかどうかも分からず、

愛されているのかどうかも分からず、さみしくて、さみしくて仕方がなかったのです。


でもそんなこと、ちっともわからずにいました。

そんなことを自分が感じていることに、ぜんぜん、まったく気が付きませんでした。


だけど、もうこれは、おかしい。

いつもなにかに転ぶ。

でもそれは、いつも状況は違っても、おんなじ形をしている。


わたしはどうしちゃったんだろう?

今までのことがそんなに悲しくて、つらくて、どうにかなっちゃったんだろうか。

そう思ってました。


でもそうじゃなかったんですね。

わたしは、私の心が悲鳴を上げていることに、ぜんぜん、気が付かなかったんです。

心は、わたしが子供のころから助けて、と一生懸命わたしに訴えていたけれど、完全に無視したのです。

だって、それと直面したらつらいから。

つらいから、見たくなかっただけだったんだ…

そうわかりました。


なんてことだろう!

思い切り衝撃を受けています。

でも、納得がいく。

だからだったんだ、あれも、これも、だからだったんだ。


むかし、大人たちはこぞって、私のことを、かわいそうに、かわいそうに、と言いました。

でもわたしは、なにか私以外の、誰か知らない子供にそう言っているのだと感じていました。

そのころから、わたしは自分のさみしさ、つらさ、悲しさを見ないようにしてきたのだということが

今はじめてわかりました。


あんな小さな自分が、精一杯、毎日を元気で明るくすごすために

がんばって、自分のつらさを閉じ込めていたなんて


なにをそんなに…

がんばって…

どれだけつらかったんだろう…


私自身のことなのに、わたしは、私を助けてあげませんでした。


でも、ようやくわかった。

私の問題は、わたしが、私を無視し続けたことにあったんだ


自分でも忘れていたことを、どんどん思い出しています。

それはもう恐ろしいくらいに、わたしはさみしさを閉じ込めていました。

ある日、それが爆発して、とうとう自分で抱えきれなくなった日のことを、

すっかり忘れていたはずの昔の記憶を思い出しました


こんどは抱きしめます。

わたしと、私の大切な人たちのために。