高杉のことで頭がいっぱい過ぎて、歴史を紐解いたりしています。
高杉の元ネタの高杉晋作ね。
あの人もかっこいい人だよねー
神武起ってより二千年 億万心魂砕けて煙と作(な)る
愚者も英雄も倶に白骨 真に斯の浮世は直(あたい)三銭
これは高杉晋作の漢詩だけど、まこと、まことに格好よろしい。
粋な男だということがよくわかる、素敵な感性であります。
バカも英傑も所詮は骨となるのであります。まさに浮世は値三銭。
己の一生をかける値打ちとしては、まっこと馬鹿馬鹿しいものに、高杉自身も己が望みとして命を賭していることを、男のロマンとして悠々と詠っている印象をうけるこの詩が、あたくし大変好みであります。
わたしの銀魂での高杉への印象も、こういう粋筋なものなので、余計にぐっとくる。
高杉は、もともと家格の高い藩士のお家の嫡男なので、きちんとした教育と武士道を叩き込まれている子なんですけど、武芸にばっかり打ち込んでて、学問そっちのけだったんですね。
でも、早くから高杉の才気を見出していた吉田松陰は、負けず嫌いの高杉の性格を見越して、ひょいっとライバルを与えたんです。
そしたらあれよあれよやる気を出して、見る間に頭角を現したのが高杉さん。笑
賢くて、物の事と成りを解し、先見の明のあった高杉さん。
信に篤いその一方で、己の生きている世界が塵芥であることを知っていた高杉さん。そしてその世界でもがくことに、なんらかの礎を立てることに浪漫を見出していた、刹那主義の高杉さん。
そんな彼だから、典雅で粋なものにも惹かれたのでしょうね。
三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい
これは銀魂同人界でも結構有名な、高杉の作ったとされる都々逸ですが、高杉のインテリ893な性格を知っていくと、この唄にも趣が増します。
高杉が「うるせぇなァ」と口にするその先に、高杉の最愛の国が広がっていて、そしてそれらを含んだもっともっと大きなものと、自分の存在するちっぽけで、くだらない世界すべてを、愛しむような物柔らかな眼で見つめている姿が見えるようです。
なんと勝手で、それでいて愛に満ち、儘よ儘よと生きる、力強い魅力にあふれた人物でありましょうか。笑
最近、高杉萌えが激しすぎまする。
史実の高杉と銀魂の高杉が同じかどうかは、空知御大のみぞ知るところではありますが、それでも、高杉のことを、空知先生自身が「格好いい」と評しているようですので、わたしのなかで
銀時さん≒空知先生
というアホ仮定が立っている以上、銀時さんが、高杉のことを心のどっかで格好いいな、と思ってることは間違いないとさせて頂いている次第です…
そんな、ヤクザで無頼な格好いい高杉くんは、面倒くさくて、孤高で、強がりだけど寂しがりの、、まさに”浮世の申し子”とも言える、銀時さんの複雑で味わい深い人と成りが、魅力的で魅力的で、たまらないのであります。モロに好みのど真ん中なのであります。
そんな高銀を推奨すべく、ただいま高銀小話がんばり中であります。
世の中に高銀がひろまっていきますよーに。なむなむ。
おわり