9:会議は倍返し | おち語録~あずあずは見た!~

9:会議は倍返し

今日の語録:会議は倍返し


発言者:ボス


何をやるのでも。会社で働いていたら、しょっちゅう直面するもの。


それは会議。でも、会議って、実はすごい難しい。


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ボスが社外の人と打ち合わせをする場面によく同席するのだけれど。


いつも、本当に脱帽だなあ、と思わされるのは、その、生産性の高さ。


ボスの発言で、どんどん、その場で色々なことが意思決定に向かって進んでいく。


なぜならば。それは、「じゃあどうするの?」というアイディアが、具体的に出てくるから。


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会議で誰かが発言すると、出席者はそれぞれ、その発言に対して、何かの感想を持つ。


それは、当たり前なのだけれど。えてして、その感想は、言葉になると、ネガティブになることが多い。


それを口に出すこと自体は、悪いことだとは思わない。発言しないのは、最たる悪だから。


後で、「あのとき、実はこう思ってたんだけど」とか、「あれ、実は全然よくないよね」とか、全然ダメ。


だから、発言は大事だけれど、誰かに対して、「ちょっと変えた方がよいのでは」と思ったら。


大事なのは、具体的にどこがダメなのか、どうしていけばいいのか、併せて言うこと。


これが、「倍返し」。ただの感想だけじゃなくて、元々発言してくれた人に、プラスアルファを付加すること。


会議は、「評論家」が参加していたらダメ。部外者的な批評だけならいらない。前に進まないと。


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もちろん。これは、会議を運営する、ということについての基礎事項は当然前提としてあって。


アジェンダセッティングに始まり、合意事項やネクストステップの確認、は必須。


会議の生産性って、参加している人全員の時間に影響してくるから。すごく大事。


その上での、究極の生産性向上、参加者の意見の「倍返し」。意識すると、難しいけど、何か変わるかも。